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 リアルタイム旅日記3周年記念 
38回目・2003夏の北海道旅行・I旅日記−4
リアルタイム旅日記として作成

[7月24〜25日 出発〜天売島] [7月26日 天売島・焼尻島]
 [7月27日 知床半島] (7月28〜29日 小樽オタモイ〜夢空間北斗星)

7月28〜29日

 
 

ちょっと天気が悪いです。。
函館本線お気に入りの車窓

 「オホーツク」車内では熟睡しました。おかげで起きたのは札幌駅到着5分前でした・・・(^_^;。放送が入って「江別かな・・・・・」と思ったら、「あと5分で終点札幌です・・・」と。飛び起きました〜(笑)
 札幌には定刻に到着しました。すぐにリュックから必要な荷物をザックに移して、リュックをコインロッカーにしまい、7時14分発の小樽行き普通列車に乗り込みます。乗車前に朝食に「夏のお祭り弁当」を購入し、今日は平日という事と時間が時間なので、発車と同時に食べ始めます。案の定、次の駅から続々と乗客が増えていき、通勤客に混じっています・・・・・(^_^;
銭函を出て、日本海を眺めながめつつ、小樽駅に到着しました。
                       13時25分作成

崖の先に小さなトンネルが見えます。
崖の遊歩道からの眺め

かつて龍宮閣のあった場所からの景色です。
龍宮閣のあった場所からの風景

 さて、小樽駅からは路線バスに乗り換え、オタモイに向かう事とします。
案内所でバス停を確認し、8時半のバスに乗り込みます。
 車内でリアルタイムに手を付けようとするものの、あっという間に目的地の「オタモイ団地」に到着し、ここで下車します。
 バスを降りたら、あとは歩き続けるのみです♪オタモイ海岸を目指して歩き出します。急坂を登り、その後かなり長い下り坂を歩き続け、オタモイ海岸に到着しました。
ただ、目的は海岸ではなく遊歩道です。ここオタモイ海岸は戦前に一大リゾート地だったようで、断崖絶壁に作られた歩道とトンネルが、その名残を伝えています。
 しばらく歩いて、その小さいトンネルをくぐります。良い景色が眼下に広がっています。
かつて龍宮閣があったところに展望台がありますが、かなり良い景色です。それにしても、昭和の初期に、よくもこのような断崖絶壁に豪華な建物を作ったものだと関心していまいます。

帰りはまさに獣道を歩きます・・・・・
まるで秘境の地みたい(笑)

 展望台を見た後は、来た道を引き返すのではなく、そのまま山の斜面を登っていく遊歩道・・・・と言うより、ほとんど登山道を歩いていきますが、草木が生い茂っていて凄いです。まるで秘境の地を目指して歩いているみたい・・・(^_^;。
クモの巣に怯えながら、なんとか行きに通った道に出る事が出来ました。。。
                      
14時55分作成

赤岩山自然遊歩道の入り口です。
自然遊歩道の入り口

いたるところに、クルマユリが咲いています。ちょっとびっくり。。。
可愛いクルマユリの花。

 さて、行き来た道に出ましたが、これで終わりではありません。当然ながら水族館まで出る予定でいます♪
 出口ま前にある、赤岩山自然探勝路を歩き始めます。こちらの方は、軽いトレッキング程度かな〜なんて思ったのもつかの間、探勝路は登山道に名前を変えたのです・・・(^_^;
 標高は大したこと無いのに(391メートル)、とにかくキツイ上り坂が果てしなく続きます。
約2週間半後に控えた、知床峠徒歩越えの前運動にはもってこいかもしれません。とは言うものの、こういう歩き方をすると、体力の衰えと言うものをひしひしと感じたりして・・・、って言うか、単なる運動不足ですね・・・(^_^;
時間にして30分くらい登ったでしょうか・・・、頂上に到着しましたが何にもないです。ただ登りが下りになっただけ・・・・・。なんとなくつまらなかったり・・。
 遊歩道を歩いていて、この小樽にもクルマユリが咲いているのを見かけました。結構な数でしたね〜。クルマユリって確か高山植物だった気がするんですけど。。。。でも、この小さなオレンジ色の花を見ていると、疲れも吹き飛びますね〜。

オタモイ海岸の風景です。キレイ〜♪
オタモイの景色をビューポイントから

下り始めてからしばらく歩くと急に視界が開けて、日本海が眼下に広がります。この探勝路唯一のビューポイントらしいです。眺めは最高ですね。小樽市の市街地からさほど離れていないのに、これほどの自然が残っている・・・というのは、やはり良いものですね〜。
 さらに歩く事1時間くらいで赤岩山自然探勝路を抜け出ました。でもここがゴールではなく、続いて下赤山遊歩道に入っていきます。
こちらもすぐに急坂が続いた後、所々にビューポイントがあって、青々とした日本海を眼下に眺める事が出来ます。されに断崖絶壁なので、迫力もかなりのもの・・・・。

景色は最高ですね♪
所々にビューポイントがあります。

オタモイ付近の海の色も最高です。。。
まさに積丹ブルーの海が・・・

 またこちらの遊歩道には、道端にほぼ等間隔でお地蔵さんが鎮座しております。その表情が一体一体違うので、なかなか楽しかったりします。
上り坂が下りになってしばらく歩くと、ようやくゴールとなる景色が見えてきました。
 そして、赤岩山自然探勝路から歩き始めて2時間半、オタモイ海岸から小樽水族館までの、オタモイ海岸遊歩道を制覇したるです♪

自然遊歩道を歩ききりました♪
自然遊歩道の出口です(^^)v

鰊御殿付近の景色を眺めます。。。
眼下には鰊御殿の風景・・

ウニ丼♪
この旅最後のウニ丼♪

 さて、時間もすでにお昼なので、ここで昼食タイムにする事にします。
バスの時刻を確認して、ともかく喉がカラカラだったので、水分補給をして一息ついたところで、水族館前にある民宿食堂の空いている方で、小樽産の「ウニ丼」で昼食タイムにします。これで、道内滞在4日間すべての日で「ウニ丼」を食べると言う快挙を成し遂げたのです(おい)。
 さすがに、小樽あたりになると値段も高くなりますね。この量で3,000円でした。でも、味はなかなか美味しかったです♪

 ウニ丼を食べた後は、バスに乗り込み小樽駅に戻ります。
車内でリアルタイムを書きながらでしたが、書いているうちにウトウトしてきたり・・・。

日本酒とホワイトピーチです。

 小樽到着後は少し時間があったので、小樽運河までお土産探しついでに歩いてみましたが、もの凄い観光客の数でした・・・・・・(^_^;
 結局お土産は札幌駅で買う事にして、いつもの「北のアイスクリーム屋さん」で「日本酒」と「ホワイトピーチ」のダブルを購入(ホントは「ホワイトピーチではなく、「もち米」にしたかったんですけど売り切れだそうで。。。)。ホワイトピーチはまんま桃の味で、日本酒の方は「・・・・・・・・あぁ〜、日本酒ね〜〜〜。。。」と言った感じでした(笑)
 そして、14時34分発の快速エアポートで小樽を後にしたのです。
                    17時15分作成

 札幌駅到着後、お土産を物色し、コインロッカーからリュックを取り出して、改札に向かいます。。。。最後の列車が近づいてきました。。。

さて、夢空間北斗星号に乗り込みます。
一番の楽しみ、夢空間北斗星。

 5番ホームにあがると、帯広行き「スーパーとかち7号」が入線中。ホーム上の札で「北斗星6号車」まで移動します。
 15時50分、帯広に向けて「スーパーとかち」が発車していきました。隣のホームには「スーパーホワイトアロー」も発車していきます。
 16時を少し回った頃、上野行き寝台特急「夢空間北斗星」が5番ホームに入線してきました。約1年半ぶりの「夢空間」であり、2週間後にはこの列車で北海道に旅立つ列車でもあります。
 今夜の宿、6号車7番個室ソロに落ち着き、16時12分、札幌駅を出発したのです。

ラウンジカーの通路。ゴージャスです〜^^。
ラウンジへの通路です。

 さて、普段は「カシオペア」の運転時間ですが、夏休み期間は「カシオペア」が運転しない日に「夢空間北斗星」が運転されています。
 札幌を出発して、今か今かと待ちくたびれた車内改札を済ませ、部屋の鍵を受け取ると同時に、4号車ロビーカーを無視して、2号車のラウンジカーに移動します。
 去年のGW以来の夢空間車両です。久しぶりです。
まず、シャワーカードを購入して、ラウンジカーのソファに座ります。自動演奏のピアノが曲を流し、一種独特な車内雰囲気を醸し出しています。
 去年もそうでしたけど、たとえ個室をゲットしていても、夢空間車両に入り浸りとなります。ビールで旅の最終日に浸りながら、車窓の景色を楽しみつつ、リアルタイムの更新をしてラウンジカーでの一時を過ごします。。。

ラウンジカーの車内です。
ラウンジカーの車内。豪華です。。

ラウンジカーにあるピアノ。自動演奏します。
自動演奏のピアノもあります。

                        19時40分作成

展望食堂車のまさに展望席です♪
展望食堂車の展望席♪

 札幌を出発して、南千歳、苫小牧、東室蘭と停車していきます。普段の「2号」より1時間も早い、「カシオペア」の運転ダイヤですから、ちょっと違和感があったりします。
でもまだ明るい時間帯に出発するというのは、いかにも長距離列車らしくて、良い感じですね〜♪
 東室蘭の到着寸前に、1号車ダイニングカーから1回目のディナー開始のアナウンスがありました。「まだ10分も早いじゃん・・・・・」と思いつつ、PCなどを自室に持って帰り、18時ちょうどにダイニングカーに入りました。

機関車とご対面しながらの食事です(笑)
ダイニングカーでの食事の始まり♪

 放送が入ってからラウンジカーで人の動きが無かったので、まさか・・・・・とは思いましたが、やはり利用客はσ(^^;一人でした・・・・。
 4人テーブルに和食の用意はされているものの、σ(^^;しかいません。日本で一番豪華な展望食堂車だというのに、利用がこれだけだなんて・・・。去年のGWもそうでしたけど、これじゃ、あまりにも「もったいない」です。。。

内浦湾を眺めつつ。とにかく展望はすごいです。
車窓はパノラマ風景です^^。

日本一豪華な食堂車なんですけどね〜。。。。
豪華な食堂車なのに・・・。

 さて案内されたテーブルは、去年座った2人用の展望席です。そして、目の前にはDD51型ディーゼル機関車の顔が、こちらに睨みを効かせています(笑)。
 最初は期待していなかったんですけど、いざ席に座ってみると、大型曲面ガラスのおかげで、死角がほとんど無く、斜め前方もよく見えるので、これはこれで良いのかもしれません。悪くはないですね

 しばらくして、オードブルが運ばれてきます。メニュー見たときに分かっていましたが、「北斗星メニュー」なのです。せっかく「カシオペア」の代理なんだから、「カシオペアメニュー」かな・・・と、少しだけ期待していたんですけどね〜。。。。
 でも、同じメニューでも、食堂車が違うと、やはり料理の雰囲気も不思議と違ってくるものです。
 伊達紋別を発車した直後、4人テーブルにお客がやってきました。どうやら、東室蘭から乗ってきた乗客のようです。
 まぁこれで、食堂車の貸し切りは回避されました・・・・。

日が暮れる頃にメインディッシュ
日も暮れだして・・・。

 この夢空間のダイニングカー、展望食堂車なので車内の通り抜けというものが無いので、落ち着いて食事できるのが魅力ですね。また展望タイプですので、カシオペアの食堂車より視界も広いですし、車内のインテリアも、「トワイライトEXP」のダイナープレアデスの上を行く豪華さですから。。。

 ちなみに、今日のアテンダントさんは、今回で確か3回目だったと思います。以前と同じ人を見かけると、なんだかホッとしますね〜。
そして、前もこのアテンダントさんに写真を撮ってもらったんですけれど、予想通り今回も写真を撮ってくれました♪

外も暗くなると一段と豪華さを増す食堂車
日が暮れると雰囲気が一段と・・

 「北斗星」でこういうサービスも、意外と珍しかったりします。って言うか、食堂スタッフのサービス精神に寄るものなんでしょうけど・・・・。
 食事開始が18時と良い時間でしたので、夕暮れ時の車窓の移り変わりを楽しみながら食事できるのが良いです。
 ただ、最近は食事中に一人だと寂しさを感じるようになったのは、やはり加齢現象と言うものなのでしょう・・・・・・・・・・・(^_^ゞ
 結局、1時間20分の予約時間ギリギリまで、ダイニングカーの雰囲気を楽しんでいました・・・・♪
                      20時15分作成

夜のラウンジカーの風景です。
夜のラウンジカーです。

 食後は、再びラウンジカーに入り浸りとなります。
普段、個室を使うときはそれほどロビーカーに入り浸ったりはしないんですけど、夢空間ラウンジともなれば、話は別です。この時間まで、ラウンジカーとダイニングカーに入り浸り、自室にいたのはおそらく発車後の検札までの時間でしょう・・・・(笑)
 やはり、ラウンジカーとロビーカーでは、ソファの質感が違いますからね〜。ダイニングカーのソファは、かつての展望車を思い起こさせるような雰囲気も醸し出しています。
 ただ、乗客の反応を見てると面白いんですが、ラウンジカーはあまり人がいなくて、ロビーカーが盛況なんですよ。。。う〜む・・・・(^_^;

展望食堂車です。外から眺めても豪華です。。。
函館からは最後尾に・・

ラウンジカーから函館駅ホームを・・・
道内最後の停車駅・函館。

 すでにダイニングカーでは、2回目のディナータイムの真っ最中・・・。
八雲・森と停車していき、あとは函館を残すのみ・・・となってしまいました。
ここで自室に戻り、シャワータイムの準備をしておきます。21時からの予約なんですが、「2号」より、1時間くらい早いんですよ・・・時間が・・・。
 20時54分、函館駅に到着しました。
いつものように、車号チェックも兼ねて、ホームを小走りしています。毎度の事ですけどね・・・。その間に、自室では携帯を使って、道内最後のアップも行っています。
 21時ちょうどに、函館駅を出発しました。
車内に戻って、速攻でロビーカーに向かいます。ラウンジカーが付いているのにロビーカーまで付いている理由は、シャワールームと自動販売機なんですよね。ラウンジカーには両方の設備は無いですから。。。

 シャワータイムでさっぱりとしたあとは、自室に戻って一休みします。
なにしろ、ほぼ1時間早いので、青函トンネルに入るのも1時間早いんですよ・・・。
 そして、21時52分、知内駅を通過して知内の夜景を眺めつつ、青函トンネルに入っていったのです。。。
 とは言うものの、時間はまだ22時です。と言う事で、お約束のパブタイムに向かいます。

流れ去る景色を眺めながら・・・・
吉岡海底駅通過中

 函館からは展望食堂車が最後尾となります。
 ディナーの時と同じ座席で、サッポロクラシック生と、ソーセージ盛り合わせで、青函トンネルを眺めながら、最後の晩餐といきます(笑)。
 途中、吉岡海底駅を通過する写真をとりましたが、トンネル最深部が分かりませんでした。確か、グリーンの蛍光灯が目印なんですけど、蛍光灯は一切無かったですし、気が付いたら竜飛海底駅でした。。。。
 竜飛海底を過ぎた所で、ダイニングカーを後にして、自室に戻りリアルタイムを書く事にします。そして、本州に上陸してしまいました。。。
 もうすぐ、札幌行き急行「はまなす」と行き違いになるはずです・・・。
                    23時作成

朝食時間帯はさすがに混んでます。。
朝食はさすがに混んでます。。

ダイニングカーの4人用個室
個室もありますが使われていません

 昨夜の「はまなす」は、まあまあの乗車率でしたね。まだ増結はされていませんでしたが・・・。青森の運転停車でリアルタイムをアップしたあと、そのまま引きずり込まれるかのように夢の中へ・・・・。
 久しぶりに、熟睡しましたね〜。ふと目が覚めたのが6時半の「おはよう放送」で、起きたのは7時半過ぎでした。
 朝食のラストオーダーが8時なので、急いで顔を洗ってコンタクトを付けて、ダイニングカーに向かいます。
 すでに洋朝食しか残っていませんでした。それだけ朝食の利用はあるんですよね〜。
まぁ本来、食堂車の需要は夕食より朝食とは言いますけど。
車窓に流れる関東の景色を眺めながら、朝食タイムです。
 ちなみに、このダイニングカーには、普段使われる事はありませんが、4人用の個室テーブルも備わっています。厨房と客席の間に存在していますが、使われないのはもったいないです。もっとも、この個室のおかげで、食堂定員は他の食堂車より12名少ないんですけど。。。。
 食後は、自室に戻って過ごします。まもなく大宮に停車します。。。
                       8時50分作成

上野駅に到着してしまいました。。。。
上野駅に到着・・。

 大宮に到着して、夏場の恒例である気温チェックのためホームに出てみますが、予想したほど暑くは無いですね・・・・。ちょっと拍子抜けかも・・・・。
 大宮駅を出発すると、あとは終点上野駅を目指すのみ・・・・・・・・となります。
時々、京浜東北線と併走したりしつつ・・・・。到着5分前に最後の車内放送が入ります。
尾久を通過し、右に山手線電車と併走してそのまま上野駅地下ホームに入っていきます・・・。
 そして、9時21分定刻に上野駅14番ホームに滑り込んだのです。

 これにて、「38回目・2003 夏の北海道旅行・I」リアルタイム旅日記を終了します。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
次回は8月10日から行います。お楽しみに♪
                    9時40分作成

                                      ほくと@管理人

 

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