ココカピウを出て、11時18分発の豊富行きバスに乗り込みます。雨は相変わらず降り続いています。。
苫前から羽幌まではすぐです。約15分くらい走って、羽幌本社ターミナルに到着します。
雨が降っているので、はぼろバラ園への往復はキャンセルし、そのまま待合室で旅行記を書いて過ごします。
フェリー「おろろん2」
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12時を回ってから少しして、羽幌郵便局を経由して羽幌港に向かいます。雨に加わり風も出てきました。もちろん傘をさして歩いています。。とぼとぼと・・・(^_^;
羽幌港にはすでにフェリー「おろろん2」が停泊していました。クーポンを乗船券に引き替えて、フェリーに乗り込みます。
とにかく狭いフェリーです。2等船室など、利礼航路の2等室内の一区画分程度しかないですからね〜。。。しかも船首部分に客室があるし。。
13時ちょうどに羽幌港を出港しました。どんよりと曇って雨降ってます。。しかも沖合に出ると、かなり波が高い・・・。客室が船首に近い部分にあるので、波の影響をもろにうけてしまいます。とにかく揺れる事揺れる事・・。しかも横揺れより縦揺れが厳しい・・・。下手すると酔うかも・・・と感じたくらい。。
時折、外の空気を吸って酔わないように努力します。
波が高くて酔いそう・・(^^;
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羽幌港を出港して40分くらい経った頃でしょうか・・・。なんと「利尻富士」が見えてきました。天気は北の方から好転しており、なんと青空まで見えています。なんたる奇跡・・。
しばらくして焼尻島に到着しました。天気は相変わらず「どんより」の曇り空ですが、雨は降っていません。風は冷たいですが。。。
焼尻島で下船があり乗船もあります。客室内は差し引きゼロのような感じ・・・。
焼尻島を出航して、焼尻島をぐるりと回り込むような感じで天売島に向かいます。客室内にいるとマジで酔いそうなので、ずっとデッキで風を浴びていました。凍えそうでした・・(^_^;
天売に帰ってきました♪
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14時30分、天売港に到着しました。5年連続5回目の天売島帰省です。今年も帰ってきました〜♪
今夜の宿である、旅館「青い鳥」の方に荷物を預けて、レンタサイクルで天売島一周に向かいます。明日は徒歩で一周するので、今回は反時計回りで走り始めます。
天気は「曇り時々晴れ」という状態。さっきまでの雨は一体なんだったのでしょう・・・と言うくらい、天候は回復しています。まさに「天売島晴れ男の神通力」は健在でした。
天売晴れ男は健在でした♪
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自転車で走り始めて、まずはゴメ岬の方に行ってみます。ここは去年も来てみた所ですが、さすが一ヶ月も時期が早いと、オニユリはまだつぼみすら出ていません。。その代わり、エゾカンゾウのような黄色い花が楽しませてくれます。
ゴメ岬は灯台の近くから眺めるだけにします。先に進めば下まで降りられちゃいますからね〜。。
天気は良いです。ホント信じられないくらいに・・・。
ウミネコがたくさんです。。
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ゴメ岬を見たあとは、再び一周道路に戻り、連続する上り坂を自転車をこいだり、おりて徒歩で進んだりします。時計回りよりは坂が緩いので、楽は楽なんですけどね〜。
日頃の運動不足を感じ取りながら、観音崎展望台に到着します。展望台に向かう時から気付いていましたが、とにかくウミネコの数がハンパではありません。とにかく「凄まじい」の言葉が当てはまるような、ウミネコの数・・・。岬の斜面がウミネコの白で覆い尽くされています。。。数が凄いだけに、鳴き声も凄まじい大合唱状態・・・・(^_^;
ただ、ウミネコも多いけど、虫も多いので、そそくさと退散することに。。
屏風岩・・・夕暮れ時良い景色です。
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天気は曇りと言うより「晴れ」に近くなっています。あまりの天気の悪さに羽幌で「日焼け止め」を購入するのを忘れていました。気が付いて後悔・・・。
少し走って、屏風岩展望台に到着しました。
野鳥観察舎かある屏風岩ですが、意外な程にウミネコの姿は少ないです。ほとんど観音崎に移ったのかな〜、、、と言うような感じ。。野鳥観察舎には望遠鏡が備えられていて、野鳥観察が出来ますが、オロロン鳥はデコイだけしか見当たりませんね〜。
屏風岩展望台に着く直前に、一羽の黒っぽい海鳥を見たんですが、屏風岩にある説明板によると、その鳥は「ウトウ」だと判明。写真撮っておけば良かった・・・(T-T)
赤岩・・・天売に帰ってきた実感が♪
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屏風岩を出発すると、あとはずっと下り坂になります。そして、赤岩灯台に到着。
展望台への通路は、なんとカラスに占拠されていて・・・(^_^;。まぁ、都会のカラスとは違って襲ってはきませんし、近づけば逃げていきますが・・。
1年ぶりに見る、天売島のシンボル「赤岩」は、変わらず美しい海の青さと風景を見せてくれています。ウミネコの姿もかなり多いです。
さて、ずっと眺めていたい衝動に駆られますが、時間も17時まであと15分を切っているので、そそくさと撤退します。かえりは、ずっと下り坂なのでかなり楽です。坂を下りきれば、天売島のメインストリートを走り抜け、天売港に到着しました。 |