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99回目・2011 初冬の北海道旅行旅日記−3
リアルタイム旅日記として作成

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12月12日

 
 朝は7時半過ぎに起きました。外を眺めてみると、曇り空で薄く太陽の日差しも。天気予報では一日中「雪」の予報なんですけど。。
 朝の儀式を終えて、朝食タイムにいます。スーパーホテル旭川の朝食にはスープカレーが出されるのですが、これが美味しいのです♪

 食後少ししてホテルを後にして旭川駅へ向かいます。
昨夜、旭山動物園のサイトを見てみたら、土曜日からペンギン散歩が始まったとの事。
ペンギン散歩が行われるなら動物園も良いなと思っていたので、ホテルを出るギリギリまで吹上温泉かペンギンかで迷っていたのですが、結局・・・温泉の方を選ぶ事にしました。。

 旭川9時発のスーパーカムイ14号に乗り込みます。ホテルを出る直前に、ニュースで「石狩北部・空知地方に大雪警報」の情報を見たんですが、札幌周辺はかなり降っているみたいです。
 旭川市街はほとんど降っていなかったのに、南下するにつれて雪の降り方が。。。

 スーパーカムイを滝川駅で下車します。ここ滝川で、釧路行き鈍行に乗り継ぎます。この釧路行き鈍行 2429Dは、滝川駅を9時37分に出て釧路駅に17時39分着。8時間2分の日本一運転時間の長い普通列車として有名でして、駅にも列車のサボにも運転時間日本一の案内がありました。
 もっとも、列車自体はキハ40の単行で運転されているローカル列車ですけどね

 

 滝川駅を定刻に発車して、次の東滝川で早くも運転停車・・・(^^;
この滝川発釧路行き鈍行、過去に2〜3回ほど全区間を乗り通した事があります。こういう列車に乗るのは好きですから♪ 今日も全区間乗り通したいところですが、残念富良野で下車するのです。

 2429Dの車内ですが、これが予想以上に乗ってます。平日昼間なので少ないかと思いきや、ビジネスマン風の人も乗っていますから。
 モノトーンの景色を眺めつつ、1時間10分ほどで富良野駅に到着しました。

 ここ富良野駅では、後ろに1両増結されて、富良野から釧路へは2両編成で向かう事になります。その連結作業を眺めてから、改札を出る事にしました。
 富良野では富良野線に乗り換えるのですが、50分の乗り継ぎ時間があります。富良野駅の外に出てみると、ずいぶんと変わりましたね〜。駅前ロータリーが分断されていますし・・・。

 雪はかなり良い勢いで降り続けています。その雪の中・・・「くまげら」まで歩いてみました。時間あれば「和牛さしみ丼」でも・・・と思ったんですが、いざ「くまげら」に着いてみると・・・・営業は11時半からじゃん。。。

 駅に戻ると、短時間で雪だるまに・・・(^^;
改札が始まったので、富良野線・旭川行き鈍行に乗り込みます。11時45分に富良野駅を出発して、約15分ほどで上富良野駅に到着して、ここで下車します。
 上富良野駅は数年前に、駅前に車止めて旅行記書いた記憶がありますが、この駅で下車したのは初めてです。

 まず、今夜のビールを調達しようと思うのですが、上富良野駅周辺って・・・コンビニ無いんですよね〜。フラヌイ温泉の周辺まで行かないと無かった気が。。。。ただ、駅から徒歩10分くらいの場所にスーパーがあったので、そこでビールを調達しました。
 お昼は駅前の喫茶店で。店頭に「元祖ふらのバーガー」の旗が出ていたので、そのふらのバーガーでお昼ご飯にします。

 お昼食べた後、駅の待合室にてバスがくるのを待ちます。13時19分発の町営バスがやってきますが、普通の路線バスタイプかと思いきや・・・マイクロバスなのに驚き。。。まぁ、町営バスだからこんなものか。。。
 お客さんはσ(^^;を含めて3人。2人は年配の夫婦で地元の人。吹上温泉で降りていきました。上富良野駅から約30分くらいです。バスの車内から露天風呂の位置を確認しますが、意外と距離があるような。。。

 バスを今夜の宿である「ヒュッテバーデンかみふらの」で下車します。宿のチェックイン時間はバスの時間に合わせているので、14時からチェックイン出来るのが良いです。ちなみに、バスは一日3往復ですから・・・(^^;
 宿にチェックインします。山小屋風というかロッジ風の綺麗な建物です。良い感じですね。。。

 荷物を部屋に置いて、吹上温泉露天風呂に向けて歩き始めます。さっきバスで通った道を歩きます。雪は降っていますがそれほど強い降りと言うほどでもありません。ただし、気温はかなり低いですね。。。車もほとんど走っていませんし。除雪車は走ってきましたけど。
 しばらく携帯を外気にさらし続けて温度計を見てみると、「-6.8度」を表示していました。冷えているわけです。

 宿から歩いて30分弱で吹上温泉露天風呂入り口の駐車場に到着しました。かなり広い駐車場です。一応・・・除雪はされている感じ。
 この駐車場から細い遊歩道のような道を歩いて温泉に向かうのですが、確かにこれだと車上荒らしに遭いやすいと実感しました。
 この露天風呂に続く道が、人1人通れる轍のようになっていて踏み固められているようですが、その上に雪が降り積もっていて・・・・ラッセルしながら進みます。深みもあったりしましたが、5分くらいで露天風呂に到着しました。

 ドラマ「北の国から」に登場して一躍有名になった露天風呂ですが、もたろん誰もいません。無色透明の温泉が良い湯加減です。
 ここでもちろん入りたいところですが、、雪の降り方が半端なくて。。しかも脱衣所も無いから温泉から出た後どうやって着替えるか・・・を考えると、入れませんでした。せめて雪が止んでいてくれれば、入ったんですが。。。

 15分くらい迷っていたんですが、雪は変わらず降り続いているし、風も出てきたし。風が吹くので積もった新雪が雪崩のように崩れてきたりしたので、入らすに引き返す事にしました。仕方ないですね。。。初めて来ましたが、次は晴れか曇りの時に来たいものです。

 帰りももちろん徒歩で帰ります。が、行きよりも天気が悪い。。。若干吹雪いています。さっき除雪されて道上に、すでに数センチの積雪が。。。天候は良くならずに悪くなる一方。。。時折ホワイトアウト状態になりますから。。。車に注意してたけど、結局1台だけ通っただけでしたけど。。。 

 前髪が凍るような雪だるま状態になって、宿に戻ってきました。いや〜、寒かったです。
その冷えた体を温めなくてはと、お風呂に浸かってきます。ここの温泉は「カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉」。
 湯口は無色透明ですが、空気に触れると茶色に変色する「鉄泉」ですね。温泉臭も鉄の臭いがしますし。
 ここ露天風呂もあるのですが、面白く出来ていて湯船は内風呂と露天風呂が繋がっているんです。湯船の上が分けられているという作り。
 露天風呂で・・・・濡れたタオルをグルグル振り回してみると、綺麗に凍り付きます。-10度前後の気温でしようね。

 温泉に浸かった後は、夕食タイムです。
夕食は富良野和牛を使った「すき焼き」。この肉がまた霜降りに良い肉でして。。。すき焼きで食べるよりも、しゃぶしゃぶか刺身で食べたいと思ったくらいです。ただ、今夜のお客さんがσ(^^;含めてたったの3人。しかも2人はまだ到着していないらしく、広いレストランでたつた1人食べるのは・・・寂しいものがあります・・(^^;

 食後、2人のお客さんが到着しました。ちょっと玄関の外に出てみると・・・・冷えてますね。。。しかも、吹雪いてますし・・・(^^;
 晴れていれば、星空や富良野の夜景が見えるんでしょうけど、残念であります。
明日・・・・十勝岳見えると良いんですけどね。。。

                    21時50分作成

 

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