昨夜は羅臼までの旅行記を書いたあと、留辺蕊駅停車中に旅行記をアップして、そのまま寝に入りました。
　さすがに疲れたのか、熟睡しましたね〜。一度も目が覚める事は無かったですから。
起きたのは携帯の目覚ましででした。6時10分ですね。カーテンを開けてみると、外は雨が降っています。この時点で支笏湖行きは諦めました。
　顔を洗ってコンタクトを装着。そして定刻に札幌駅に到着しました。

　支笏湖行きが無くなった事により、行き先を夕張に変更しました。
みど窓に行って、「スーパーとかち1・6号」「スーパー北斗9号」の指定券を発券してもらいます。
　その後は「とかち」の発車時間前までベンチに座って旅行記を書いて過ごします。
　本文を書き終えたところでホームに移動します。今回の旅では乗る事の無いだろうと思っていた283系に乗る事が出来て、ある意味ラッキーかも。やっぱりこれに乗らないと北海道に帰ってきた実感が・・・（^_^；

　札幌を出発して昼食タイムにします。
先ほど買ってきた駅弁「秋のごちそう弁当」です。毎回楽しみにしているんですよ。
で、お味の方ですが、これまた期待を裏切る事もなく、めちゃ美味しかったです。これで1000円はホント安いと思う。
　ちょうどワゴンサービスが通りかかったので、「JR特急ボールペン」と「携帯ストラップ」を購入します♪。ボールペンは281系だけが無かったので、残念。。。ストラップは283系のを購入しました。

　「スーパーとかち1号」を新夕張で下車します。新夕張から鈍行に乗り継いで約30分で夕張に到着。ここ夕張では石炭歴史村に行こうと思ってました。
　小雨降る中歩いて歴史村に進みます。
途中、橋の架け替え工事が行われていたんですけど、代替え橋から川を覗いてみると、これがまたキレイな紅葉。
しかも、途中で通りかかったおじいさんと紅葉の話もしてしまいました・・・（^_^；

　夕張市街を歩いていると、商店とかの看板に、昔の映画の宣伝画があちこちにあって、何とも言えない待ちの風景を見せてくれています。
　なんか、昭和の香りを強く残していますね〜。

　夕張駅から歩く事30分程で石炭歴史村に到着します。
いくつかの施設があるんですが、「生活歴史館」と「石炭博物館」に入ってみました。
　「生活歴史館」は当時の生活の様子を、ろう人形を使って再現しています。
面白かったのは「石炭博物館」でした。
石炭の歴史や、作られるしくみ。炭坑労働者の記録など、思わず見入ってしまうものばかり。。。

　なかでも、「まっくら体験」は、本物の炭坑跡をそのまま利用していて、ライト付きヘルメットで炭坑を歩いて外に出ると言う本格的なもの。
　あれを見ていると、炭鉱労働者の過酷な仕事場を少しですが分かる気がします。

　ホントはもっとゆっくりしたかったのですが、時間が無いので、この二つだけ見て、バスに乗り込み歴史村をあとにしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　15時20分作成

　帰りはバスで夕張駅に戻ったので、列車の時間まで30分程あります。ので、しばらく駅周辺ブラブラで過ごします。
　駅の前には山の斜面があってそこは森になっているんですが、30年前はその場所に住宅街があったんですよね〜。それがいまいち信じらなくて・・・。
　そんな森に一本だけ色付いている木があったので、つい写真に撮ってしまいました。

　駅に戻り少しすると列車がやってきました。これの折り返しが新夕張行きになりますが、来た時と同じ車両です。
　雨の降る中新夕張に向かいます。車内ではまたしても爆睡タイムになってしまいました・・・・・（^_^ゞ
　新夕張駅で下車します。一度外に出てみますが、紅葉はあまり色付いていないですね〜。。。「紅葉山」の駅名表示板がちょっと気になりました。。

　新夕張から「スーパーとかち6号」に乗り込みます。
　車内では旅行記を書いて過ごし、南千歳で下車します。で、南千歳から特急「北斗14号」に乗り込みますが、自由席は大混雑で立ち席でした。とは言え、次の苫小牧で下車します。
　苫小牧では、ちょっと気になるものがあったので、寄ってみました。それは「苫小牧軽便鉄道」の機関車。
王子製紙が運営していた軽便鉄道で、苫小牧と支笏湖を結んでいました。昭和天皇が皇太子時代に乗車した貴賓車と共に、展示されています。
　機関車が異様に小さくて、可愛いと思ってしまった・・（^_^；

　苫小牧を「スーパー北斗9号」であとにします。車内ではひたすら旅行記を書いて過ごし、札幌到着寸前に書き上げて一安心・・・。
　札幌到着後、構内のグレ電でアップして、札幌市街へ。
　まず大通公園に向かいますが、テレビ塔の前では修学旅行生が記念撮影を・・。中学生かな〜。。。。
その後は毎度吸い付けられるように、時計台を眺めて札幌駅に戻ります。

　構内の「はまなすランド」でお土産を購入して、コインロッカーからリュックを取り出し、泣く泣く札幌駅5番ホームに向かいます。
　旭川行き「スーパーホワイトアロー」が発車していってしばらく、上野行き寝台特急「北斗星2号」が入線してきます。
　今夜の部屋である6号車1番個室に落ち着き、買い物を済ませて17時13分定刻に、「北斗星2号」は札幌駅を定刻に発車したのでした。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　17時50分作成

　となり7号車・食堂車へ移動します。
今夜のディナーですが、定員の半分くらいの利用率ですね。この時期としてはまあまあかな・・・。
　6月以来となる「北斗星」のディナー。残念ながら期待していた新メニューではありませんでしたが、ディナータイムは「北斗星」に乗る時の楽しみですからね〜。
　苫小牧・洞爺・東室蘭・伊達紋別と停車していき、道内最後の夜景を眺めながら、ディナーメニューに舌鼓をうちます。
　確か伊達紋別の手前、北舟岡駅では先に移住を果たした、まいまいさんが手を振ってお見送りしてくれているはずでしたが、残念ながら見つける事は出来ず・・・・・（Ｔ-Ｔ）

　食後はロビー室でしばらくボ〜ッとして過ごしています。
今回の旅も、いろいろとありましたからね〜。なんと言っても天気でしょう、10日の天気。
　前日まで雨の予報で、しかも台風22号の進路上に北海道があったにもかかわらず、過ぎてみれば台風は東に進路を変えて、雨も降りませんでしたし、知床五湖では晴れ間ものぞいていましたから。

　それに、羅臼湖・知床五湖の紅葉も見頃バッチリに当たりましたし♪
そんな事を思い出しながら、過ごしていました。

　21時にシャワータイムにします。シャワーから出てしばらくすると道内最後の停車駅である、函館駅に到着します。
　ホームに降りて、北海道最後の空気を吸い込みます。1号車から11号車まで歩いてみますが、さすがに今日は満席のようてす。
　21時48分、函館駅を出発。「北斗20号」とすれ違って、津軽海峡線に入っていきます。

　函館を出て少しして食堂車へ最後の晩餐に・・・。
函館湾に浮かぶ「漁り火」を眺めながら、サッポロクラシックと「北海の幸サラダ」で道内最後の夜を楽しみます。
　晩餐を済ませて自室に戻り、部屋を暗くしていつもの儀式を眺めます。いくつかトンネルを通過して22時45分過ぎ、知内駅を通過して知内地区の夜景を眺めたあと、青函トンネルに突入して北海道に別れを告げたのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7時40分作成

　朝は7時に起き出しました。顔洗ってコンタクト付けて、旅行記の続きを書きながら過ごして、8時前に食堂車の方へ向かいます。
　7時半頃見た時は満席でしたが、今はガラガラの状態。貸し切りですね。
このあとの事を考えて洋朝食にします。車窓に流れる景色は関東の景色そのもの。。でも天気が悪く霧がかなり濃いです。
　この霧のおかげで約12分遅れで運転しています。　

　食後はロビーでのんびり・・・と過ごします。
　約12分遅れで大宮駅に停車。この駅まで来るともう残るはラストスパートになります。赤羽を過ぎ、尾久を過ぎ、山手線と併走して、9時53分、定刻より13分遅れて上野駅13番ホームに到着しました。
　これで年内の帰省は残る所あと1回になってしまいました。。。さて、帰って仮眠取って出稼ぎに行かなくては。。。

　これで「2004 秋の北海道旅行」リアルタイム旅日記を終了します。
PHSの餓死と言うトラブルに見舞われつつ、最後までご覧頂きありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほくと＠管理人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11時作成