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36回目・2003 冬の北海道旅行旅日記−3
リアルタイム旅日記として作成

 [2月14〜15日 北斗星3号〜函館・支笏湖]  [2月16日 知床半島] 
 (2月17日 阿寒・摩周エリア)  [2月18〜19日 然別湖〜北斗星2号]

2月17日

 

朝食です
朝食です。

 昨夜のことですが、22時頃にお客を乗せた観光バスがホテルに到着したのを見ました。あんな遅くに到着するツアーっていったい・・・・(^_^;

 今朝は6時半過ぎに起きました。
外に出していた温度計を見てみると、「−10度」を指しています。日が射しています。
・・・と、空気中をキラキラと舞うものが・・・「ダイヤモンドダスト・・・・・!?」
ほんの一瞬ですが、初めて見る事が出来ました♪

ダイヤモンドダスト会場です。
今朝の気温は-10度でした。

 その後、朝食をおかみさんと話しながら食べて、出発準備を整えます。
 そして、7時45分に宿を出発しました。我家に宿泊すると、鹿の角キーホルダーをもらえるのですが、今回もらったのは角の先っぽ・・・と言う大変貴重なものでした♪

 さて、バスに乗り込む前に、昨夜のダイヤモンドダストパーティー会場に立ち寄ってみます。気温は−9.7度と表示されています。
 しばらく会場内をフラフラしていると、太陽の方に目をやったとき、キラキラと確かに舞っています。ほんの一瞬一瞬ですが、たしかにダイヤモンドダストです。天然のダイヤモンドダスト・・・。言葉を失う美しさ・・・・、ぼ〜っと見入っていました。。。
 そして、8時発の川湯温泉駅行きバスに乗り込み、温泉街を後にしたのです。。。
                          8時30分作成

 さて、川湯駅行きのバスの中で、今日の「神の子池オフ」のメンバーである、AさんとMさんに合流します。Mさんとは初めてのご対面になります。
 川湯温泉駅から釧路行き普通列車に乗り込みます。短時間でリアルタイムの更新を済ませ、摩周駅到着後にアップを行います。
 さて、ここ摩周駅からは、いつものようにレンタカーを借りています。駅員さんにも半ば顔を覚えられているようで(笑)、ごくスムーズに手続きを終えました。

摩周駅と「マークII」君
摩周駅をバックに

 今日の相棒は、去年11月に借りたのと同じ「マークII君」です。もちろん頼んでもいないのにカーナビ付きです♪
 摩周駅を出発して、まずコンビニに立ち寄りそのあと、弟子屈郵便局に立ち寄ります。旅行貯金を・・・・・・・・・と思ったのに、忘れました・・・・通帳を・・・(T-T)
 郵便局を出た後は、とりあえず「養老牛温泉・からまつの湯」に向かいます。
天気は良い天気なんですが、摩周岳付近には分厚い雲が・・・・。
 国道はほぼ乾燥路と化しています。ここ数日は雪が降っていないような感じですね。太陽に照らされた雪原が美しい・・・・・♪

「からまつの湯」です。湯温が温くて・・・・(T^T)
湯加減が温くて入れません
でした・・(T-T)

 国道から養老牛方面の道道に入ると、さすがに路面も雪が多くなってきます。
裏摩周清里線を通過し、養老牛温泉に入っていきます。このへんから真っ白な道になりますね〜。。。
 養老牛の温泉街を通過し、除雪されている林道を走る事しばらく、「からまつの湯」に到着です。二人ともこの温泉に来るのは初めてとの事。さっそく湯加減を計るために、湯船へ手を入れてみますが、「ぬるい・・・・・・・・・・・(T-T)」
 水を出すバルブが開きっぱなしになっていました。。。仕方ないので、「からまつの湯」は写真だけ撮って、来た道を戻ります。。
                      20時10分作成

 「からまつまの湯」を出た後は、裏摩周線に入りひたすら走り続けます。
このあたりから雪が本降りになってきました。路面もほぼ圧雪状態で、雪煙を巻き上げながら走ります。それにしても、天気悪くなってしまいました・・・・。
 しばらくしてスノーシェルターをくぐり、裏摩周展望台入り口を通過。ここで峠を越えた事になるのですが、天候は一向に回復する見込みはありません。
 路面状態に神経を使いながら走り続け、ようやく神の子池入り口に到着。林道に入ります。

雪の中の「神の子池」
ここまで除雪されていようとは・・(T^T)

 林道は新しい車の跡があるので、先行者がいるようです。
しばらく走り、そろそろ行き止まりかな・・・・・と思いつつ、除雪はさらに先へ進んでいます。少しして「何か去年と違うような・・・」という気がしてきました。
 あきらかに、去年の除雪区間をとうに過ぎています。。。と、「神の子池林道」と書かれた杭を通過・・・。
「えっ・・・・・・・、今の・・・・・・」
 まだ除雪は続いています。まさか・・・・・・・・・・。
そのまさかが現実のものになってしまいました。。
なんと、神の子池駐車場まで除雪されていたのです(ToT)。

音もなく、静かです・・・・♪
音もなく静粛に包まれています

 もう・・・、言葉すら見あたりません。。。。
もの凄い、大ショックでした。。。
 「冬の神の子池」は簡単には到達できない、秘境の切り札的な感じがあるし、簡単にはたどり着けないからこそ、行ってみたい・・・と思うのに。。。
こんな場所まで除雪されているとは。。。
 さらに、当然というか、神の子池周辺の雪は踏み固められています。
 冬は景色を独り占め出来る、静かにまったり・・・と眺められる時だったのに・・・。現に他にも観光客がいましたから。。。
今日のメインが、こんな形で終わってしまうとは。。。

 ちなみに除雪されていたのは、神の子池駐車場から延びる林道の先で工事をしているから、らしいです。清里営林署の車が数台停まっていましたから。。。

オーチャードグラスで昼食タイム♪
「ビーフシチューセット」♪

 ショックを引きずったまま、神の子池を出発します。こんなにショックを受けたのは、ホント久しぶりの事です。。。
 さて一度緑地区まで走り、そこから国道391号に合流し、川湯方面へ走ります。天気は相変わらず、雪が本降りです。路面は圧雪。なかなかに怖いですね。
 峠を越えてもなお変わらず・・・。それどころか低い雲が立ちこめており、硫黄山すら見えません・・・。
 とりあえず、川湯温泉駅に車を止め、オーチャードグラスにて昼食タイム。そこで、今後の予定を練り直す事にします。
                          20時35分作成

冬の硫黄山。迫力はなかなかの物です♪
冬の噴気口は迫力満点です。

天気は良くないです・・(T^T)
天気はあまり良くありません・・。

 オーチャードグラスでの昼食タイムのあとは、Mさんのリクエストである、硫黄山に立ち寄ります。冬の硫黄山は外気温の低さもあって、夏以上の迫力を見せてくれます。
 ところで、なんか急に寒くなってきた気がします。
「温泉たまご」を買って戻る頃に温度計を見ると、-10度を指しています。さらに風が強い為、体感温度はさらに低く・・・。
 レストハウスで少し暖まったあと、硫黄山を出発します。

 硫黄山を出たあとは、いろいろ迷った末、阿寒湖を目指す事にしました。
一度弟子屈まで戻り、そこから国道241号「阿寒横断道路」をひた走ります。
 天気は相変わらずの雪に加え、強風が吹いていて、地吹雪みたいです。防雪板とでも言うのでしょうか、それがいかに重要かを思い知りました。
 それにしても、いつもながら車が走っていません・・・・。

冬の阿寒横断道路です。。。
圧雪・凍結路・・・・(^_^;

 阿寒峠に差し掛かると、完全な圧雪&凍結路になっています。なかなかに怖いですね〜。時折流れますから・・・・(^_^;
 でも、FR車の雪道走行に比べれば、はるかに楽ですけどね。。。

 阿寒峠も頂上付近になると、太陽が雲の向こうにうっすらと姿を現してきました。。
雪もほぼ止み、少しずつ天候が回復してきたような感じでもあります♪
 双湖台駐車場は除雪されていませんでした。ただ、駐車スペース分には除雪されていましたけど。。。

阿寒びなは健在でした♪
「阿寒びな」です♪

後ろは雪で出来たゲストハウスです
阿寒湖は地吹雪状態でした・・(^_^;

 下り坂に差し掛かって除雪車を追い抜くと、圧雪路になっています。見事なほど豪快に雪煙を巻き上げながら走ります。対向車ともに・・・(笑)

 川湯硫黄山を出発して、1時間半くらい、15時40分頃に阿寒湖へ到着しました。
駐車場に車を止め、歩いて「阿寒湖上フェスティバル会場」へ向かいます。
 気温は-10度で、強風が吹いていて、ほんど地吹雪状態・・・・。スノーモービルで走っている姿も、ほとんど見えません。
 あまり時間も無いので、雪像を撮ったりしたあと会場を後にします。
 このあと、「かんじき」履いて「太郎湖」も考えましたが、いろいろ考えて取りやめ、屈斜路湖に戻る事にします。
 今来た阿寒横断道路を戻りますが、天候はぼ回復したようです。
双湖台に来るとペンケトーの姿が♪。すぐに駐車スペースに車を止めて、歩いて撮影ポイントまで行き、写真に納めます。観光バスも何台か停まったりしてますけど。。。
 -13度の強風なので、すぐに撤収し峠を下ります。
 峠を下るにつれて、青空まで広がるようになりました。これは期待して良いかも。。。
 当初は屈斜路湖コタン温泉を目指していたんですが、ここはやっぱり向かうしかないようです。もちろん「摩周第一展望台へ♪」

「ペンケトー」です。ちようど晴れてきました♪
双湖台から「ペンケトー」を♪

雲に包まれた雄阿寒岳
雄阿寒岳の姿が・・。キレイです♪

                                   21時作成

全面氷結では無かった・・。残念!
部分的に氷結している摩周湖

 阿寒横断道路から弟子屈を抜け、国道243号から摩周横断道路に入ります。
天候はまあまあ・・・ですね。摩周岳もうっすら・・・・とですが、姿を見せてくれています。
 標高があがり、だんだんとその瞬間が近づいてきます(笑)
 摩周第一展望台に到着。新装になったレストハウスがすでに営業を開始しています。
 さて、展望台にあがると・・・見えました♪うっすらと雲が掛かっているものの、中之島まで見る事が出来ます。

第一展望台から眺める夕日。。
ちょうど夕日を見る事が出来ました

湖面は、手前側が氷結していますが、湖の中央部は氷結していません。やはり暖かいんですね〜。部分氷結の摩周湖・・・と言ったところでしょうか。。。
 ちょうど、夕暮れ時ということもあり、硫黄山の方を見ると沈む夕日を見る事が出来ました♪。すっごくキレイな夕日です。。。
 日没後、レストハウス内に入ってみますが、キレイになりましたね。特にレストランが。
でも、全体的にこぢんまり・・・としてしまった感じもしますけどね。。。
 ところで今は、10時〜16時に限って、摩周第3展望台から川湯へ抜ける事が出来るんですね〜。前は冬季通行止めだったのに。良い事を知りました♪

雪道を走り抜いた「マークII」君です。
お疲れ様〜♪

 さて、摩周第一展望台を出発した後は、再び川湯温泉に向かいます。
すでに凍結した路面に肝を冷やしながら走り続けます。
川湯温泉に入ったのが17時半・・・。温泉街を出て少し走ったところで「砂湯」は諦めUターンし、温泉街のスタンドで給油。その後、川湯公衆温泉でお風呂タイムにしたあと、川湯を出発。ちなみに気温は-11度。今夜は最高のダイヤモンドダストパーティーでしょう・・・。しかも明日の朝は-20度近くまで冷え込むとか。ダイヤモンドダストがキレイでしょうね〜。・・・・・・・・・・悔しいっ!(爆)
 あとはひたすら走り続け、19時ちょうどに、摩周駅に到着したのです。。。
                          22時30分作成

「あんじろ」で夕食を・・・
「あんじろ」で夕食タイムにしました

 摩周駅でレンタカーを返却したあとは、リアルタイムの作成に取りかかります。
摩周駅19時41分発の網走行きに乗り込み、摩周をあとに・・・。
車内では当然のごとく、旅日記制作に精を出します・・・(笑)
 携帯にネッ友のHさんからメールが入って、「麗門亭は22時頃まで営業しているそうです・・」と。これは期待できそうです♪

今夜の宿「オホーツク10号」で網走を後にします。
「オホーツク10号」で網走を後に・・

 摩周から1時間半程度で、網走駅に到着しました。
すぐに改札を抜け、麗門亭に向かいますが・・・・・・・・・・・・・(T-T)
すでにお店は真っ暗・・・でした。トムさんや4代目のマスターの頃は、22時まで営業していたのに。。。。
 仕方ないので、隣の「あんじろ」に入ります。そして、「ハンバーグセット」を食します。
自家製ハンバーグが美味しいですね♪♪
 そして、22時20分発の、札幌行き「オホーツク10号」に乗り込み、網走を出発しました。
今夜の宿は、3号車6番下段です。道内最後の夜は更けていきます・・・。
                         22時50分作成

 

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