札幌駅には定刻に到着しました。リュックをコインロッカーに詰め込んで、まず案内所で「北斗星」が運転するのかを確認。いまのところ函館からの特急も遅れがないようだし、大丈夫のようです。
「北海道開拓の村」に来ました
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「北斗星」に賭けてみる事にして、千歳行きの鈍行に乗り込みました。新札幌で下車してバスに乗り換えてやってきたのが、北海道開拓の村。
今回の旅行は層雲峡登山メインできたので、ガイドブックなどは持ってきていません。札幌で時間あってもどこで時間潰すか分からず、唯一思いついたのがこの「開拓の村」でした。
もともと、一度行ってみたかった施設ではあったんですけどね。
馬車鉄道です。。
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旧・札幌停車場の建物内で入場料を払って施設の中へ。まずは腹ごしらえと食堂にて、昼食タイムにしました。
食後は見学を開始します。野外博物館なのですが、園内は「市街地群」「漁村群」「農村群」「山村群」に分かれており、それぞれ開拓の時代から明治・大正・昭和り建物が再現または復元されています。民家などほとんどは一度解体して復元した建物だそうです。
もちろん建物の中にも入って見学することが出来ます。内部は人形が当時の生活を再現しています。
市街地群に旧札幌警察署南一条派出所があり、そこで案内係している警官の服装したボランティアの方と、つい話し込んでしまいました。話し込んだあとに他の観光客の方を交えて、施設の説明をくわしくしてくれました。
建物は道内各地から集められており、明治時代の瀬棚町・島歌郵便局とか、大正後期の理髪店、店内は人形で当時の様子が・・・。
札幌警察署南一条派出所
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瀬棚・島歌郵便局
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園内には馬車鉄道も敷かれており、実際に馬が軌道上の馬車を牽引してたりします。
鰊漁最盛期の番屋とか、いろいろ見ていて飽きません。
そんななかσ(^^;的に一番良かったのが、開拓小屋でした。藁葺きの壁や屋根でよくまあ北海道の冬を乗り越えたものだと、感心してしまいます。
開拓小屋。藁葺きの小屋です。。
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開拓小屋の内部
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天気ですが、ころこ変わっています。晴れているのに雨が降ったり、風も出てきたりして・・・。野外展示物だと雨降られるとやっかいなんですけどね。。。
いろいろ眺めているうちに、あっという間に3時間が経ってしまいました。ゆっくりと眺めていると、とても3時間では足りません。実際見ていない建物がいくつかありましたし。
最後に大正時代の旅館「旧来正旅館」の建物内部を見学して、開拓村をあとにしました。
旧来正旅館
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旅館の客室の様子
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開拓村から札幌行きバスに乗り込み、新札幌で下車。新札幌から快速「エアポート」で札幌に戻りました。
「北斗星」の時間まで1時間あるので、時計台の方に・・・・はいかず、駅横にあるビックカメラで腕時計の購入に走ります。「いで湯号」に置き忘れてきたG-SHOCK、温度計と日の出日の入り時刻表示付きで重宝していたんですけどね。。同じ機能を備えたG-SHOCKは無いので、無難なG-SHOCKを買っておきます。
帰りの「北斗星2号」
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その後は職場用のお土産を購入して、コインロッカーからリュックを取り出し5番ホームへ。17時発の旭川行き「スーパーホワイトアロー」が出発してしばらく、「北斗星2号」が入線してきました。
今夜の部屋は5号車10番個室ソロです。足がガタガタなので1階室の方がありがたい♪ ビールを買い込んで定刻に札幌駅を出発しました。
札幌を出発してしばらくは高架橋を走りますが、車窓にはなんと虹の姿が・・・・♪ でも、虹って写真に撮るのはとても難しいんですよね〜。光の屈折だから。。虹はいいとして、夕日が雲を染めてなかなかキレイです。でも、進行方向側には真っ黒な雲が待ち受けているし。。
車窓には虹が・・・♪
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千歳までは比較的良い天気でしたが、南千歳の直前で豪雨に見舞われました。南千歳を出発すると雨は止み、苫小牧の手前で再び雨、その後止んで・・・と繰り返します。どうも、局地的に豪雨になっているようです。
苫小牧の手前で食堂車から、ディナータイム開始の案内放送が流れます。1回目のディナータイム、σ(^^;が食堂車に入った時には、お客さんは5人いました。
席について小樽ワインの赤をオーダーします。「北斗星」に乗るのは7月始め以来、だから2ヶ月ぶりにワインを飲む事にもなります。もっとも、そろそろσ(^^;的にはワインの季節になるんですけどね(笑)。
ディナータイムを楽しみます
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苫小牧を出発してしばらくして、2組4名の方が食堂車にやって来ました。4人とも和食でしたが、苫小牧から乗車したお客さんの様です。
メニューの方は、相変わらず変わらないまま。すでに2年半以上同じメニューで通しています。いったいいつになったら新メニューに切り替わるんだろうか・・。以前は1年ごとにメニュー変わったものですけどね。。
食後は自室に戻って旅行記を・・・・書けずに、うたた寝していました・・・(^_^;。寝ちゃうと朝になりそうなので、必死に起きています。。。
道内最後の停車駅・・・函館
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21時になって、シャワータイムになります。いつも思う事ながら、列車の車内でシャワーを浴びれるって、良いものですね〜。
シャワーで昼間の汗を流したあとは、自室に戻ってしばらくして、道内最後の停車駅・函館駅に到着です。いつもと同じようにたくさんの乗客が各車両に乗り込んできます。これでソロは満室でしょう。
パブタイムで最後の晩餐
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後続の「北斗21号」と入れ違う形で、函館駅を出発しました。ホームで食堂車内を見た時は満席だったのですが、時間をおいてパブタイムの食堂車へ。
パブメニューが新しくなっていて、牛タンスモークが復活していたのには、嬉しかったですね〜。で、もちろん生ビールと牛タンスモークにて。。。。
食後は自室に戻ってすぐに、知内地区の夜を景眺めて、青函トンネルに入っていきました。。
23時25分作成 |