斜里は良い天気です♪
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列車を知床斜里駅で下車します。
バスの時間まで少しあるので、駅待合室にて旅行記を書いて、グレ電でアップを済ませます。それから少ししてバス待合室に移動して乗車券を購入。ほどなくして知床自然センター行きのバスがやって来ました。
バスを見てびっくり・・・・。いつもなら観光バスタイプの大型バスがやって来るのですが、今日は普通の路線バスタイプの車両です。こんなバスが運用に入っているなんて。。。
バスはさておき、一路ウトロに向けて走り出します。
天気はこれ以上文句の付けようのない程、気持ちよく晴れ渡っています。斜里岳の姿の美しい事美しい事♪
しばらく走り続けると、いよいよ海岸線に出ますが、そこには青々としたオホーツク海が広がっています。流氷の姿は沖合の方に・・・。でも止別で見た時よりは、かなり近づいていますけどね。
ウトロの流氷は「はぐれ流氷」。
でも、びっしりです(^^)v
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所々に「はぐれ流氷」の姿は見えますけど、ここまで流氷の無いオホーツク海を知床で見るのは、初めての事です。おそらくは、先日関東で春一番を吹かせた低気圧の影響なのでしょう。
バスはウトロ温泉に到着し、ここで半分の乗客(と言っても4人・・・・(^_^;)を降ろして、3人の乗車がありました。
ウトロを出発したバスは、一路知床公園線に入っていきます。ここウトロ港には、大規模な「はぐれ流氷」が残っています。その流氷の上を人が歩いています。人数多いので、何かのツアーでしょう。
フレペの滝コースを歩きます
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さて、知床自然センターに到着しました。
バスの車内で分けておいたザックとリュックのうち、リュックをコインロッカーに詰め込んで、まずは「フレペの滝」を目指す事にします。
フレペの滝コース入り口で「かんじき」を履き(のらのたまさんはスノーシュー)、コースの中に入っていきます。このコースは歩く人も多いため、かなり踏み固められていて結構歩きやすい反面、物足りなかったり・・・・(^_^;
羅臼岳が美しいです〜(^^)v
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長い下り坂を下りきると雪原に出ます。少し歩き続けて、後ろを振り向くと羅臼岳・硫黄山と真っ白に雪化粧した知床連山の、美しい姿を見て取る事が出来ます。特に、羅臼岳の美しい事・・・・。ふと頭の中を「知床峠コースを歩いていたら・・・」との思いが・・・(^_^;
でも、ちょっと目を離したスキに、羅臼岳の山頂には雲が掛かってしまいました。これだけ良い天気でも、山の天気は変わりやすいんですね。。。
さてフレペの滝を冬に見るのは、数年ぶりになります。
相変わらず、真っ白な海ではなくて青々とした海が広がっていますが、凍り付いたフレペの滝は、変わらぬ美しさを見せてくれていました。
凍り付いた滝が、独特のブルーに輝いていて、凄く美しい。。。。見とれてしまいます。また凍った滝の先端が、独特の形状美を見せてくれているのも、良いですね。
冬のフレペの滝です。
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凍った滝が綺麗です♪
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お昼ご飯♪
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しばし眺めてから、今来た道を戻る事にします。
ちなみに雪原には、エゾシカ君たちが雪を掘り起こして、地面の草を食べています。冬ならではの光景ですね。
帰り道の途中で、スノーシューを履いたツアー団体とすれ違いました。タイミングがずれて良かったと安心するのと、「今のツアーはスノーシュー履くんだ・・・・」と思ってしまったり。。。
一度センター内に戻って、レストランで早めの昼食タイムにします。
この時期、メニューはカレーかピラフしかないので、「シーフードカレー」にしました。
道道・知床五湖線。
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昼食を済ませた後は、道道知床五湖線を歩く事にします。
この道道、除雪されていない・・・と思っていたんですが、見事に岩尾別まで除雪されている事が判明。まぁでもいいや・・・・・てな考えで、除雪された道を歩く事に。。
歩いていると、何台かの車を見かけました。中には品川ナンバーの車や、レンタカーも。。岩尾別にはいったい何があるのか・・・気になったりして。。
歩く事1時間とちょっと。。。岩尾別付近に到着しました。ここからの眺めは、結構お気に入りポイントでもあります。知床連山を見る事が出来ますし♪
ただ、岩尾別まで降りて何もなくて、そのあとこの坂を登ってくるのはキツイ・・・と言う事で、坂の上の方で引き返す事にしました。
知床連山・・・美しい♪
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オホーツク海は青々として(ToT)
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岩尾別付近の景色です。
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足跡をたどって行きます
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さて、今来た道をひたすら歩いて戻りますが、自然センターの手前になって、ふと一人の男性がスノーシューを履いて、道路の横に消えていきました。
そこを通り過ぎたものの、やはりその男性が何を目指したのかが、気になります(^_^;。
時間もまだ2時間程度あるので、再びかんじきを履いて、その男性の後を追ってみました。
振り返ると知床連山が♪
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何人かの足跡があるようなので、何かのツアーで使われているような感じがします。
でも、雪は結構ふかふかで、かなりズボッと入っていきますね。はまる程では無いですけど。
しばらく歩き続けると、ちょっとした雪原に出ます。キツネやシカの足跡が所々にあったりで、なかなか良い景色♪
ふと後ろを振り向くと、知床連山の姿が。。。羅臼岳は雲に隠れているようで、ちょっと残念なんですけど。。
足跡は続く・・・・o(^^)o
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この雪原を抜けると、今度は森の中に入っていきます。よく見ると、森の木々のいくつかには赤いスプレーが吹き付けられています。どうやら、コースの目印のような感じに見て取れます。
かなり入り組んだ感じの道になったりで、ちょっとワクワクしてきますね(笑)。この先に何があるのか、どんな景色が待ってくれているのか、ワクワクします♪
いよいよゴールのようです♪
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森を抜けると、少し視界が開けて、その先にはオホーツク海が。。。
さっきの男性は、少し先の気により掛かって、「まったり時間」を過ごしていました。
森を抜けてゴールまで歩いていきます。感じ的にはフレペの滝と同じような谷間の感じですが、滝が流れているような気配もないし。。
かといって、看板とかもないので、ここはかなりの穴場スポットみたいです。景色も良いですし、これで一面流氷に埋め尽くされていれば、それこそ文句なしなんですけどね。
滝がありました。これで流氷があれば・・
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しばし眺めてます♪
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結局30分くらい眺めてから、時間も時間なので、自然センターに戻る事にします。
今来た道をひたすら戻って、道路に出ました。そして歩く事数分で知床自然センターに到着しました。
西日を浴びた知床連山。美しい♪
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とりあえず、中に入って自然センターといえば、「はまなすこけももソフト」を食べながら、しばし一息いれます。
そして、15時20分発の知床斜里駅バスに乗り込んで、知床自然センターを後にしました。
自然センターから乗ったのは、自分たち2名だけですが、ウトロ温泉から大量に乗ってきました。
帰りも斜里岳の美しい姿を眺めつつ、バスは知床斜里駅に到着しました。天気にも恵まれて、楽しかったですね♪・・・流氷は残念だったけど。これで来年のリベンジが・・・・・(笑)
18時15分作成 |