天売島のメインストリート♪
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宿の料金を精算して、リュックを預かってもらい、ザックをしょって8時半過ぎに出発します。
まずは天売島のメインストリートを歩きます。商店・床屋・パブ・消防団・郵便局・役場支所・羽幌高校・小中学校と、天売島の中枢区間です。
この天売高校、ホントに生徒がいるのか凄く気になっているんですよね〜。さっき宿の人に聞いておけば良かった・・・と後悔。。。
天売島唯一の信号機を通過し、消防団には「開設100周年」の記念碑が建っていました。確か去年は無かったはず。。。
しばらく歩くと、旧天売YH跡の鰊番屋があり、ちょっと除いてみます。今にも朽ち果てそうな建物の中は確かに現役の宿のようですが、今日は営業していないみたいです。。
ここから天売島無人地帯へ
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メインストリートを越えると、民宿黒崎を合図に道が細くなります。焼却場を過ぎて、天売生コンを過ぎると、いよいよ赤岩への急坂区間に入ります。
さっきまで曇りだった天気が、いつのまにか晴れてきました。これはマズイという事で、ここで日焼け止めクリームを腕と首筋に散布して、出発します。
あいかわらず、坂道は急です。。。日差しが強くなってきますが、風が冷たいのでさほど暑くなく、少し楽かもしれません。
ウトウ観察用の小型カメラ
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ひたすら登り続けますが、追い抜いていく車もバイクもありません。。8月はけっこういるんですけどね〜。。。
坂の途中で、小型CCDカメラを見つけました。「北海道海鳥センター」と書かれているので、どうやらウトウの定点観察用のようです。実は同じような無人カメラを、昨日屏風岩展望台でも見かけていました。
登り続ける事20分くらいで、赤岩展望台の駐車場にたどり着きます。ここの駐車場のトイレが、新しく立て替えられているんですよ。キレイなトイレになっています♪
とにかく、海の美しい事・・。
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さて、赤岩展望台に立ちますが、ウミネコの大合唱でかなり賑やかです。夕方ほどではないものの、もの凄い海鳥の数です。8月ではまず見る事が出来ませんね。
しばらくぼっ〜と海を眺めています。一日眺めていても飽きませんが、そう言うわけにもいかないので、後ろ髪を引かれながら赤岩展望台を後にします。
展望台付近の地面には無数の穴が空いていますが、これらがすべてウトウの巣になんですよね〜。。。この穴めがけて突っ込んでくるんですから・・・(^_^;
今度は、帰巣のピーク時に見てみたいものです。
黒い穴がウトウの巣
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この辺りから眺める焼尻島が良いですね♪
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屏風岩展望台の風景です。
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赤岩を出発して、再び上り坂を歩き続けます。
しばらく登ると、いまさっき歩いてきた場所を眼下に眺めつつ、焼尻島がキレイに見渡す事が出来ます。いつのまにか、雲一つ無い快晴になっていました。
赤岩を出発して15分くらい・・・かな。屏風岩展望台に到着しました。少し予定より時間が押しています。。。寄り道トイレが響いたかな・・・(笑)
島の緑と海の青さが最高です♪
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屏風岩からの眺め・・・、いつ見ても透き通ったキレイな海ですね〜。ここもウミネコの鳴き声が凄いです。まさに野鳥観察舎です^^。
ここも、ずっと眺めていたい衝動に駆られますが、泣く泣く出発します。
屏風岩から観音崎までは、結構長い距離を歩く事になりますが、ずっと、焼尻島を眺めながらでもあります。
時折顔を覗かせる、日本海がまたキレイなんですよね〜。
観音崎から見る天売島の断崖絶壁
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ここを歩いているとき、自転車が2台と車が1台追い抜いていきました。でも、歩いている人はいません。。。
歩く事40分くらい・・・。ようやく観音崎展望台に到着しました。
時間が無いので、写真だけ撮って、すぐに撤収することにします。帰り際、「もう一泊したいな〜・・・」なんて思っていました。明日の網走の予報が「雨」なので、天気の良い天売島にもう一泊したい・・・ってふうに。。。かなり迷いましたけど、予定通り帰る事にします。
また来年、帰ってくると誓いながら・・
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観音崎を出ると後はずっと下り坂が続きます。そして、予定より20分ほど遅くなって、12時20分少し前に宿に到着しました。
リュックを受け取り、宿の車で天売港まで送ってもらいます。車中でご主人に聞いてみました、天売高校の生徒数を。そしたら、8〜9人いるとの事です。
そして、12時40分発の高速艇「さんらいなぁ」で天売島を後にしました。
「また来年帰ってくるよ〜」と言い残して・・・・。
19時10分作成 |