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45回目・2004 初夏の北海道旅行旅日記−2
リアルタイム旅日記として作成

[6月23〜24日 出発〜天売島] (6月25日 天売島〜焼尻島)
 [6月26日 礼文島] [6月27〜28日 糠平〜北斗星2号]

6月25日

 

天売島で迎える朝です♪
天気はまあまあですね。

 昨夜は23時半頃に旅行記の作成を終了させて、寝付け薬・・つまりビールを飲みながら、アップを済ませて、24時半頃には寝に入りました。
さすがに熟睡しましたね〜♪

 最初に目が覚めたのが、4時半頃。外の明るさで目が覚めました。日が射していて異様に明るいので、何時かと思ったら4時半・・・・。その後ふたたび寝に入り、同じような理由で5時半に目が覚め、再び寝に入って7時半前にフロントからの朝食コールで起きました(^^;。

朝食は宴会場みたいな部屋で。。
朝食です。

 外を眺めてみると、良い感じに晴れています。快晴ではないですが、これくらい曇ってくれていた方が、日焼けせずにすみます♪

 朝食は夕食と違い、宴会場みたいな部屋で宿泊者全員でとります。
内容的には、他の宿とたいして変わらない朝食でしたね〜。しっかりと食べて、もうすぐ8時半。そろそろ徒歩で天売島一周の旅に出ようと思っています♪

                 8時15分作成

 8時半に料金の精算を済ませて、リュックは宿に預かってもらって、天売島徒歩旅(笑)に出かけます。
 と、その前にお土産屋がやっているので、天売島と焼尻島の絵はがきを購入して、ささっと書き込み、天売港を出発します。
 天気は良いです。良すぎです♪。先ほどまでの雲は何処へやら、すっかりと快晴の青空が広がっています〜^^。まさに「天売島晴れ男」ここにあり・・・・ですね(^^)v。

建設中の天売小中学校の校舎です。こんなに生徒数いるのだろうか(^^;
小さな島に大きな校舎(^^;

 しばらく歩くと、去年泊まった宿「オロロン荘」、一昨年泊まった「民宿・栄丸」を通過し、カーブを曲がると「天売島メインストリート」です。時刻は9時だというのに、誰1人歩いていません・・・・(^_^;

 海の方を見ると、高速艇「さんらいなぁ」が到着しつつあります。羽幌朝一の便です。
在校生が何人いるのか?・・・の道立・天売高校を過ぎると、新築中の校舎が見えてきます。これは「天売小中学校」の新校舎。小さな島に不釣り合いな大きな校舎です。

良い天気です。抜けるような青空♪
黒崎海岸、最高の天気です♪

 小中学校を過ぎると、天売郵便局に立ち寄っていきます。しばらく歩くと「鰊番屋」、かつての天売島YHですが、まだ営業していない模様・・・。
 この番屋を通り過ぎて、少し歩くと最後の集落があり、生コン工場を通り過ぎれば、黒崎海岸に到着。
 海岸まで降りてみて、天売の海とウミネコの鳴き声に波の音を聞きながら、一休み・・・まったり・・・。とします。
 こういう風景を眺めながら・・・・・良いですね〜。普段仕事をしているのが馬鹿らしくなってきます・・・(^_^;。ずっとまったりとしていると、日が暮れるまでいそうなので(笑)、出発して天売島の無人地帯に入っていきます。

ナンパ中の猫君たち(笑)
猫たちが道案内してくれてます

 まずは赤岩に向かう急斜面を登っていきます。快晴なのでかなり日差しが強い・・・。まだ6月末だというのに、真夏のような暑さです。でも、関東のような「蒸し暑さ」とは違うので、かなり過ごしやすいですけどね〜^^。

この海の色。すごくキレイです〜♪
この海の色が良いですね♪

 えっちらおっちら登っていると、目の前にネコを発見。ネコはσ(^^;に気が付くと、道脇に逃げるのではなく、道をどんどん進んでいきます。なんかσ(^^;の道案内をしているかのように、時折振り向きながら先を歩きます。
 しばらくして、ネコが道脇を見て鳴き出しました。何かいるのかな〜・・・と思い近づいてみると、なんともう一匹の三毛猫が・・・。なんかナンパでもしているかのような光景でした(笑)。

天売島のシンボル、赤岩です。鳥がいっぱい。
ウミネコ飛び交う赤岩。

 ネコを置いてさっさと先に進みます。
しばらく歩くとようやく赤岩展望台駐車場に到着しました。昨夜はウトウで埋め尽くされていた道端には、もちろんウトウの巣があちこちに・・・。
 σ(^^;が着いた時にはちょうど、先ほど追い抜いていった定期観光バスが出発していく所でした。タイミング良いです♪
 ここ赤岩は午前中が順光なので、見るなら今の時間帯なんですよね〜。。
海の色も、昨日の夕方来た時とは違い、まさに天売ブルーの海の色をしています♪赤岩の周りにはウミネコが飛び交い、鳥の島であることを伝えているかのよう・・・。

焼尻島を眺めます
焼尻島を眺めます・・・

 また、北の方を見てみると、昨日と同様に「利尻富士」が美しい姿を見せてくれています。
赤岩・・・というより天売島から利尻島を見るのは、今回が初めての事です。おそらく季節的な問題だと思うんですけど、7・8月は見た事無いですから。
 ここ赤岩も、一日眺めていても飽きないのは分かり切っているので、泣く泣く展望台をあとにします。「また来年・・・・」と心に誓いながら・・。

屏風岩展望台です。
屏風岩展望台です。

 赤岩を出発して、しばらく登り坂を歩き続けると、視界が開けて天売島の原生林が眼下に広がり、焼尻島が美しい姿を見せてくれています。
 ここから見る焼尻島が好きなんですよね〜。天気も快晴ですし。もはや現実に戻りたくなくなってきます。。。

 しばらく上り坂が続き、歩く事10分程度で屏風岩展望台に到着します。

屏風岩付近を別の位置から。緑の絨毯^^。
緑の絨毯がキレイ^^。

夕暮れ時の屏風岩も良いですけれど、午前中の屏風岩も海がキレイで良いですね〜。この海の透明感は日本海側独特のものですね。
 ずっと眺めていたい衝動に駆られますが、時間的に厳しくなってきました。。。フェリーの時間まであと1時間を切っています。
 天売島を歩いて一周するのは、今回で4回目になるんですけど、どうしても黒崎付近から赤岩〜屏風岩にかけて、風景を眺めながらのんびり〜と歩いてしまうので、どうしても時間が押してしまうんです。。。去年も確かそうだったし・・・(^_^;

高速艇「さんらいなぁ」が近付いてきました。
これから乗る高速艇が・・

 そんな訳で、後ろ髪を引かれながら、屏風岩を出発します。赤岩の時と同じように「また1年後に・・・・」と心の中でつぶやきながら。。。

 屏風岩展望台を出発した時点で、フェリーの時間まであと50分弱になっていました。とはいえ、走る訳でもなく、相変わらず写真を撮りながら歩くので、そうなると当然のように観音崎展望台に立ち寄るのは、止める事にしました。
 観音崎展望台入り口を横目に見て、一路天売港を目指して歩きます。
ちょうど目の前の海に高速艇「さんらいなぁ」が近づいてくるのが分かります。さすがに、ちょっと焦ったりして・・・。

高速艇「さんらいなぁ」と一年ぶりのご対面
「さんらいなぁ」と再会♪

 まぁでも、あとはすべて下り坂なので、歩くペースはそれなりに早かったりします。。天売港の近くまで来ると、港に「さんらいなぁ」が停泊しています。

 天売港に帰ってきたのは、結局12時25分でした。相変わらずギリギリ・・・ですね・・(^_^;
まず、宿の方に向かって、預けておいたリュックを受け取って、クーポンを乗船券に変えて、羽幌行き高速艇「さんらいなぁ」に乗り込み、天売島をあとにしたのです。。。

                        18時40分作成

 高速艇「さんらいなぁ」の船内では、旅行記に使う写真の選別&加工をして過ごします。かなり急いで・・・。と言うのも、焼尻島まではわずか15分で着いてしまいますから。。
約10分で作業を済ませて、ふと感じました。「顔が火照っている・・・・・」。客室後部にある化粧室の鏡をみたところ、やはり日焼けしています。。

ヤマサ食堂の「ウニ丼」です〜^^。
焼尻島のウニ丼^^♪

 天売島を出て15分後に、焼尻島に到着しました。
こちらも1年ぶり帰島です。すぐにターミナル後ろの貸し自転車屋で自転車を借りて、すぐに出発します。
 出発したらまずは昼食タイムにします。いつもの「みなと食堂」に向かいますが、なんと定休日・・・・・(T-T)。なので、すぐ側の「ヤマサ食堂」に入ります。
注文したのはもちろん「うに丼」です。しばらくしてやってきた「うに丼」。ウニはたったいま剥いたばかりのウニです。1年ぶりに食べる焼尻産のウニ・・・・、まさに幸せの絶頂です・・・♪。美味しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜^^。

オンコの荘。天気良いですね♪
オンコの荘です。

 うに丼に満足して、自転車を走らせます。
サイクリングロードに入って、焼尻島の市街地を抜けて焼尻自然林に入っていきます。日差しが強かったので、自然林の中にはいると気持ちいいくらいに涼しいです。木漏れ日があって・・・・ウグイスの鳴き声に木々の囁き、良いですね〜。癒しの効果はバッチリです。
 でもやっぱり残念なのが、うぐいす谷のタイコ橋が無くなった事です。。あの橋は良い雰囲気を出していたのに。。

羊さん達がのんびりとしています・・・
めん洋牧場・・・のどかです

 自然林からちょっと抜け出して、視界が開けた所が「オンコの荘」です。
天気が良いので、ブルーとグリーンのコントラストが見事なまでにキレイです。ただ、6月末という事で、オニユリの姿が見えないのが残念なんですけどね。。
 オンコの荘でのんびり・・としたいんですけど、時間が押しているのですぐに出発します。
再び自然林の中を走り抜けて、自然林から抜け出したところが「めん洋牧場」。
 放牧されている羊たちが遠目に見る事が出来ますが、のどかですね〜。。

焼尻原生花園付近。天売に向かう「おろろん2」の姿も・・・
焼尻原生花園付近です。

オニユリはまだだけど、エゾスカシユリが咲いてました♪
エゾスカシユリが咲いてました♪

鷹ノ巣から眺める天売島
天売島を眺めます

 羊を眺めつつ、右側には海の上に見える利尻富士を眺めながら、気持ちいい空の下快適に自転車を走らせます。
しかも天売島に向かうフェリー「おろろん2」も見て取れます。
ふと道端にエゾスカシユリが咲いているのを発見しました。オニユリやクルマユリだけでなく、エゾスカシユリも咲いているんですね〜。つい、写真を撮ってしまいました♪

鷹ノ巣・・・一番お気に入りのビューポイントです^^。
鷹ノ巣からの景色はお気に入り♪

 気が付けば、残り時間も1時間を切っていました。。。
自転車を快調に走らせて、鷹ノ巣に到着です。ここからは天売島がキレイに見渡す事が出来ます。ついさっきまで、あの島を歩いていたんですからね〜。。
 また、ここ鷹ノ巣はσ(^^;お気に入りのビューポイントでもあります。自家製絵はがきの舞台にもなっている、鷹ノ巣での風景を撮って、一路焼尻港に向かって走り始めます。
あとは海岸線に沿って走るだけです。それほど起伏も無いので快適に走り、焼尻郵便局に立ち寄ってから焼尻港に到着したのが、フェリーの10分前でした。。。

30分遅れて「おろろん2」がやってきました。
30分程遅れてきました・・

 自転車を返却してクーポンを乗船券に引き替えて、フェリーの到着を待ちます。
乗客はかなりいるみたい。。中学生のグループ(部活?)もいたりします。
 とりあえず喉が渇いたので、缶ビールで自転車の疲れを癒します。昼間からビールを飲めるのが、列車・バス旅の良いところ♪

焼尻島を出発してしまいました・・・(T^T)
また来年帰ってきます・・・

 しかし、肝心のフェリーがいつになってもやってきません。どうやら、遅れているようです。。ま、のんびり待っていますけどね〜。。

 で、結局フェリーは30分程遅れてやってきました。船の中に乗り込みしばらくして、焼尻港を出港します。「また来年来よう・・・」と心に誓いながら、遠ざかっていく焼尻港を眺めていました。
 帰りのフェリーの中では、ただ黙々と旅行記を書いて過ごしています。昨日と違って、波が静かなのであまり揺れる事はなく、楽に旅行記を書く事が出来ました♪
 そして、約30分遅れで羽幌港に到着してしまったのでした。。。

                     20時作成

 羽幌港に到着して、フェリーから荷下ろしをしている時、なんと積み降ろしているのは「ウニ」でした〜。。お、美味しそう〜〜〜(笑)。

道の駅「ほっとはぼろ」でお風呂タイムです^^。
羽幌温泉でお風呂タイム♪

 さて、北海道本土に帰ってきてしまいました。とりあえず、お風呂タイムにします。予定より30分程遅れているので、その分お風呂タイムも短くなってしまいました・・・(T-T)
 羽幌のお風呂といえば、道の駅「はぼろ温泉」です。
建物の中に入って、ふと気が付きました。「スタンプ帳持ってくれば良かった・・・」。時間が短くなったとは言え、1時間ありますので、のんびり・・と温泉に浸かって疲れを取る事が出来ました。

バスの中から日本海に沈む夕日を・・・^^。
日本海に沈む夕日を・・・・

 さて、羽幌からは沿岸バス留萌行きに乗り込みます。
バスは夕暮れ時の日本海オロロンラインを南下し続けます。基本的にバスの中では旅行記を書いて過ごしますが、どうしても日本海に沈む夕日に目がいってしまいます。。
水平線には雲が掛かっているので、水平線に沈む太陽は見る事が出来ないものの、雲の中に沈んでいく太陽は見る事が出来そう・・・。

留萌線最終で深川へ・・・
深川行き最終で留萌をあとに

 旅行記を書きながら、時折車窓を振り返っては、夕日の進行状況を眺めています。う〜む、旅行記に集中出来ない・・・・(^_^;
 まぁそれでも、なんとかキレイな夕日と、その横に浮かぶ天売・焼尻島を眺める事が出来て、満足しました。
 しばらくして、バスは留萌市街に入り、留萌駅前でバスを降ります。あとは駅待合室で旅行記を仕上げて、アップしてとりあえず焼尻編まてせ更新出来て一安心・・・。
 そして、留萌20時16分発の深川行きに乗り込み、留萌を後にしたのです。。

                   20時40分作成

 

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