[旅日記表紙へ]       [旅行記録を開く]   [写真展を開く]   [ホームへ戻る]

2001,冬の北海道・旅日記

[2月14日 出発] [2月15日 層雲峡] [2月16日 摩周からウトロへ]
[2月17日 知床半島] (2月18日 美瑛〜帰宅)

 

2月18日

 

札幌駅には定刻に到着しました。
車体には雪がびっしり・・・。最後尾に行ってみると、雪だるま状態・・・。冬の石北本線がいかに厳しいか、実感させてくれます。

美瑛駅
雪の美瑛駅。クラウンで丘巡りです

さて、今日は美瑛で「車の丘巡り」です。
 そのまま、旭川行き「ライラック1号」に乗り込みます。とりあえず良い天気です。ただし、美瑛の今日の予報は、一日中「雪」マークが・・・・。
天候はだんだんと悪くなり、深川あたりでは、かなりの降り方です・・・。
 旭川で富良野線に乗り換えます。心配していた天気の方も、美瑛駅に着いたときには、雪も止んでいました。
 駅に着いて、レンタカーの受け渡しです。
HCクラスを借りたのですが、来た車は「クラウン・アスリート」・・・。なんと2クラス上の車が・・。
代車との事ですが、かなり得をしました。

さてとりあえず、いつも通り機器類のチェックをして、軽く雪道の感触をロータリーで試します。雪道自体はスキー行くときに走るものの、新潟の雪と北海道の雪は違いますからね・・・。
駅の周りを慣らし走行して、「四季の情報館」で、冬季の道路情報を入手し出発します。

ケンとメリーの木
雪景色の「ケンとメリーの木」

まずは「ケンとメリーの木」。雪がちらついてきた中、駅からR237に出て、すぐ脇道に入り5分くらいで到着。雪の上にポツンと立っているような感じの「ケンとメリーの木」。なかなか良いかも・・・。写真を撮った直後に、雪が本降りになってきました。
 次は「セブンスターの木」を目指します。地図と標識を確認しながら走りますが、雪道自体は難なく走れるんだけど、曲がるポイントが分からずに行き過ぎてUターンしたりと、白一色の景色と降り続く雪に悪戦苦闘しながらも、なんとか「セブンスターの木」に到着。
 すると急に雪が止み、日差しが差し込んできました・・・。日差しを受けて輝く雪原・・・・。ずっごく美しい景色です・・・。
ただし、「セブンスターの木」は雪の壁が邪魔して、撮影できないのが残念・・・・。
 次に「親子の木」を目指しますが、「セブンスターの木」を出発したとたんに、雪が本降りに・・・。しかもガスまで出てきています・・・・。
途中、良い感じの丘があったので、車を止めて少し天候の回復を待ちます。ガスが晴れた瞬間を狙って撮影・・・。で、肝心の「親子の木」は除雪されていないために近づけず・・・。

 その後は「北星の丘」に向かいましたが、雪と積雪で車から降りられずに出発・・・。
 「マイルドセブンの丘」は、道路の積雪が高いため、撮影出来ない・・・・・。さらにガスが掛かったりと・・・・・天候も安定しません。

雪の丘・・・
夏の丘巡りで気に入った丘を・・・・

このあとは富良野線を越えて、「新栄の丘」に向かいます。途中、去年の夏に来たとき、すっごく気に入った丘を撮影して、「新栄の丘」に。こちらも「北星の丘」同様降りることは出来ないほど雪に埋もれていましたが、その前後の丘で、なかなか良い感じの景色を撮影できました。
 この辺は3回目となる美瑛の丘巡り。どの丘の景色が良いかは、過去2回の自転車による丘巡りにより、頭が記憶しています。そして幸いなことに、気に入っている丘への道は、ほとんどが除雪されています♪
 そんな記憶を頼りに、丘巡りを続けます。
 拓真館は時間がないため素通りし、水沢ダムへ。少し撮影した後、時間もないので駅に戻ります。もちろん撮影しながら・・・・・。でも自転車と違い、車だと気持ち的に余裕ありますね。

駅近くのスタンドで給油したのち、13時半に美瑛駅に到着。4時間にわたる雪道&雪の丘巡りは無事に終了しました。
13時43分発の列車に乗り込み、冬の美瑛を後にします。

旭川からは「ライラック16号」に乗り込み、16時ちょうどに札幌駅に到着しました。
1時間の乗り継ぎ時間のうちに、慌ただしく、お土産を購入します。
道内3泊4日の旅、その最後の列車に乗り込むため、5番ホームへ。
ホームに出ると、いつもギリギリに入線していた「北斗星2号」がすでに横たわっています。「スーパーおおぞら8号」の到着ホームが変更されたからでしょう・・・・。
何はともあれ、この「北斗星2号」に乗り込んでしまえば、北海道とはお別れです・・・。

ロイヤル
旅最後の楽しみは、A個室ロイヤル

そんな感傷的な気持ちを和らげるため(?)に、最後に楽しみを・・・・。
今夜の部屋は10号車12番個室。そう、年一回のお楽しみ、A個室「ロイヤル」です。一年ぶりの「ロイヤル」に乗り込み、大勢の「スーパーおおぞら9号」の自由席待ちの人達を眺めながら(笑)、「北斗星2号」は、静かに札幌駅を後にしたのです・・・。

発車後すぐに「グランシャリオ」から、ウェルカムドリンク(ミニバーセット)が運ばれてきます。「北斗星」運行開始から続いている、ロイヤルだけのサービスです。
ビールを飲みながら感傷的になっていると、一回目のディナータイムです。食堂車の3段活用の開幕ですね・・・・。

函館駅にて・・・
道内最後の停車駅、函館・・・・。

ディナーの後は、部屋でウェルカムドリンクのウィスキーを飲みながら、ビデオをみてくつろぎます。この「ゆとり」が、飛行機には無い「北斗星」の旅の最大の魅力です。
シャワー(ロイヤル標準装備)を浴びてしばらくすると、道内最後の停車駅・函館に停車。
 21時46分、函館駅を出発しました。
このあと青森にも停車しますが、函館出発時点での乗り具合、かなり空いています。まぁ、オフシーズンだから仕方ないんですけど、デュエットタイプのA個室ツインデラックスが2室しか埋まっていないのは、ちょっと寂しいかも・・・。
 パブタイムの食堂車で、第2幕を楽しんだあと、列車は知内駅を通過し青函トンネルに・・・。
北海道とは、しばらくのお別れとなったのです・・・・。

おわり

↑一番上へ戻る

[旅日記表紙へ]              [ホームへ戻る]