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36回目・2003 冬の北海道旅行旅日記−2
リアルタイム旅日記として作成

 [2月14〜15日 北斗星3号〜函館・支笏湖]  (2月16日 知床半島) 
 [2月17日 阿寒・摩周エリア]  [2月18〜19日 然別湖〜北斗星2号]

2月16日

 
  オホーツク9号では、まあまあ熟睡しました。留辺蘂あたりで一度目が覚めたくらいですね〜。

どんより・・・と曇っています。。。
朝の網走駅。曇ってます。

 おはよう放送で目を覚まし、外を見ると少し曇っています・・。
網走駅には定刻に到着。ここで釧路行き普通列車に乗り換えます。乗り継ぎまで少し時間がありますが、ホームからは離れません。当然、ベストポジションを確保するため・・・。
ちなみなに冷え込んでいます。気温は−10度くらい・・・・。
 札幌行き「オホーツク2号」が出発してからしばらくして、釧網線車両が入線してきました。車内に入り、進行方向左側最後部の席を確保して、駅前のコンビニで朝食を確保。
網走駅を出発します。

青い海・・・・・(T^T)
流氷が・・・(ToT)

 今日は日曜日なので学生の姿はありません。
桂台を出発して、トンネルを抜けると「真っ白なオホーツク海」のはずが、「青々としたオホーツク海」・・・・(T-T)
 流氷の姿がありません。。。。
まさに去年と同じ風景です。。。
真新しい展望台が作られた北浜駅付近も、流氷の姿は無し・・・。
 それでもしばらく走り、止別-知床斜里間でようやく流氷らしい流氷の姿を見る事ができました・・。ホッと一安心です。。。
 知床斜里に到着、ここで下車し一路知床半島を目指します。
                          7時50分作成

知床斜里駅のオブジェ???
凍り漬けのオブジェ?

 知床斜里からは、バスで知床自然センターに向かいます。
出発まで時間があるので、リアルタイムの更新をしてグレー電話でアップを済ませます。
ところで、斜里駅に面白いものが・・・。なんと魚やカニを凍りづけにして標本のように置いてあります・・・・(^_^;
 さて、8時10分発のバスに乗り込み、いざ出発します。ちなみに乗客は僕を含めて、たったの2名・・・・・、寂しい限りです・・・。
 天気は曇り。ここ最近、雪は降っていないようで、路面はほぼ乾燥しています。それにいつもの事ながら、あまり車は走っていないし・・・・。

 峰浜を過ぎた頃に、車窓に真っ白なオホーツク海が広がります。さすがは知床まで来ると流氷らしい流氷が見られますね^^。
でも、あまりに見る方に気をとられていたため、写真を撮るのを忘れていました・・・。

プユニ岬から眺める流氷・・・
プユニ岬からの眺め

 オシンコシンの滝では、すでに多くの観光バスが止まっています。
斜里を出て50分くらいで、ウトロバスターミナルに到着。ここで一人降りて一人乗ってきます。
 ウトロを出たバスは知床公園線に入ります。流氷は相変わらず海を真っ白に染めています。でも勢いは弱そう・・・。所々に海面が浮き出ていますから・・・。
 バスは上り坂を登っていき、「プユニ岬」を通過。このときようやく車内から写真を撮ってみたりします・・・(笑)
 そして9時10分定刻に、知床自然センターに到着しました。
                       18時05分作成

 知床自然センターに到着後、まず荷物を分けてリュックをコインロッカーに詰め込みます。そのあとコース状態を確認し、「歩くスキーセット」をレンタルします。一日コースで1,800円です。

開拓地コースの入り口
いよいよ出発します

 早速スキー靴を履き、受付でコースマップ(ほとんど無意味だけど・・・(^_^;)。天候は曇り。雪は降っていません。そしていざ出発します。
 まずは「開拓地コース」を歩きます。今日の貸し出しは僕が一番目なので、先行者はいません。ただ昨日はかなり利用していたらしく、新しいスキー跡とかんじき跡が続いています。
 また、所々よく見ると「キタキツネ」の足跡も見つけたりして、なかなか楽しいものです♪

昨日までの足跡。。。
知床原生林の中を・・

 スタートからしばらくは平坦路が続きます。途中で「森林コース」と別れさらに進むと、知床横断道路に出ます。

 さて、一番気になっていたのが、先行者・・というか、昨日までの間にここを歩いた人がいるかどうか・・・なんですけれど、真っ白な横断道路の真ん中にかんじき跡が・・・・。どうやら、昨日までに先行者がいたみたいです。
 となれば、行くしかありません。横断道路を越える際(ガードレールの超えるところに雪が盛ってあるのです)、思いっきり尻餅つきましたが(恥)、今のところ天候も良いようだし、一路、横断道路を歩き出します。
                          18時20分作成

知床横断道路に入ります
真っ白な横断道路

 知床横断道路を歩くのは2年ぶり・・・ですね。
今年の積雪量はそれほど多くはないみたい・・・。ストックで雪を掘ってみますが、すぐに路面が出てきます。積雪40センチ・・と言ったところでしょうか。。
 路面は緩やかな上り勾配がひたすら続きます。時折天候を気にしますが、今のところ大丈夫みたい。。。
 気温は0〜-2度を行ったり来たりしているので、さすがに暑くなってきて、セーターを脱いでしまいました。ひんやりした空気が気持ちいい♪

標高370メートル付近。背後には羅臼岳。。。
羅臼岳は薄雲の中に・・

 どれくらい歩いたのか・・・。標高290m付近を通過・・・。
かんじき跡はひたすら続いています。比較的新しい跡なので、昨日か一昨日か・・・。
 しばらくすると薄日が射してきます。なかなか良い感じかも。。
しばらくして、標高370m付近に達します。目の前には羅臼岳が・・・・うっすらと雲の中です・・・。2年前は良い天気だったんですけどね・・・。

天気はあいかわらず曇ってます
ここまで歩いてきました♪

背後の羅臼岳は雲の中・・・・・・・・・(ToT)
一昨年の到達点に到着しました。

 そんな羅臼岳を眺めながら、さらに先に進みます。距離表示案内板を過ぎると勾配も少しきつくなります。
 そして、出発から2時間半くらい・・・。12時20分頃、前回の到達地である標高500m地点に達したのです。

 持ってきた三脚を使って、まずは記念撮影♪羅臼岳は相変わらず雲の中ですけどね。。。軽く昼食をとったあと、まだ続くかんじき跡を追って、未知なる先に進む事にします。さすがに積雪量は多いですね。そして、雪も舞ってきました。天気はでもまだ持ちそうです。。
 20分くらい歩いたところに積雪計(?)があり、このあたりは1m70cmのようです。。所々雪の吹きだまりもあったりします。
 そして雪もいよいよ本降りとなりつつあった頃、500m地点を出て40分くらいで、標高620m地点に到達しました。
 天候が悪化してきたので、記念撮影をしてすぐに撤退します。かんじき跡はさらに先へ続いてますけどね・・・。ひょっとして知床峠まで続いているのかな〜。。。その知床峠まではあと少しだと思います。3kmあるかどうか・・・・。でも引き返します。すべて自己責任でここまで来ていますからね。遭難するわけにはいきません。

知床峠まではあと少しなんですけど。。
この先に知床峠が・・

ここまで歩いてきました。で、引き返します。
標高620m地点に到達

 で帰りなんですが、向かい風で雪は本降り・・・。顔面めがけて雪が降ってきます・・・(^_^;。さらに気温が-4度と暖かいので、完全防寒している服の中は暑くて・・・(^_^;

帰り道は下り坂なので楽ちんです♪
帰りは下り坂が続きます

 でも、ずっと下り勾配なので、すごく楽ではあります♪滑りながら歩けますから速いし・・・。500m地点まで15分程度で帰ってこれましたから。とりあえず15時半までにスキー板を返却すれば良いんですから。とはいえ時刻は14時をすでに回っていますから、結構焦ります。雪も降り続いていますし・・・。
 370m地点、290m地点を通過し、ようやく出発点に到達しました。そしてさらに進み、ようやく「開拓地コース」に合流し歩く事しばらく・・・、知床自然センターに到着しました。15時を少し回った頃でした。。。
                                20時20分作成

流氷です。バスの車窓から・・・・
バスの車窓から流氷を。。。

 さて、この時間でしたら15時20分発のバスに間に合います。
急いでスキーセットを返却し、いつもの「こけももソフト」を食して、バス停へ。が、しかし、まだバスが来ていません・・・。先に待っている人たちも、雪だるま状態に・・・(^_^;
しばらくしてバスがやってきました。すぐに乗り込み、自然センターを後にします。
 帰りのバスでは汗でぬれた服を少しでも乾かします。窓の外を見ると、一面の流氷原。でも朝と違い、雪が降っていて視界があまりよくありません。でも、流氷の姿を見る事が出来るだけでも良いですけどね♪

止別駅
止別駅です。

 HPに使う写真を選別しているうちに、いつのまにか知床斜里駅に到着します。
駅待合室で明日の「神の子池オフ」に参加する、Aさんと合流。駅で待っているのももったいないので、ちょうど来た網走行きに乗り込みます。
 そして、隣の止別駅で下車。この止別駅にはまだ降りた事が無かったので、一度降りてみたかったのです。
 駅内部はラーメン喫茶「えきばしゃ」になっていて、北浜駅とはまた違った雰囲気です。
しばし眺めていた後、釧路行き列車に乗り込み、一路、川湯温泉に向かいます。
                               22時20分作成

川湯に到着
川湯温泉駅です。

 さて、その釧路行きですが、乗り込んでびっくり・・。満員・・・と言うより、めちゃ混みです・・。でもなんとか席を見つけて落ち着きます。
次の知床斜里で22分停まりますが、乗客数に変化無し。こんなに混んでいる釧網線列車って、初めて見ました。夏でもこんなに混まないのに・・・。ところで、本来の予定では、知床斜里駅17時20分着のバスに乗る予定だったんですけれど、そのバスが来ないんです・・・。出発直前の29分までバスターミナルを見ていましたが、結局バスは来ませんでした。もし、そのバスに乗っていたら、間違いなくこの列車には乗れなかったでしょう・・・。
 さて、この列車には、明日の「神の小池オフ」に参加するMさんも乗っているはずなんですが、見当がつきません・・・この数では・・・(^_^;
 結局、まぁいいか・・・と言う事で、リアルタイムを書きながら過ごします。

民宿「我家」での夕食
今夜の夕食。「鹿肉」もあります♪

 川湯温泉では、半分近くが下車します。残りは摩周か釧路かな・・・。ほとんどが温泉街行きのバスに乗り込み、各宿に向かいます。
 さて、今夜の宿は、川湯温泉での常宿・民宿「我家」です。
到着して少ししてから夕食♪ いつもながらに「鹿肉」を頂きます♪ ちなみに今夜は僕一人。昨日も一人だそうで。で、明日も女性が一人だそうです。う〜ん、一日ずれていれば・・・(こらこら・・・・ヾ(^^;)
 食後は部屋に戻り、再びリアルタイムを書きながら過ごします。

今年は見る事出来ました、人工ダイヤモンドダストを♪
写真では分かりませんね・・(^_^ゞ

 20時半少し前になって、今夜のメイン「ダイヤモンドダストパーティー」に向かいます。去年はこの時間で-1度と暖かく、何も見えなかったのですが、今夜は-5度まで冷え込んでいます。まだ暖かいんですけどね。
 さて、会場に着くとすでにイベントは始まっていました。と、見えます、見えます♪
 ライトの近くで見上げると、キラキラと光る氷の粒・・。まさしくダイヤモンドダストです。
いかに人工的に作り上げるとは言え(バルーンに吊したドライアイスがダイヤモンドダストの素になります)、やはり美しいものは美しい・・・・。しばらく、ぼ〜っと見入ってしまいました。感動してましたね。ホント美しい・・・。
 結局、イベント終了まで人工ダイヤモンドダストに見入ってしまいました。

 その後は、会場裏の遊歩道を散策した後、お土産屋でキリ番ゲット用の土産を購入し、宿に戻って温泉に浸かったのです。強酸性の温泉は良いですね〜♪
                         23時25分作成

 

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