『イーハトーヴ・オノマトペ症候群』やってます。(^
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エレッキの木なのら、『鳥をとるやなぎ』
★宮沢賢治童話を是非ぜひゼヒ読んでネ★
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エレッキの木なのら、『鳥をとるやなぎ』。
「オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語)なんて集めてどうすんの?」
@くつくつ:【慶次郎も顔をまっ赤にしてくつくつ笑いながら立ちました。】 |
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鈴木翁二の漫画版『祭の晩』は、ムードいんじゃん。
「オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語)なんて集めてどうすんの?」
@だぶだぶ:【「空気獣(くうきじゅう)」という見世物が大繁盛でした。それは、髪を長くして、だ |
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スタジオ・ジブリだにゃぁ、クーボー大博士、『グスコーブドリの伝記』。
@松本零士の漫画版『グスコーブドリの伝記』は、遠近法カッチョイイ!飛行船ココチエエ!
「オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語)なんて集めてどうすんの?」
@ごしっごしっ:【ごしっごしっとお父さんの樹(き)を鋸(ひ)く音が、やっと聴(きこ)えるくらいな |
あいつが来ると、風がどうと鳴るんだなや、『風の又三郎』。 |
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@山本まさはるの漫画版『風の又三郎』は、田舎臭さ、ぐー、こどもらしさ、いまいち。 |
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「オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語)なんて集めてどうすんの?」 |
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@どっどど どどうど どどうど どどう:【どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも |
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21だぶだぶ:【変てこな鼠いろのだぶだぶの上着を着て白い半ずぼんをはいてそれに赤い革 (かわ)の半靴(はんぐつ)をはいていたのです。】 22がやがやがやがや:【「あいつは外国人だな。」「学校さ入るのだな。」みんなはがやがやが やがや云いました。】 23きちん:【変なこどもはやはりきょろきょろこっちを見るだけきちんと腰掛けています。】 24がたがた:【そのとき風がどうと吹いて来て教室のガラス戸はみんながたがた鳴り、学校の うしろの山の萱(かや)や栗の木はみんな変に青じろくなってゆれ、教室のなかのこ どもは何だかにやっとわらってすこしうごいたようでした。】 25にやっ:【教室のなかのこどもは何だかにやっとわらってすこしうごいたようでした。】 26ぽかん:【「わあい、喧嘩するなったら、先生ぁちゃんと職員室に来てらぞ。」と一郎が云い ながらまた教室の方を見ましたら一郎は俄にまるでぽかんとしてしまいました。】 27しょんぼり:【五郎はじつに申し訳けないと思って足の痛いのも忘れてしょんぼり肩をすぼ めて立ったのです。】 28ぴかぴか:【先生はぴかぴか光る呼子(よびこ)を右手にもってもう集(あつま)れの支度(したく) をしているのでしたが、そのすぐうしろから、さっきの赤い髪の子が、まるで権現さ まの尾っぱ持ちのようにすまし込んで白いシャッポをかぶって先生についてすぱす ぱとあるいて来たのです。】 29すぱすぱ:【さっきの赤い髪の子が、まるで権現さまの尾っぱ持ちのようにすまし込んで白 いシャッポをかぶって先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。】 30しいん:【みんなはしいんとなってしまいました。】 31ピルル:【先生は呼子をピルルと吹きました。】 32ピルルル:【それはすぐ谷の向うの山へひびいてまたピルルルと低く戻ってきました。】 33じろじろ:【するとその間あのおかしな子は何かおかしいのかおもしろいのか奥歯で横っち ょと舌を噛むようにしてじろじろみんなを見ながら先生のうしろに立っていたので す。】 34もじもじ:【するとその子はちゃんと前へならえでもなんでも知ってるらしく平気で両腕を前へ 出して指さきを嘉助のせなかへやっと届くくらいにしていたものですから嘉助は何だ かせなかがかゆいかくすぐったいかという風にもじもじしていました。】 35ぐるっ:【そこで一年生はあるき出しまもなく二年も三年もあるき出してみんなの前をぐるっ と通って右手の下駄箱のある入口に入って行きました。】 36しっかり:【「ですから、みなさんも今日から又いっしょにしっかり勉強しましょう。」】 37どっ:【嘉助はまるで手を叩いて机の中で踊るようにしましたので、大きな方の子どもらは どっと笑いましたが三年生から下の子どもらは何か怖いという風にしいんとして三 郎の方を見ていたのです。】 38ばたばた:【みんなはばたばた鞄をあけたり風呂敷をといたりして通信簿と宿題帳を机の 上に出しました。】 39ぎょっ:【そのときみんなはぎょっとしました。】 40だぶだぶ:【その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかした半巾(はんけち)をネクタ イの代りに首に巻いて手には白い扇をもって軽くじぶんの顔を扇(あお)ぎながら少 し笑ってみんなを見おろしていたのです。】 |
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41てかてか:【その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかした半巾(はんけち)をネクタ イの代りに首に巻いて手には白い扇をもって軽くじぶんの顔を扇(あお)ぎながら少し 笑ってみんなを見おろしていたのです。】 42しぃん:【さあみんなはだんだんしぃんとなってまるで堅(かた)くなってしまいました。】 43ずうっ:【それからずうっと下の組の子どもらは一目散に教室を飛び出しましたが四年生の 子どもらはまだもじもじしていました。】 44りん:【その人はまたていねいに礼をして眼で三郎に合図すると自分は玄関の方へまわって 外へ出て待っていますと三郎はみんなの見ている中を眼をりんとはってだまって昇 降口から出て行って追いつき二人は運動場を通って川下の方へ歩いて行きました。】 45すたすた:【運動場を出るときその子はこっちをふりむいてじっと学校やみんなの方をにらむ ようにするとまたすたすた白服の大人について歩いて行きました。】 46きらきら:【谷川はそっちの方へきらきら光ってながれて行きその下の山の上の方では風も 吹いているらしくときどき萱(かや)が白く波立っていました。】 47もにゃもにゃっ:【それはみんなは先生にはいつでも「お早うございます」というように習ってい たのでしたがお互いに「お早う」なんて云ったことがなかったのに又三郎にそう云わ れても一郎や嘉助はあんまりにわかで又勢(いきおい)がいいのでとうとう臆(おく)せて しまって一郎も嘉助も口の中でお早うというかわりにもにゃもにゃっと云ってしまった のでした。】 48きろきろ:【けれどもみんなきろきろ又三郎の方は見ていてももじもじしてやはり忙しそうに棒 かくしをしたり又三郎の方へ行くものがありませんでした。】 49ざあっ:【その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり運動場のまん中でさ あっと塵(ちり)があがりそれが玄関の前まで行くときりきりとまわってちいさなつむじ 風になって黄いろな塵は瓶をさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりま した。】 50ざわざわ:【土手の草はざわざわ波になり運動場のまん中でさあっと塵(ちり)があがりそれ が玄関の前まで行くときりきりとまわってちいさなつむじ風になって黄いろな塵は瓶 をさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。】 51さあっ:【運動場のまん中でさあっと塵(ちり)があがりそれが玄関の前まで行くときりきり風に なって黄いろな塵は瓶をさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。】 52きりきり:【それが玄関の前まで行くときりきりとまわってちいさなつむじ風になって黄いろな 塵は瓶をさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。】 53ちらっ:【先生はちらっと運動場中を見まわしてから「ではならんで。」と云いながらプルルッと 笛を吹きました。】 54プルルッ:【「ではならんで。」と云いながらプルルッと笛を吹きました。】 55ひらり:【中にも又三郎のすぐ隣の四年生の机の佐太郎がいきなり手をのばして三年生の かよの鉛筆をひらりととってしまったのです。】 56ぴったり:【「わあこいつおれのだなあ。」と云いながら鉛筆をふところの中へ入れてあとは 支那人がおじぎをするときのように両手を袖(そで)へ入れて机へぴったり胸をくっ つけました。】 57ちゃん:【すると又三郎は国語の本をちゃんと机にのせて困ったようにしてこれを見ていまし たがかよがとうとうぼろぼろ涙をこぼしたのを見るとだまって右手に持っていた半分 ばかりになった鉛筆を佐太郎の眼の前の机におきました。】 58ぼろぼろ:【かよがとうとうぼろぼろ涙をこぼしたのを見るとだまって右手に持っていた半分 ばかりになった鉛筆を佐太郎の眼の前の机におきました。】 59きりきり:【そしてまるで何と云ったらいいかわからない変な気持ちがして歯をきりきり云わ せました。】 60どんどん:【又三郎もみんな知っていてみんなどんどん歌いました。】 |
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61がりがり:【すると又三郎はどこから出したか小さな消し炭で雑記帖の上へがりがりと大きく 運算していたのです。】 62さらさら:【次の朝空はよく晴れて谷川はさらさら鳴りました。】 63くるくる:【学校の少し下流で谷川をわたって、それから岸で楊(やなぎ)の枝をみんなで一本 ずつ折って青い皮をくるくる剥(は)いで鞭を拵(こしら)えて手でひゅうひゅう振りなが ら上の野原への路(みち)をだんだんのぼって行きました。】 64ひゅうひゅう:【鞭を拵(こしら)えて手でひゅうひゅう振りながら上の野原への路(みち)をだん だんのぼって行きました。】 65はあはあ:【みんなは早くも登りながら息をはあはあしました。】 66ぼゃっ:【「何だかお日さんぼゃっとして来たな。」】 67じめじめ:【路(みち)が林の中に入り、しばらく路はじめじめして、あたりは見えなくなりまし た。】 68せかせか:【みんなはまるでせかせかと走ってのぼりました。】 69きっ:【向うの曲り角の処(ところ)に又三郎が小さな唇をきっと結んだまま三人のかけ上って 来るのを見ていました。】 70こぼこぼ:【三人は汗をふいてしゃがんでまっ白な岩からこぼこぼ噴きだす冷たい水を何べ んも掬(すく)ってのみました。】 71ぐうっ:【みんなが又あるきはじめたとき湧水は何かを知らせるようにぐうっと鳴り、そこらの 樹(き)もなんだかざあっと鳴ったようでした。】 72ざあっ:【そこらの樹(き)もなんだかざあっと鳴ったようでした。】 73ぼんやり:【光ったり陰ったり幾通りにも重なったたくさんの丘の向うに川に沿ったほんとう の野原がぼんやり碧(あお)くひろがっているのでした。】 74ぐんぐん:【「もう少し行ぐづどみんなして草刈ってるぞ。それがら馬の居るどごもあるぞ。」 一郎は言いながら先に立って刈った草のなかの一ぽんみちをぐんぐん歩きました。】 75ぷるぷる:【二匹の馬が、一郎を見て、鼻をぷるぷる鳴らしました。】 76ぱっ:【陽(ひ)がぱっと明るくなり、兄さんがそっちの草の中から笑って出て来ました。】 77てかてか:【向うの少し小高いところにてかてか光る茶いろの馬が七疋ばかり集ってしっぽ をゆるやかにばしゃばしゃふっているのです。】 78ばしゃばしゃ:【しっぽをゆるやかにばしゃばしゃふっているのです。】 79ずうっ:【そして鼻づらをずうっとのばして何かほしそうにするのです。】 80べろり:【すると三郎は、「怖くなんかないやい。」と云いながらすぐポケットの手を馬の鼻づ らへのばしましたが馬が首をのばして舌をべろりと出すとさあっと顔いろを変えてす ばやくまた手をポケットへ入れてしまいました。】 |
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81さあっ:【さあっと顔いろを変えてすばやくまた手をポケットへ入れてしまいました。】 |
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101ぱたぱた:【空が旗のようにぱたぱた光って翻(ひるが)えり、火花がパチパチパチッと燃え |
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141ぐったり:【ほんとうに暑くなって、ねむの木もまるで夏のようにぐったり見えましたし、空も まるで、底なしの淵のようになりました。】 142きっ:【「何だい。こわくないや。」又三郎はきっと口をかんで云いました。】 143びちゃびちゃ:【その男はこっちへびちゃびちゃ岸をあるいて来ました。】 144すぱすぱ:【鼻の尖(とが)った人は、すぱすぱと、煙草を吸うときのような口つきで云いまし た。】 145がらん:【みんなも何だかその男も又三郎も気の毒なような、おかしながらんとした気持ち になりながら、一人ずつ木からはね下りて、河原に泳ぎついて、魚を手拭(てぬぐい) につつんだり、手にもったりして、家(うち)に帰りました。】 146ひそひそ:【そこでみんなはひそひそ時間になるまでひそひそその話ばかりしていました。】 147むくむく:【すっかり夏のような立派な雲の峰が、東でむくむく盛りあがり、さいかちの木は 青く光って見えました。】 148ぞろっ:【小さなこどもらは、よろこんで顔を赤くして、押しあったりしながら、ぞろっと淵を 囲みました。】 149じゃぶじゃぶ:【佐太郎、大威張りで、上流(かみ)の瀬に行って笊をじゃぶじゃぶ水で洗い ました。】 150こちこち:【一郎も河原に座って石をこちこち叩いていました。】 151びくっ:【佐太郎はびくっとしましたけれども、まだ一しんに水を見ていました。】 152ぬるぬる:【そして一郎は、はじめに、昨日あの変な鼻の尖った人の上(のぼ)って行った 崖の下の、青いぬるぬるした粘土のところを根っこにきめました。】 153ざぶん:【「ようし、見ていろよ。」と云いながら、本気になって、ざぶんと水に飛び込んで、 一生けん命、そっちの方へ泳いで行きました。】 154ばしゃばしゃ:【又三郎の髪の毛が赤くてばしゃばしゃしているのにあんまり永く水につか って唇もすこし紫いろなので子どもらは、すっかり恐(こわ)がってしまいました。】 155つるつる:【第一、その粘土のところはせまくて、みんながはいれなかったのにそれに大へ んつるつるすべる坂になっていましたから、下の方の四五人などは、上の人につか まるようにして、やっと川へすべり落ちるのをふせいでいたのでした。】 156ぼちゃぼちゃ:【又三郎は、ぼちゃぼちゃ、もう近くまで行きました。】 157ばたばた:【みんながばたばた防いでいましたら、だんだん粘土がすべって来て、なんだか すこうし下へずれたようになりました。】 158ぼちゃんぼちゃん:【するとみんなは、ぼちゃんぼちゃんと一度に水にすべって落ちまし た。】 159ぐるぐる:【嘉助がひとり、上をまわって泳いで遁げましたら、又三郎はすぐに追い付い て、押えたほかに、腕をつかんで、四五へんぐるぐる引っぱりまわしました。】 160ごほごほ:【嘉助は、水を呑んだと見えて、霧をふいて、ごほごほむせて、「おいらもうや めた。こんな鬼ごっこもうしない。」と云いました。】 161しんしん:【ところが、そのときはもう、そらがいっぱいの黒い雲で、楊も変に白っぽくなり、 山の草はしんしんとくらくなりそこらは何とも云われない、恐ろしい景色にかわって いました。】 162ごろごろごろ:【そのうちに、いきなり上の野原のあたりで、ごろごろごろと雷が鳴り出しま した。】 163ひゅうひゅう:【風までひゅうひゅう吹きだしました。】 164ぶちぶち:【淵の水には、大きなぶちぶちがたくさんできて、水だか石だかわからなくなっ てしまいました。】 165ざっこざっこ:【「雨はざっこざっこ雨三郎」】 166どっこどっこ:【「風はどっこどっこ又三郎」】 167がたがた:【すると又三郎はまるであわてて、何かに足をひっぱられるように淵からとび あがって一目散にみんなのところに走って来てがたがたふるえながら、「いま叫ん だのはおまえらだちかい。」とききました。】 168がくがく:【「何だい。」といいましたが、からだはやはりがくがくふるっていました。】 169どうっ:【一郎はすばやく帯をしてそして下駄をはいて土間を下り馬屋の前を通って潜(くぐ) りをあけましたら風がつめたい雨の粒と一緒にどうっと入って来ました。】 170ばたっ:【馬屋のうしろの方で何か戸がばたっと倒れ馬はぶるるっと鼻を鳴らしました。】 171ぶるるっ:【馬はぶるるっと鼻を鳴らしました。】 172はあ:【一郎は風が胸の底まで滲(し)み込んだように思ってはあと強く息を吐きました。】 173ごとんごとん:【遠くの方の林はまるで海が荒れているようにごとんごとんと鳴ったりざっ と聞えたりするのでした。】 174ざっ:【ざっと聞えたりするのでした。】 175さらさら:【すると胸がさらさらと波をたてるように思いました。】 176どかどか:【けれども又じっとその鳴って吠えてうなってかけて行く風をみていますと今度 は胸がどかどかなってくるのでした。】 177どんどんどんどん:【昨日まで丘や野原の空の底に澄みきってしんとしていた風が今朝夜 あけ方俄かに一斉に斯(こ)う動き出してどんどんどんどんタスカロラ海床(かいしょう) の北のはじをめがけて行くことを考えますともう一郎は顔がほてり息もはあ、はあ、 なって自分までが一緒に空を翔(か)けて行くような気持ちになって胸を一ぱいはっ て息をふっと吹きました。】 178はあ、はあ、:【もう一郎は顔がほてり息もはあ、はあ、なって自分までが一緒に空を翔 (か)けて行くような気持ちになって胸を一ぱいはって息をふっと吹きました。】 179ふっ:【自分までが一緒に空を翔(か)けて行くような気持ちになって胸を一ぱいはって息を ふっと吹きました。】 180ぐんぐん:【一郎は急いで井戸からバケツに水を一ぱい汲んで台所をぐんぐん拭きまし た。】 181ぶるぶる:【それから金だらいを出して顔をぶるぶる洗うと戸棚から冷たいごはんと味噌 をだしてまるで夢中でざくざく喰べました。】 182ざくざく:【戸棚から冷たいごはんと味噌をだしてまるで夢中でざくざく喰べました。】 183こちこち:【「うん又三郎って云うやづよ。」一郎は急いでごはんをしまうと椀(わん)をこちこ ち洗って、それから台所の釘にかけてある油合羽(あぶらがっぱ)を着て下駄をもっ てはだしで嘉助をさそいに行きました。】 184ざぶざぶ:【昇降口からはいって行きますと教室はまだしいんとしていましたがところどこ ろの窓のすきまから雨が板にはいって板はまるでざぶざぶしていました。】 185ごとごと:【「そうだなぃな。やっぱりあいづは風の又三郎だったな。」嘉助が高く叫びまし た。職員室の方で何かごとごと鳴る音がしました。】 186がたがた:【風はまだやまず、窓がらすは雨つぶのために曇りながらまだがたがた鳴りま した。】 『風の又三郎』のオノマトペ、まんず、これで、おすめえだぁ。えがっだなす。 スネオ 拝 (^ ^; 2006.2.19. |
(貴重なほんのわずかな読者の方々へ) |
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セロ弾きのゴーシュ | ←次回配本は『セロ弾きのゴーシュ』です。 | ||