しばらく、サロンカーにて旅行記を書きながら過ごす事にします。列車は高岡駅に停車した後、富山駅に停車します。「ぶりのすし」を食べたい。。。その昔は3分くらい停車して弁当買う時間もあったんですがね。。。今では1分停車でそれも叶わず。。。。
富山駅を出ると、進行方向右側の車窓には、雪化粧した北アルプス立山連峰の姿が見て取れます。曇り空というのもあって、薄闇が支配しつつある車窓ですが、山々はハッキリと見て取れます。曇り空なので、夕日を見る事が出来ないのも残念。。。そういえば、今夜は皆既月食だった。。
17時前に自室へ戻りますが、食堂車を通る際にダイナープレアデス制作の「旅のしおり」を買って帰ります。沿線の車窓説明とかが入った冊子で600円。なかなか良い作りであります。
17時に車掌から「トワイライトEXP」の列車説明案内が流れます。その直後に暗闇に包まれた車窓には日本海の姿が・・・(^^)。
持ち込んだ十勝ワイン「清見」で乾杯いたします。室内照明を暗くして日本海を眺めながらワインを飲む。この季節ならではの楽しみ方です。
17時20分に食堂車ダイナープレアデスから、1回目のディナータイム開始のアナウンスが入り、隣の食堂車へ。
大阪駅発車後に食堂スタッフによる予約確認のさいに、2回目も空いているので変更できますよ・・・と言われたので、どんなものかと思ったけど、ランチタイムと同じくらいのお客さん。もう少し人数少ないと18時辺りから1回に集約されるんですけどね(何年か前に経験あり)。
席についてメニューに目を通します。去年までとは、メニューに使用している紙の種類が違います。デザインも違ってる。。
ワインはイタリアの赤ワインにしました。テイスティングは今回要求されませんでした(^^;
オードブル
「帆立貝とフォワグラの温かいサラダ トリュフと根セロリのヴィネグレット」
トリュフはスライスしたのが2枚鎮座しております。ホタテとフォアグラがとても合うんですね♪ソースとも、よく合っていてとても美味しい♪ よくまあ、食堂車でこれだけの味が出せるものだと感心します。いつもながらね。
スープ
「ビーツのコンソメ」
赤く透き通るコンソメスープ、口の中に運ぶとトマトの香りが広がります。でも、そんなにトマトが自己主張していないのが、良いですね。
魚料理
「小鯛のロースト 浅蜊のブルーブランとアメリケーヌ」
まずカニの香りが良いです。トビアラ海老とワタリガニで作ったソースとのことですが、ソース自体に海老やカニの味がそれほどしないのは、意外でした。アサリのソースとも良く合っていますし、小鯛も美味しかったです♪
肉料理
「黒毛和牛のステーキ マスタードソース」
黒毛和牛はヒレ肉でしょうか。焼き具合も絶妙でとっても美味しかった♪マスタードソースとありますが、辛みは全くなくてマスタードが入っている事すら気がつかないようなソースに仕上がっていました。付け合わせのジャガイモも美味しかった♪
デザート
「りんごのタルトとキャラメルのアイスクリーム」
キャラメルのアイスがとても美味しかった(^^)。タルトはごく普通かな・・・と言う感じ。
そして、紅茶で締めであります。
特に食堂クルーからポラロイド記念写真について言ってこなかったので、こちらから聞いてみるとサービスは継続しているとのこと。しかも、専用の台紙まで付いてくるそうで、もちろん頼みます。もっと宣伝すればいいのに・・・と思うんですが、そんなに需要無いのかな・・・・。
今回の食堂車ダイナープレアデス、調理3名、接客3名の計6名のクルーでサービスにあたっていました。安易にコストダウンしていないのが、素晴らしい。だからこそ、サービス水準を維持しているのだと思います。
トワイライトEXPの魅力は、このダイナープレアデスが全てを担っていると言っても過言では無いと思います。
食後は、自室にいると眠りそうなので・・・サロンカーに移動して旅行記を書いて過ごします。
ディナータイムで撮ってもらった、ポラロイド記念写真ですが、専用の台紙に日付が入っています。去年までのメニュー貼り付けも良いですが、専用台紙貼り付けも良い記念になりますね♪
またサロンカーには、大阪車掌区手作りのスタンプと台紙がありますが、このデザインも替わっていました。停車駅スタンプが一体式スタンプになっています。これはこれで良いかもしれません。
いい乗車記念になりますね(^^)
20時40分作成 |