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105回目・2013秋の北海道旅行旅日記−2

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9月22日

 
 一夜明けて22日の朝は早く、4時半に起床します。朝の儀式を終えて、前夜購入しておいたパンで朝食タイム。お弁当は前夜受け取っています。
 そういえば、層雲峡のセイコマは朝5時から営業に変わったんですね。これは便利になりました。支度してホテルを出ます。銀泉閣は1泊だけなので、不要な荷物は車に仕舞い、バス乗り場へ向かいます。

 天気は良く、黒岳の山頂を見ることも出来ました。
混雑することは予想していましたが、予想を上回るバス待ちの列・・・・。明らかにバス1台では乗り切れない人数が列をなしています・・・(^^;
 しばらくして、銀泉台行き定期バスがやってきましたが、もちろん1台では乗り切れません。そこへもう1台の増便バスがやってきて、なんとか全員詰め込んで層雲峡をあとにしました。
 バスは本来、レイクサイト経由で銀泉台へ向かうのですが、高原温泉のシャトルバスが翌週からというのもあり、レイクサイトでの下車客がいないのを確認して、レイクサイトへは向かわずに、そのまま銀泉台へ向かうこととなりました。
 おかげで、最初のバスより早く銀泉台に到着する事が出来ました。

 登山届けに記入して、赤岳登山口を出発します。天気は雲が多いけど、晴れています。そして、結構・・・冷え込んでいます♪
 出発から20分くらいで、銀泉台に到着します。去年は青々としていた銀泉台斜面でしたが、今年は・・・まあまあ色付いています。見頃まではあと3日くらいは掛かりそうな感じ。。。それでも、去年に比べれば良い方です。

 毎年・・・ここ銀泉台の撮影ポイントで時間を食ってしまうのですが、今年も結構・・・時間潰してしまった・・・。
 この先の第一花園から見下ろす銀泉台斜面の方が、紅葉は綺麗でしたね。去年はホント・・・青々としていましたから。。。

 ただ、第一花園辺りの景色はまだまだだけど、ここより上の第二花園では、紅葉は折り返しに入ってました。。。
 第二花園に出る直前にあるナナカマドの実が赤くて綺麗でした。

 第二花園から奥ノ平。。。
奥ノ平の紅葉も折り返しに入っている感じ。一昨年の方が綺麗に色付いていました。

 奥ノ平からコマクサ平へ。コマクサ平の紅葉は、もう終わり際に近い感じ。。。ウラシマツツジは黒く枯れたのも多いし。でも、真っ赤に色付いているのもあったりと、バラツキが多い。。
 でも、全体的には紅葉終わり気味です。。。

 第三雪渓には、まだ溶けていない雪渓がかなり残っていました。ここも紅葉は終わってましたが、雪解けが遅かった場所のチングルマは花を咲かせていたりと、2009年に近い感じがしました。

 このキツイ第三雪渓を登り切ると、第四雪渓。
紅葉は・・・・もう終わった景色が広がっています。この第四雪渓を登り切ると、風が・・・。それまで感じていなかった強風が襲ってきます。山頂はかなりの強風らしい。

 去年より15分遅れて、赤岳山頂に到着しました。
天気は曇り空ですが、お鉢はよく見渡せます。そして、凄い強風が吹き荒れています。あまりに体感温度が寒いので、防寒着を着込んで、赤岳山頂を出発します。

 所々に先日降り積もった雪が、まだ残っていました。天気も風に乗ってガスに包まれたり晴れたりを繰り返しています。汗拭くタオルがマフラー代わりになっているくらい・・(^^;
この強風で体力を少し消耗したためか、白雲岳分岐には去年より30分遅く、一昨年よりは30分早くに到着。

 目指す白雲岳はガスに包まれています。そして、今日は異様に登山客が多くて、人の動きが切れ目無く。。。人が多いのと強風で山頂も混んでいると思い、白雲岳は諦めて、ここ分岐で昼食タイムを取ることに。岩場の風避けられる場所で昼食を済ませて、北海岳を目指して歩き出します。

 分岐を過ぎて少し降りたところは、アップダウンが連続する場所なのですが、今年ここは雪渓が埋まっていてフラットになってました。
 雪渓の上を歩きますが、踏み固められているので、登山靴だけで大丈夫でした。

 北海岳のに向かう途中、天気が晴れて白雲岳がよく見えました。今年は登らなかったけど、来年は銀泉台での時間潰しを最小限にして登りたいものです。
 途中、タスキ紅葉も少しばかり見えましたが、色付きはいまり良くないみたい。この前の積雪で枯れてしまったのかも。。。

 それまで見えていた北海岳の山頂がガスに包まれたあと、北海岳山頂に到着しました。去年・一昨年と誰もいなかった北海岳山頂ですが、今年は人多いです(^^;
 ここは・・・強風というより暴風に近い・・・(^^;
その暴風を避けて少し休んでいると、ガスが晴れてお鉢の景色が見渡せました♪

 北海岳山頂を出発して、暴風の中・・・・黒岳を目指して歩き始めます。
少しずつ標高を下げていってお鉢の中程に。。。
 川と雪渓の壁があるのですが、今日ここまで歩いてきた中で、一番綺麗な紅葉風景が広がっていました。。。(^^)♪
 ただ、色付き具合はバラツキがあるのが今年の特徴ですね。あと、ナナカマドの実が綺麗に赤いのが多いのも、今年の特徴みたい。。

 紅葉かせ綺麗ということは、当然ながら写真を撮るのに時間を取られるわけでして。。。まぁそれでも、時間的には余裕があるんですけど。。。

 写真撮りつつ、黒岳石室に到着しました。
桂月岳はガスの中。周辺の紅葉はすでに終わった感じです。テント張っている人達も多いですね。
 トイレ済ませてひと休みしてから、黒岳石室をあとにします。今夜の宿泊客・・・多いみたい。

 石室近くのチングルマは終わってました。。。去年・一昨年はナキウサギの鳴き声が聞こえたりしていたんですが、今年は風にかき消されて鳴き声聞こえず。。
 ガスと強風の中歩くこと35分で、黒岳山頂に到着。

 黒岳山頂も強風が凄く、ガスに支配されていましたが、時折ガスが晴れて紅葉を眺めることが出来ます。

 黒岳山頂を出発して下山開始。山頂から自分の身長分下がると、風もなく穏やかな状態になるのが不思議。
 マネキ岩付近の紅葉はすでに終わっているけれど、下の方の紅葉は見頃に近い感じですね。ナナカマドの実も赤くて綺麗ですし。

 あとはひたすら下山を続けて、ほぼ去年と同じ時刻で黒岳登山リフト乗り場に到着しました。夕日に焼けた雲がとても綺麗です(^^)♪
 登山届けに記入して、登山リフトに乗り込みます。登山で酷使した足が重力を感じなくなる瞬間が良いですな(^^)。

 登山リフトで6合目に着いた頃には、すでに暗闇に包まれつつありました。ロープウェイの最終便に乗り込むのですが、これがまた超満員。初めて。。。
 あとで聞くと、今日のロープウェイは最大で1時間半待ちだったそうな・・・(^^;

 さて、今夜から宿が変わって「ペンション銀河」に宿泊となります。2010年以来3年ぶりとなります。銀泉閣とは違った源泉を引いているので、お湯の匂いも違いこっちの方が硫黄臭がして、良い感じです。

 明日の天気は晴れ。旭川の最低気温は6度予想。
楽しみであります(^^)♪

 
コースタイム

出発 710
 ↓
赤岳登山口 718
 ↓
第一花園 800
 ↓
第二花園 817
 ↓
奥ノ平 830
 ↓
コマクサ平 845
 ↓
第三雪渓 905
 ↓
第四雪渓 935-940
 ↓
赤岳山頂 1000-1010
 ↓
小泉岳分岐 1045
 ↓
白雲分岐 1100-1135
 ↓
北海岳 1300-1315
 ↓
黒岳石室 1455-1520
 ↓
黒岳 1555-1610
 ↓
黒岳七合目 1720

 

 

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