8時半に料金の精算を済ませて、リュックは宿に預かってもらって、天売島徒歩旅(笑)に出かけます。
と、その前にお土産屋がやっているので、天売島と焼尻島の絵はがきを購入して、ささっと書き込み、天売港を出発します。
天気は良いです。良すぎです♪。先ほどまでの雲は何処へやら、すっかりと快晴の青空が広がっています〜^^。まさに「天売島晴れ男」ここにあり・・・・ですね(^^)v。
小さな島に大きな校舎(^^;
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しばらく歩くと、去年泊まった宿「オロロン荘」、一昨年泊まった「民宿・栄丸」を通過し、カーブを曲がると「天売島メインストリート」です。時刻は9時だというのに、誰1人歩いていません・・・・(^_^;
海の方を見ると、高速艇「さんらいなぁ」が到着しつつあります。羽幌朝一の便です。
在校生が何人いるのか?・・・の道立・天売高校を過ぎると、新築中の校舎が見えてきます。これは「天売小中学校」の新校舎。小さな島に不釣り合いな大きな校舎です。
黒崎海岸、最高の天気です♪
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小中学校を過ぎると、天売郵便局に立ち寄っていきます。しばらく歩くと「鰊番屋」、かつての天売島YHですが、まだ営業していない模様・・・。
この番屋を通り過ぎて、少し歩くと最後の集落があり、生コン工場を通り過ぎれば、黒崎海岸に到着。
海岸まで降りてみて、天売の海とウミネコの鳴き声に波の音を聞きながら、一休み・・・まったり・・・。とします。
こういう風景を眺めながら・・・・・良いですね〜。普段仕事をしているのが馬鹿らしくなってきます・・・(^_^;。ずっとまったりとしていると、日が暮れるまでいそうなので(笑)、出発して天売島の無人地帯に入っていきます。
猫たちが道案内してくれてます
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まずは赤岩に向かう急斜面を登っていきます。快晴なのでかなり日差しが強い・・・。まだ6月末だというのに、真夏のような暑さです。でも、関東のような「蒸し暑さ」とは違うので、かなり過ごしやすいですけどね〜^^。
この海の色が良いですね♪
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えっちらおっちら登っていると、目の前にネコを発見。ネコはσ(^^;に気が付くと、道脇に逃げるのではなく、道をどんどん進んでいきます。なんかσ(^^;の道案内をしているかのように、時折振り向きながら先を歩きます。
しばらくして、ネコが道脇を見て鳴き出しました。何かいるのかな〜・・・と思い近づいてみると、なんともう一匹の三毛猫が・・・。なんかナンパでもしているかのような光景でした(笑)。
ウミネコ飛び交う赤岩。
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ネコを置いてさっさと先に進みます。
しばらく歩くとようやく赤岩展望台駐車場に到着しました。昨夜はウトウで埋め尽くされていた道端には、もちろんウトウの巣があちこちに・・・。
σ(^^;が着いた時にはちょうど、先ほど追い抜いていった定期観光バスが出発していく所でした。タイミング良いです♪
ここ赤岩は午前中が順光なので、見るなら今の時間帯なんですよね〜。。
海の色も、昨日の夕方来た時とは違い、まさに天売ブルーの海の色をしています♪赤岩の周りにはウミネコが飛び交い、鳥の島であることを伝えているかのよう・・・。
焼尻島を眺めます・・・
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また、北の方を見てみると、昨日と同様に「利尻富士」が美しい姿を見せてくれています。
赤岩・・・というより天売島から利尻島を見るのは、今回が初めての事です。おそらく季節的な問題だと思うんですけど、7・8月は見た事無いですから。
ここ赤岩も、一日眺めていても飽きないのは分かり切っているので、泣く泣く展望台をあとにします。「また来年・・・・」と心に誓いながら・・。
屏風岩展望台です。
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赤岩を出発して、しばらく登り坂を歩き続けると、視界が開けて天売島の原生林が眼下に広がり、焼尻島が美しい姿を見せてくれています。
ここから見る焼尻島が好きなんですよね〜。天気も快晴ですし。もはや現実に戻りたくなくなってきます。。。
しばらく上り坂が続き、歩く事10分程度で屏風岩展望台に到着します。
緑の絨毯がキレイ^^。
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夕暮れ時の屏風岩も良いですけれど、午前中の屏風岩も海がキレイで良いですね〜。この海の透明感は日本海側独特のものですね。
ずっと眺めていたい衝動に駆られますが、時間的に厳しくなってきました。。。フェリーの時間まであと1時間を切っています。
天売島を歩いて一周するのは、今回で4回目になるんですけど、どうしても黒崎付近から赤岩〜屏風岩にかけて、風景を眺めながらのんびり〜と歩いてしまうので、どうしても時間が押してしまうんです。。。去年も確かそうだったし・・・(^_^;
これから乗る高速艇が・・
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そんな訳で、後ろ髪を引かれながら、屏風岩を出発します。赤岩の時と同じように「また1年後に・・・・」と心の中でつぶやきながら。。。
屏風岩展望台を出発した時点で、フェリーの時間まであと50分弱になっていました。とはいえ、走る訳でもなく、相変わらず写真を撮りながら歩くので、そうなると当然のように観音崎展望台に立ち寄るのは、止める事にしました。
観音崎展望台入り口を横目に見て、一路天売港を目指して歩きます。
ちょうど目の前の海に高速艇「さんらいなぁ」が近づいてくるのが分かります。さすがに、ちょっと焦ったりして・・・。
「さんらいなぁ」と再会♪
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まぁでも、あとはすべて下り坂なので、歩くペースはそれなりに早かったりします。。天売港の近くまで来ると、港に「さんらいなぁ」が停泊しています。
天売港に帰ってきたのは、結局12時25分でした。相変わらずギリギリ・・・ですね・・(^_^;
まず、宿の方に向かって、預けておいたリュックを受け取って、クーポンを乗船券に変えて、羽幌行き高速艇「さんらいなぁ」に乗り込み、天売島をあとにしたのです。。。
18時40分作成 |