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64回目・2006 冬の北海道旅行−II旅日記−4
リアルタイム旅日記として作成

 [2月15〜16日 出発〜旭山動物園〜帯広] [2月17日 糠平湖〜札幌]
 [2月18日 網走〜摩周〜川湯] (2月19〜20日 川湯〜札幌〜北斗星2号)

2月19〜20日

 

朝の気温−15.9度・・・
朝の気温は−15.9度でした

 昨夜はオリンピックを眺めながらウトウトして気が付いたら1時半・・・。そのまま寝ちゃいました。熟睡しましたね、さすがに。。。ちなみに、寝る前に見た気温は-15度でした。
 目が覚めたのは目覚ましセットした6時過ぎでした。外を見てみると、晴れている感じです。少し寝て起きたのが6時半前。そのまま朝風呂に浸かってきました。温泉宿に泊まるといつものパターンですね。朝温泉♪

朝の湯の川盆地
朝日の射す湯の川盆地

 温泉から出たら、ちょうど日の出の時間だったので、外に出てみます。温度計は-15.9度。今までで一番低い気温なんですが、残念ながら20度には届かなかった。。。
 湯の川盆地に行きますが、霧氷が綺麗。。。。見とれてしまう程美しいです。しばらくして朝日が差し込んできましたが、やはり-16度では気温が高いです。期待していたたくさんのダイヤモンドダストは見る事が出来ず。。。。ただ、少しだけキラキラと輝くダイヤモンドダストは見る事が出来ました。ほんのパラパラ程度でしたけどね。もっとたくさん降ってくるようなダイヤモンドダストを見たかったので、また来年にリベンジ決定です。
 ちなみに、昨日の朝は-27度まで冷え込んだそうな。。。。


 

霧氷がキレイ・・・♪
霧氷が綺麗です♪

釧路行き鈍行に乗り込みます
釧路行き鈍行に乗り込みます

 ホテルに戻り、バイキング形式の朝食を済ませて、荷物をまとめて出発します。なかなかに良いホテルでしたね、川湯ホテルプラザ。また利用したいな・・・と思いました。
 バスまでの間、湯の川盆地を散歩しますが、キラキラはすでに見る事が出来ず残念・・・。8時のバスに乗り込み、川湯温泉駅に向かいます。

 バスには、智子さん一人だけが乗っていました。いつもなら4〜5人は乗っているんですけどね。途中で2人が乗ってきて川湯温泉駅に到着しました。
 今日はただの移動日でそのまま本州送還されるので、帰路がここ川湯温泉から始まります。しばらくしてやって来た釧路行き鈍行に乗り込み、川湯温泉駅を出発したのです。
                      
8時55分作成

釧路の幣舞橋
釧路の幣舞橋

 釧路行き鈍行はほどほどの乗り具合で、難なく座席をゲット出来ました。とりあえず、今朝の分の旅行記を書き上げます。書き上げた後は、一緒に乗り合わせた智子さんといろいろ話しをしながら、釧路駅に到着しました。
 乗り継ぎまで1時間ちょっとあるので、リュックをロッカーにしまい込んで、幣舞橋まで散歩してきました。実はまだ幣舞橋を見た事無かったので、どんな橋なのか気になっていたのです。何の変哲もない橋にしか見えなかったけど・・・。ただ、橋のたもとにある広場に「美川憲一」と書かれた石の記念碑みたいのがありましたけど。。

札幌行き「スーパーおおぞら6号」
「スーパーおおぞら6号」に乗ります

 釧路駅に戻ると、ちょうど「SL冬の湿原号」が入線していました。機関車の周りにはたくさんのギャラリーで溢れかえっています。
 「スーパーおおぞら6号」で帯広下車の智子さんは、すでに先に自由席確保の列に並んでいるようです。ほどなくして札幌からの「スーパーおおぞら1号」が到着しました。この折り返しが6号になります。
 待合室前で旅行記をアップして、乗車の始まった「Sおおぞら6号」の指定席4号車12番A席に荷物を置いて、まず「冬の湿原号」の機関車見学に向かいます。
 ちょうど発車2分前で、良い感じで煙りを吹き上げていました。そして汽笛一発で発車して行く様子を、デジカメの動画で撮影。今回の旅行では、この動画機能を活用しています。

SL冬の湿原号を見送ります。。
SL冬の湿原号を見送ります

 「冬の湿原号」を見送った後は、自由席に乗っている智子さんに挨拶をして、σ(^^;の席に戻り、釧路駅を出発しました。
 座席はA席なので、日が当たってぽかぽかを通り越して暑い・・・(^_^;。しばらく雑誌読んでいましたが、気が付いたら熟睡タイムになっていました・・・。
 釧路から1時間ちょっとで、池田駅に到着。池田と言えばレストラン「よねくら」の「十勝ワイン漬けステーキ弁当」です。釧路駅で列車に乗る前に予約しておいたので、となり3号車のデッキにて、弁当を受け取りました。
 こうやってステーキ弁当を購入するのって、かなり久しぶりですね。2年ぶりくらいかな・・・。池田から15分で帯広に停車します。予想通り、帯広からかなり乗ってきました。帯広発車の時に、ホームで列車を見送っている智子さんを発見、手を振ってみましたが、σ(^^;には気付かなかった模様(笑)。

「スーパーおおぞら」と言えば、池田の「十勝ワイン漬けステーキ弁当」♪
十勝ワイン漬けステーキ弁当

 帯広を出てから、「ステーキ弁当」で昼食タイムにします。「よねくら」のお店では何度か食べていますが、弁当になると久しぶりです。やっぱり、美味しいですね〜(^^)。
 食後は当然のようにお昼寝タイムに突入です。。途中トマム停車で目が覚めてスキー客が大勢乗ってきました。羨ましい・・・と思いつつ。。。
 昼寝から覚めると、しばらく本を読んでウトウトしながら過ごし、札幌まであと1時間となったあたりで、旅行記を書き始めました。
 それにしても、今日は良い天気です。トマム付近以外は、キレイに晴れ渡っていますからね〜。移動日に限ってこういう良い天気になるのは、なぜなんでしょう(爆)。
 列車は南千歳駅を出発しました。半分くらいのお客さんが下車した感じです。札幌まであと少し、この旅行もあと少しになってしまいました。。。
                       
14時55分作成

北海道神宮に再び・・・
再び北海道神宮に・・

 旅行記を仕上げてしばらくして、札幌に到着しました。
到着後すぐにコインロッカーにリュックをしまい、そのまま地下鉄を乗り継いで、円山公園で下車。道端に積もっている雪は、シャーベット状でまるで関東の雪みたい。。。温度計はプラスの4度だから、暖かいですね。
 初日とは違う道を歩いて、北海道神宮に到着しました。初日に次いで2度目の参拝になります。旅行初日では買えなかったお守りも購入(ちなみに車用の交通安全お守り)。お守り買った後にもう一度参拝して、北海道神宮を後にしました。
(ところで、北海道神宮のお参り作法ってどんなんでしょうか。。。出雲大社はちゃんと説明書きあったんですけど・・・)。

雪像跡とテレビ塔
雪像跡地とテレビ塔・・・

 再び円山公園から地下鉄に乗り込みます。まだ時間に余裕があったので、大通で下車して、大通公園に出てみました。
 雪まつりの雪像の残骸が無惨な姿を見せています。右のテレビ塔の写真、一番手前の場所は写真だと分かりづらいけど、丸く掘ってあります。まるで噴水の跡のよう。
なんかの大雪像があった跡のような感じ・・・。

上野行き「北斗星2号」の入線
「北斗星2号」の入線です。。。

 まつりの後の廃墟・・・みたいな大通公園を後にして、やっぱり札幌に来たからには「時計台」を見なくては。と言う事で、少時間もあるので、時計台も眺めてきました。
 時計台を撮ったあとは、札幌駅に戻り、構内の売店でお土産を一括購入。そのあと5番ホームにあがり、ほどなくして上野行き「北斗星2号」が入線してきました。
 今夜の部屋は9号車10番個室です。久しぶりの9号車ソロですね。となり6番ホームの「スーパーおおぞら」自由席待ちの列を眺めつつ、定刻に札幌駅を発車しました。

日没後の札幌郊外を・・・
薄闇の札幌郊外を眺めながら・・

 札幌駅を出発して、夕暮れ時の札幌郊外を走ります。この時間帯がなんか良いですね。特に長距離夜行列車に乗っている・・・という実感をさせてくれます。
 先に食堂車でシャワー券を購入してから、ようやくビールで一人乾杯をします。暗闇に支配されつつある景色を眺めながら飲むビールは、また美味しいですね。

最後の楽しみはディナータイム
旅の最後の楽しみはディナータイム

 列車は南千歳に停車していきます。苫小牧手前でディナータイム開始の案内が流れます。食事予約券をもって食堂車へ。
 去年は予約すら取れなかったディナータイムですが、今年は余裕ありすぎ。。。ツアーが入っていないためでしょうか、お客さんはσ(^^;含めて5人でした。。。
 メニューはかれこれ2年近く使っているものですが、微妙に盛りつけ他が違っているんですね。オードブルが出た時点でパーサーさんが写真撮ってくれるとの事で、いつものようにお願いしました。。

 食事中に気が付いたのですが、この時の運転士さんの運転がとても上手い。発車の際や停止時のブレーキショックがほとんど無いのです。静かに停車して発進していく。
 長万部で運転士が交代したのが分かるくらいですから、ホントに上手い運転でした。ディナータイムの1時間半も、あっという間に過ぎ去っていきましたね♪
                       
21時35分作成

道内最後の停車駅、函館駅に停車・・・
函館駅に停車します。。

 ディナータイムが終わって、自室に戻り一休み。そして旅行記の作成に取りかかったんですが、これが睡魔との戦いでして、1時間経ってほとんど書けていない状態・・・つまり、ウトウトしながら半分寝ていた感じです。。。書いた文章はめちゃくちゃだったりそれを直したりの繰り返しで、無駄にバッテリーを使ってしまった・・・・。
 なんとかある程度書き上げて、シャワータイム。半分寝ていた頭をすっきりとさせます。でも、毎度の事ながら、列車内でシャワー浴びれるなんて、凄いな・・・・・・・って思ったり。

 シャワーを浴びて部屋に戻って、残りの旅行記を仕上げたら、道内最後の停車駅である函館駅に到着です。
 函館から大量乗車があります。いつもの事ですけど、札幌の次ぎに函館の乗車が多いですからね。ちなみに今日は確認出来たもので、東室蘭と洞爺で乗車がありました。
 函館停車中に旅行記のアップを行います。その間にホームに出て、道内最後の空気を吸い込みます。函館でA個室ロイヤルは全室埋まりました。ソロも6号車は満室、デュエットも半分以上は埋まっている感じです。

パブタイムで最後の晩餐。。。
パブタイムで最後の晩餐を・・

 函館を定刻に出発して、列車は津軽海峡線に入っていきます。
 22時前になって食堂車へ3段活用の第2幕です。実はシャワールームに行く際に食堂車を通るのですが、その時に目に飛び込んできたのが「牛タンスモーク」で、これは食べたい・・・・と(笑)。
 席について、生ビールと牛タンスモークを注文。以前は「和牛タタキ」がメニューにあったんですけど、それもなくなり数年後のこの冬でようやく、牛肉部門復活したような感じです。

知内地区の夜景が過ぎたあとは・・・
知内地区の夜景が過ぎたあと・・

 生ビールはサッポロクラシック。牛タンスモークもかなり美味しいですね(^^)。でも個人的には、「和牛タタキ」復活してもらいたいのですが。。。

 22時半で食堂車から出て、部屋に戻ります。
ちょうど木古内を通過直後で、いつもの体勢で写真を撮ります。知内地区前のトンネル手前で、ふと部屋の電気を消して、2階個室なので窓から上の方を見てみると、なんと満天の星空が一面に広がっていて、こんなに星空が見えるなんて・・・、すっごくキレイでした♪
 そして、22時38分頃、知内駅を通過して夜景を眺めて、青函トンネルに入っていったのです。。。。
                         
23時15分作成

 昨夜は青函トンネルを出たまでは覚えているのですが、その先は記憶が無く青森停車前に寝に入ったようです。2時半頃に部屋の電気が点けっぱなしで目が覚めた以外は、熟睡しました。
 一度郡山到着前のおはよう放送で目が覚めて、そのまま再び寝に入り、起きたのは7時半でした。よく眠れました。

朝日浴びながら朝食タイム
関東の景色見ながら朝食・・

 朝の儀式を済ませて食堂車へ行くと、なんと満席・・・。一度部屋に戻って時間の様子見て、8時ちょうどに食堂車に行くと、ちょうど1席空いたのでなんとか座れて、朝食取る事出来ました。当然和朝食は売り切れでしたね。
 それにしても、朝食タイムがこんなに混んでいるとは。。。ディナータイムもパブタイムも空いていたのに・・・。たまにあるんですけどね、こういうの。朝食取れなかった事も過去にはありますし。。。


ミニロビーです。

 朝食食べている間に、宇都宮に停車します。もうすでに関東圏・・・・。食後はしばらくロビー室にて一休みします。9号車だとロビー室が遠いので、なかなか利用する機会が減りますね。せっかく禁煙になったんですけど。。
 しばらくして利根川を越えてしまいました。。。。9時前に「部屋の鍵回収します」の案内放送で、自室に戻りました。
 部屋に戻って旅行記書き始めてしばらく、最後の途中停車駅である大宮に停車。。。ここを出ると、あとはラストスパートになります。 

上野駅には定刻に・・・
定刻に上野到着・・

 大宮駅を出発して、時折京浜東北線電車と併走したりします。
過ぎてしまえば、あっという間の4日間でしたね。手元に残る使用済み指定券が旅の思い出を蘇らせてくれます。流氷と朝のダイヤモンドダストは、また来年へのリベンジとして残りましたが、総じて見ると良い旅だったと思います。純白の摩周湖も見られたし、冬のタウシュベツ川橋梁も見られましたし。
 次に「北斗星」に乗るのが6月なので、4ヶ月間この列車に乗ること出来ないと思うと、ちと寂しさも感じたり。。。
 そうこうしているウチに、最後の案内放送が流れて、9時41分定刻に、上野駅13番ホームに滑り込み、2006年の冬の北海道旅行が終了したのでした。
 これにて、「2006 冬のに北海道旅行-II」リアルタイム旅日記を終了します。最後までご覧頂き、ありがとうございました。。
 さて、帰ったら遅番勤務が待ってます・・・(T-T)
                                   ほくと@管理人
                    
10時20分作成

 

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