昨夜は、豊富駅停車まで旅行記を書いて過ごして挫折して（笑）、天塩中川停車後に寝に入りました。ほとんど熟睡しましたね〜。
　おはよう放送で目を覚まします。天気は薄曇り・・・。

　6時定刻に札幌駅に到着しました。
構内のベンチに座って旅行記の続きを書いて、アップして過ごしているともう7時近くになっています。きりの良い所で書くのを止めて7番ホームへ。

　ほどなくして釧路行き「スーパーおおぞら１号」が入線してきました。今日は9両編成です。
2号車6番C席に陣取り、荷物を置いて車号チェックに食料を調達して札幌を出発します。

　天気はいつのまにか晴れていますね。良い天気です。
新札幌を出発して少しして朝食タイムにします。先ほど調達してきたのは、この旅2度目となの「夏のお祭り弁当」です。。。好きですね〜（笑）。ま、季節限定ですから。。

　食後は旅行記の続きを書きながら過ごします。
天気は良い感じに晴れています。このあと新得で下車して、タウシュベツに向かいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　８時２５分作成

　トマムを過ぎた辺りで、先頭車展望室（笑）で「かぶりつき」をしようと思っていたんですが、すでに先客がいたので断念・・・。そうこうしているウチに、列車は新得駅に到着し、ここで下車します。
　改札を抜けてすぐにレンタカーの手続きに入ります。新得駅「Aクラス」なので予想はしていましたが、予想通り今日の相棒は「ファミリア」君でした。

　出発前に駅舎をバックに恒例の記念撮影をして、新得駅を出発します。
国道をひた走りますが、行きは上士幌経由で行く事にしました。ほとんど車の走っていない国道で、ナビが付いていながら道を間違えたりしながらも、なんとか糠平国道に出て走ります。
　こちら経由にしたのは、国道沿いにあるアーチ橋群が見たかったからですが、肝心のアーチ橋は森の緑の中に埋もれていて、見る事は出来なかったのが残念・・・。

　アーチ橋群の先に糠平ダムがあり、それを過ぎてしばらくすると糠平温泉に入ります。
ひとまず、旧・糠平駅に立ち寄ったあと、糠平温泉を抜けて糠平湖畔沿いをひたすら走り続けます。三国峠に続くこの道はタウシュベツに行く時必ず使いますが、この新緑の季節に走るのが一番良いですね。
　しばらく走った所で、右に曲がってタウシュベツへの林道に入ります。路面は砂利がしかれていて、少〜し整備されているようです。

　さて、肝心のタウシュベツ川橋梁ですが、上の部分を1メートルくらい残しとて、あとは水没していました・・・・（Ｔ-Ｔ）。

　掲示板への書き込みで、タウシュベツ川水没の情報は得ていたものの、実際にそれを目の当たりにすると、覚悟していたとは言えやっぱりショックですね〜。。。
これでまた、8月のリベンジが決定です。
　ただ、これだけ水位が増した事により、糠平湖自体の景色はなかなかのものです。
あまり時間も無いので、写真を撮ったらすぐに撤収します。
今来た道を引き返し、国道に出て糠平方面に向かって走ります。

　途中、珍しく救急車とすれ違い、廃線跡の写真を撮ろうと立ち寄った駐車スペースで、猛スピードで走り去るパトカーと覆面パトを見かけました。さらにこのあともう一台のパトカーと。。、なにか事故でもあったのかな〜。。
　廃線跡を見たあとは、糠平湖湖岸まで降りてみます。ここの岸から眺める糠平湖の風景も好きなんですよね〜。ＧＷの渇水期は一種異様な雰囲気の風景が広がりますし。

　さて、糠平湖と言えばもちろん、豚丼の「みはる」です。
久しぶりに食べる豚丼に舌鼓をうったら、糠平温泉を出発して道道・然別糠平線をひた走って然別湖に向かいます。久しぶりの峠道、遅い観光バスに引っかかる事もなく、気持ちよく走って然別湖畔温泉に到着しました。
　ここのお土産屋で、職場向けのお土産を購入してすぐに出発します。

　時間があれば寄りたかった駒止湖も、道路上から写真を撮るだけ。扇ヶ原展望公園で写真を撮ったあとは、ただひたすら走り続けて、給油したのち、ほほ予定通りの14時に新得駅に到着しました。
　レンタカーを返却してすぐに札幌行き「とかち8号」が到着し、乗り込みます。
2号車6番D席に落ち着き、これで道内の指定券はすべて使用済みとなってしまいました・・・・（Ｔ-Ｔ）。あとは一枚を残すのみ・・。カウントダウンも刻一刻と近づいている車内では、いつものように旅行記を書きながら過ごしています。
それにしても、めっちゃ良い天気でした〜♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５時２５分作成

　札幌駅には定刻に到着しました。
残るお土産を駅構内の「はまなすランド」で購入して、とぼとぼと５番ホームに向かいます。
　旭川行き「スーパーホワイトアロー」が発車していってしばらく、DD51型ＤＬに牽引された上野行き本州強制送還寝台特急「北斗星２号」が入線してきました。
　今夜の部屋である、６号車７番個室ソロに荷物を置いて、ビール等の買い込みをしてしばらく、17時12分定刻に札幌駅を出発したのです。。

　６月末のこの時期、まだまだ夕暮れ時にはほど遠い明るさです。
とりあえず、旅行終了の晩餐をかねて、１人ビールで乾杯します。しばらくは流れゆく札幌近郊の車窓景色を眺めながら、いろいろと楽しかったこの４日間の出来事が、走馬燈のように頭の中を駆けめぐっています。昨日、稚内で見た夕日の印象があまりにも強かったですからね〜。。

　17時45分、南千歳に停車。その間に旅行記のアップを済ませます。
南千歳を過ぎると、室蘭本線に入っていき、車窓にはおそらくこの旅で初めて見る、太平洋が広がります。
　しばらくして、食堂車「グランシャリオ」より案内放送があり、第一回目のディナー開始が告げられます。

　靴に履き替えて、隣のグランシャリオに向かいます。
車内は予想外に混んでいました。懐石御膳が多いものの、空いてるテーブルは四人用と二人用が一つずつで、ほぼ満席状態です。
メニュー自体は去年から変わりないものの、旅の最後の楽しみはグランシャリオでのディナータイムですからね〜。日がまだ明るいので、普段とは雰囲気の違う食事感じがします。苫小牧を過ぎると、夕日に照らされた樽前山がキレイ・・・。

　メインを食べ終わる頃に、日没を迎えます。ちょうど内浦湾に沈む夕日を見る事が出来ました。角度の問題で写真は撮れなかったけど、すっごくキレイだった〜。
　今回の旅行、夕日は４戦全焼です。こういう旅行も珍しいです。いかに天気に恵まれたかが分かります。
　食後は自室に戻り、メールを書いたりしたあと旅行記の作成をして、過ごしています。
なんか、眠くなってきた・・・・（^_^；
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０時２５分作成

　函館では9分停車するので、ホームに出て車号チェックと乗り具合の確認をします。
編成全体で見れば7割りぐらいの乗車率でしょうか。もっとも青森駅からも乗ってきますが・・。また、今日は5号車のB個室ソロがデュエットに変えられ、2号車がB寝台になってました。つまり通常よりソロが17室少ない訳で、どおりで満室な訳です。
　ちなみに気になったのは、10号車の11番A個室ロイヤルが空いていた事・・。青森から乗ってくるのかな〜。。。。

　21時48分、札幌からの「北斗20号」と入れ違うようにして、函館駅を出発しました。
函館からはついに津軽海峡線に入ってしまいます。
　函館を出発して少ししたら、食堂車へ向かいます。３段活用第二幕のパブタイムです。車内は半分のテーブルが埋まっている程度。。
　サッポロクラシックの生ビールと「北海の幸サラダ」で最後の晩餐といきます。函館湾には漁り火の明かりがポツポツと・・・。まだ最盛期ではないんでしょうね。

　パブタイムの食堂車で30分程のんびり・・・としてから、自室に戻ります。ちょうど木古内駅を通過したところ。。。いよいよ・・・お別れの時。。
　木古内で江差線から海峡線に入り、すぐに貨物列車とすれ違います。そしていくつかトンネルを通過して、市街地の灯りが見えて知内駅を通過。。道内最後の夜景である知内地区の夜景を眺めて22時40分頃に青函トンネルへ突入し、北海道としばしの分かれとなったのです。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９時２０分作成

　ラストオーダーギリギリの８時５分前に食堂車へ向かい、朝食タイムにします。この時間で和食が残っていたのには、ちょっとびっくり・・・でしたが、このあとの事を考えて洋食にしました。
　列車は宇都宮に停車していきます。完全に関東地方の風景になってしまいました。朝食を食べ終わる頃には、この旅の残り時間もついに1時間を切ってしまいました。。。

　食後は自室に戻り、昨夜の続きを書き上げたところで、車掌さんが部屋の鍵を回収しにきます。
そして、ついに最後の途中停車駅である、大宮駅に停車。ホームに身を乗り出してみますが、それほど暑さはないみたい。。。

　大宮を出ると、あとはラストスパートに入ります。最後の車内放送が流れ、「あけぼの」や夢空間車両が姿を見せていた尾久を通過・・・・。
　そして、9時40分定刻に、「北斗星2号」は上野駅16番ホームへ滑り込み、今回の旅が終了したのです。。。

　これにて、「45回目・2004初夏の北海道旅行」リアルタイム旅日記を終了します。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほくと＠管理人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０時２０分作成