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43回目・2004 冬の北海道旅行-II旅日記−4
リアルタイム旅日記として作成

 [2月20〜21日 出発〜東雲湖] [2月22日 網走〜川湯温泉] 
[2月23日 川湯〜斜里雪害足止め]
 (2月24〜25日 斜里〜北斗星2号)

2月24〜25日

 
 昨夜は3人でいろいろと話しながら過ごしました。
寝るのは早かったですね〜。23時過ぎには寝ましたから。このあたり、1人だとずいぶん遅くまで起きてますから、ある意味良かったかも。
 夜はいつも1人だったので、こう話しながら過ごすのも良いものだなぁ〜。と思いましたね。こう考えると、とほ宿とかも良いかも・・・と思っちゃいます。

 ただ、寝は浅かったような・・・。まぁ、これは相部屋うんぬんより、そのσ(^^;の置かれた状況によるものだと思います・・・・・(^_^;
 さすがに・・・・・・・・・ね〜・・・・・(^_^ゞ

一晩明けた知床斜里駅構内。
一晩明けた知床斜里駅構内

 朝は6時過ぎには起きました。
朝のニュースでは、運転見合わせに石北本線・網走-北見間が出ていました・・・。
6時半過ぎに女性の方が先に出発していきます。σ(^^;は斜里駅に電話してみるも繋がらないので、駅まで様子を確認しに行ってみます。
 ちょうど、女性からメールがあり「列車は動かない・・・・」と。その後「釧路行きは動くそうです」とメールが入ります。

昨日の地吹雪がまるでウソのように、晴れました。
昨日の地吹雪がまるでウソのよう・・

 駅で確認すると、斜里−網走間がまだ不通で、釧路行きは昨日解放していた車両で、定刻に発車するとのこと。
 特急は「オホーツク4号」は運転するらしいけど、北見−網走間の除雪の状況によって、1時間遅れかそれ以上遅れて発車するかという状態・・・。
 網走行きバスは運転しているので、少し迷いましたが、とりあえず「オホーツク4号」と「スーパーおおぞら6号」の指定券をあたってみますが、どちらも満席との事・・。
 少し考えて、何時間遅れるか分からない「オホーツク」よりは、時間的に確実な「スーパーおおぞら」で帰る事を決めました。

朝日に照らされたレールがキレイです。
レールが朝日に照らされて。。

 一度、ホテルに戻り朝食中のNさんに状況を話すと、Nさんも同じ行程で帰る事に決めたようで、とりあえず座席ゲットのため、σ(^^;が先に駅へ向かいました。
 昨夜乗ってきた快速「しれとこ」の車両に再び乗り込み、無事に座席をゲットします。
待合室で、バスで網走に向かう女性と話しているとNさんも到着し、発車時間がきて、女性と別れ、知床斜里駅を出発しました。

 釧路行き列車、車内は満席に近い状態。さすがに混んでいます。
昨日は発進に苦労していた南斜里など、かなりの積雪で駅名表示板も雪に埋もれているような状態・・・・。

晴れています。まさに「摩周湖日和」なんですけどね・・・(^^;
よく晴れ渡っています。。

 野上峠を越えて、釧路エリアに入ります。こちらはさほど積雪は無いですね。
川湯温泉を過ぎて摩周までくると、天気はスコーンと晴れています。これはまさに「摩周湖日和」そのものです。
 「あ〜、一日ずれていれば・・・・」と悔やんでも悔やみ切れません。ま、旅なんてそんなものですし。

 標茶を過ぎてしばらくすると釧路湿原区間に入ります。
列車が警笛を鳴らして急ブレーキ。もちろんエゾシカです。しかも車窓を見ると恐ろしいほどのシカの群れ・・・・・・。
 釧路湿原も良い天気ですね〜。昨日の大荒れの天気が、まるてウソのように穏やか・・・・です。

釧路駅に到着しました。
釧路駅です。

 釧路には定刻に到着しました。
「スーパーおおぞら」の時刻まで、1時間半くらいあるので、和商市場の裏にある公園に行ってみる事に。ここの公園には、C58が展示してあります。和商市場には何度も来ていますが、この公園は気が付かなかったですね〜。
 Nさんも珍しく「鉄」なので、話が合うんですよね〜。趣味の話で合うのって楽しいです♪

C58が保存展示されています。このような公園があったなんて。。
C58が保存されている公園。

 公園をあとにして、釧路駅に戻り、「スーパーおおぞら」の自由席ゲットに向かいます。
発車の40分くらい前ですが、すでに何人かの人が並び始めています。
 並んでから少しして、自由席が1両に変更される旨の放送が入り、駅員がやってきて、自由席の列の確定に走ってくれました。
σ(^^;達は2番目に並んでいたので、座席ゲットは確実です。そこで、札幌行き「スーパーおおぞら」と言えば、よねくらの「十勝ワイン漬けステーキ弁当」の電話予約をします。
 その直後、3番ホームにSL「冬の湿原号」が入線してきます。

SL冬の湿原号です。つい撮り鉄♪
SL冬の湿原号

 10時52分、札幌からの「スーパーおおぞら1号」が到着しました。この折り返しが「6号」になります。車内清掃が終わって、車内に入ります。
 無事に5番C・D席をゲットして、1人車号チェックとSL「冬の湿原号」の見学に向かい、発車していくのを見送って、車内に戻ります。

(Nさんは後日、この「SL冬の湿原号」に2回乗るとの事です・・・・(^_^;)
1両しかない自由席はデッキまで一杯の状態・・・。そして定刻に釧路駅を出発しました。

 いつもは1人ですけど、今日は話し相手がいるので、楽しいですね。
池田駅の手前で「スーパーおおぞら3号」と交換しますが、14分くらい遅れて通過していきました。
 池田到着5分前に3号車グリーン車の方へ移動します。
振り子車両のため、通路を歩くのも一苦労です。とにかく、真っ直ぐ歩く事が出来ませんから・・・・。

「おおぞら」と言えば、池田の「十勝ワイン漬けステーキ弁当」です♪
十勝ワイン漬けステーキ弁当

 池田駅には13分遅れで到着。よねくらのお姉さんからステーキ弁当を受け取って代金を払います。そしてまた、先頭9号車まで歩きます。

 Nさんは池田の「ステーキ弁当」は初体験のようで、ずいぶん気に入って頂けたようです♪やっぱり、「おおぞら」に乗ったら「よねくら」の「ステーキ弁当」は外せませんからね〜。
 その後、帯広でさらに乗ってきて、1両しかない自由席は通路まで一杯の状態に膨れあがりました・・・。
 食後にPCを開いて、旅行記を書きますが、人が多いのと車内の暖房でかなり暑いです。。。
 まもなく南千歳・・・。ここでだいぶ人が降りるようです・・・。

                    15時作成

大通公園とテレビ塔。
テレビ塔です〜。

 南千歳でかなり下車して、車内はだいぶ涼しくなりました(笑)。
札幌駅には25分遅れで到着しました。なんとか札幌にたどり着く事が出来て、一安心です。
 とりあえず旅行記をアップしてから、リュックをコインロッカーに詰め込んで、お土産物色に向かいます。
大通りまで地下鉄南北線で移動し、狸小路5のライブカメラスポットに向かい、ここにあるお土産屋で、職場向けのお土産を購入します。

時計台もちゃんと見ていきます。
札幌と言えば時計台ですね。

 お土産を購入してあとは、徒歩で大通公園に向かいます。
ちょうど2週間前、「さっぽろ雪まつり」で賑わっていた大通公園。松井選手の雪像もすべて、ただの雪山に変貌していました。まさに、祭りの終わった跡・・・・・そのものです。
 さっぽろホワイトイルミネーションもすでに終わり、夕暮れ時の大通公園は、物寂しささえ感じ受けます。
 気温はプラスの4.5度を表示しています。路面の雪もシャーベット状になっており、歩道の雪も融けています。これが夜冷え込んだら、スケートリンクに・・・。かなり怖いと思います。7年前の稚内を思い出しました。

いろいろあった旅も、ついに「北斗星」を残すのみに。。。
いよいよ旅もラストです。。

 札幌駅に向かう帰り道、もちろん時計台だけはちゃんと写真を撮っていきます。時計台を見ないと札幌に来た気が無いですしね〜。

 札幌駅には、17時ちょうどに到着しました。
コインロッカーからリュックを取り出し、5番ホームに移動します。
すでに、上野行き本州強制送還寝台特急「北斗星2号」は入線していました。
 今夜の部屋、5号車7番個室ソロに荷物を置き、ホームに立ちます。

今夜の寝床、B個室ソロの2階部屋です。
B個室ソロの2階部屋

 昨日、知床斜里駅で声を掛けて頂いた、Nさんともここでお別れになります。摩周駅であのとき、釧路行きを選んでいれば、今のこの状態は無かった訳ですから、ホント、偶然が重なって、旅先の出会いってあるんですよね〜。それが一人旅の楽しみでもある訳だし。。あと、HPが無ければ、この旅先での出会いも無かった訳ですから・・・。
 最後に握手をして、17時12分、Nさんのお見送りをうけながら、「北斗星2号」はゆっくり・・・と動きだし、札幌駅を後にしました。

(Nさん、いろいろとホントにお世話になりました。今日予定していた、「かんじき女郎小岩」が中止になって、気持ちが沈む状態を楽しい会話で助けてくれた事に感謝します。ホントにありがとうございましたm(_ _)m)

いろいろありすぎた旅の思い出が走馬燈のように。。。
ちょと感傷的になったディナータイム

 夕暮れ時の札幌の景色をしばらく、ボ〜ッと眺めながら過ごします。
ホント、今回の旅ほどいろいろな事が重なった事はありません。初めての体験ばかりでしたから・・・。いろんな方との出会いと別れがありましたし、こんな旅、この先あるかないか・・・。そんな事を考えつつ、恒例のビールで1人乾杯です・・・(^_^ゞ

 新札幌付近までゆっくり・・・と走り、南千歳駅には5分遅れで到着。
南千歳を出発して、しばらくしてからグランシャリオより第一回目のディナータイム開始の案内放送が入り、食堂車に向かいます。
 メニューは去年から変わりありませんが、やはり今日のディナーは気分的にも違いますね。流れ去る車窓を眺めていると、旅の出来事が走馬燈の様に流れていきます。何か感傷的になってしまいました。。。

                     20時40分作成

函館駅に到着しました。
函館駅に到着・・・・。

 食後は自室に戻り、携帯メールを送ってから、リアルタイム旅行記の作成に入ります。
途中、長万部・八雲・森に停車しますが、そのたびに5号車の通路がざわめくので、乗車はあるようです。
 旅行記を書き終わり、一休みしたらシャワータイムの時間です。
隣の6号車にあるシャワールームで、さっぱりとします。

まもなく函館駅を出発します。北海道とももうすぐお別れ。。。
まもなく北海道ともお別れ・・

 シャワータイムが終わって自室に戻り、少しして道内最後の停車駅・函館駅に停車します。函館からはやはりかなりの乗車がありますね〜。
 函館停車中に、リアルタイムのアップを済ませます。
σ(^^;の掲示板にいつものように書き込みをしてすぐに、「北斗星2号」は雨降る函館駅を出発しました。

パブタイムの食堂車にて。。。
パブタイムで最後の晩餐・・

 五稜郭で函館目前の「北斗20号」とすれ違います。
22時少し前に「おやすみ放送」が流れます。そのあと、食堂車3段活用第2幕のパブタイム利用のため食堂車へ。
 2人席は満席で、2席空いていた4人席に陣取ります。2月の「北斗星」パブタイムにしては、かなりの利用者です。
 いつものように、「サッポロクラシック生ビール」と「ソーセージ盛り合わせ」で、この旅最後の旅を楽しみます。

 食後は自室に戻り、いつものように室内の電気を消して、その時を迎えます。
そして、22時39分。知内駅を通過し、その30秒後に、青函トンネルに突入し、いろいろといろんな経験をさせてもらった北海道と、しばしの別れになりました。。。。

                      23時30分作成

 昨夜は青函トンネル走行中に旅行記を仕上げ、青森駅停車中にアップしました。
青森は雪・・・・と言うよりは、「みぞれ」が降っていましたね〜。青森を出発して、寝に入りました。

朝食は胃の事を考えて、洋食にしました。
朝食は洋食で。

 ほぼ、熟睡しました。仙台駅停車で一度目が覚めたくらいです。
実際に起きたのは、目覚ましをかけていた7時半前です。外を見てみると、良い天気です。車窓に流れるのは関東地方の風景・・・・・。帰ってきてしまいました。。。。
 一通り朝の準備を終え、朝食をとりに食堂車に向かいます。すでにピークを過ぎているのか、いくつかテーブルが空いていたので、2人席の方に座ります。
和朝食もあったようですが、胃の調子を考え、洋朝食にします。
 食事中に宇都宮駅に停車しますが、この駅に停まると視覚的にも聴覚的にも関東を実感させてくれます。隣のホームには池袋行き電車が停まってますし・・・。
 もうすぐ、大宮に停車します。残り僅か・・・・・です。

                   9時5分作成

 大宮駅を出発すると、「北斗星」はラストスパートに掛かります。
刻一刻と終わりの時間が近づいてきました。最後の車内放送が入り、9時40分定刻に、上野駅16番ホームに滑り込み、到着しました。

ついに、いろいろありすぎた旅が終わってしまいました。。。
上野到着で旅も終わってしまいました。

 「43回目 2004 冬の北海道旅行」が無事に幕を下ろしました。
 今回の旅行は、今までと違い、初めて体験するような事ばかりで、一番思い出深い旅としていつまでも記憶に残ると思います。
 2000年4月末にHPを開いて、もうすぐ4年になりますが、今回の旅程、HPを続けてきて良かったな・・・・と実感しました。これだけの出会いと別れがある旅なんて、そうそう無いと思います。
 民宿・我家で知り合った、男性の方・女性の方、知床斜里駅で情報を教えてくれた方々、斜里駅で声を掛けて頂いて札幌までご一緒してくれたNさん、掲示板に心配の書き込みをして頂いた常連さんの皆さん、心配のメールを送って頂いた常連さんの皆さん、いろいろとありがとうございましたm(_ _)m。
 これで、リアルタイム旅日記を終了します。
 最後までご覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

                  10時作成
                               ほくと@管理人

 

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