聞いてみよう!     − 皆さんからいただいた質問に、谷垣健治さんご本人が答えてくれました −



今まで、皆さんからいただいた質問に、谷垣さんご本人が答えてくれました!
この他にも、皆さんが谷垣さんについて、疑問に思っていること、質問したいこと、
リクエストしたいことなどがありましたら、どんどんメール下さいね!

皆さんからの質問等が、ある程度溜まったら、随時、送ってみようかと思っております。
谷垣さんからの回答が来ましたら、アップしていく予定ですので、
ご協力、お願い致します!



お気軽にメール下さいね。




 普段どういったトレーニングをされているんですか?

腕立て、腹筋ぐらいはやりますが、筋トレはすぐに筋肉がついてしまうのでやりません。
それと、柔軟を30〜60分ぐらいやります。
(毎日やると逆に硬くなってしまうので、1日おきぐらいだそうです)

ジムには行きますが、マシーンはあまりやりません。
サウナと、鏡で蹴りのチェック(これが大切なんだそうです)をします。



 「痩身男女」での役割、またどういった経緯で仕事が来たんですか?

脚本の一歩手前のシーンブレイクダウンの日本語訳をしました。
それと、トランポリンの貸し出し業者を紹介しただけです。

*当初、痩せたサミー・チェン(鄭秀文)が、屋上でアンディ・ラウ(劉徳華)と一緒に、
トランポリンをするシーンを撮る予定があったらしいです。(実際、撮影したのかは不明)



 「全職殺手」での役割、またどういった経緯で仕事が来たんですか?

町隆史のアクション指導です。クレジットではトランスレーターになってたかな?
「ブレイド2」の合間に1週間ぐらいやりましたかね。マカオ、警察署、エンディングのシーンを撮りました。
経緯は、4年前のUCCのCMのつながりで、反町さんの所属事務所「研音」の緑川さんから依頼がありました。



 体脂肪率は何パーセントぐらいですか?

わかりません。


− 「星月童話」以降の張國榮(レスリー・チャン)さんの印象は変わりましたか?

印象が変わったと言うか・・・
以前から、これと言って、レスリーの「印象」と言うのはありませんでしたが、一緒に仕事をして見て、
やはり経験があって、「プロフェショナル」な人だと思いました。
それから、周りに対しての「気遣い」がスゴイですね。
甄子丹(ドニー・イェン)は、レスリーのファンだったらしいんですけど、ドニーの誕生日に、レスリー自ら
「ベストアルバム」を持参して、プレゼントしたんですよ。
そういった「気配り」は流石だと思いました。


 − 得意なスタント、苦手なスタントなどはありますか?

ジャンルとして得意なスタントは、一般的なスタント(例えば、何処かに突っ込むとか、飛び降りるとか)だったら、
いくらでも出来ます。
基本的に、1人で出来るし、楽だからです。

嫌いなスタントは、「爆破」と「ワイヤー・アクション」です。
人に頼るし、自分がコントロール出来ないからです。


 − 今後一緒に仕事をしてみたい監督さんは?

呉宇森(ジョン・ウー)。
それから、徐克(ツイ・ハーク)です。 
ツイ・ハークは、「ドリフト(順流逆流)」で、役者として仕事をしたので、
イマイチ消化不良だったものですから。
 
あとは、馬楚成(ジングル・マー)。
この人の現場は、単純に凄く楽しいから。


− 一緒に仕事する前と、した後での印象が違った明星は?

謝霆峰(ニコラス・ツェー)・・・あんなに根性があるとは思わなかった。


− 監督業に興味はありますか? 

あります。
するとなったら、アクション映画でしょうね。
やっぱり、アクション映画から入ってますから、こればっかりは、私から切り離せないでしょう。
結構、香港映画で、アクションから入った人間は、監督になると文芸映画を撮りたがる人間が多いんですけど、
失敗する人が多いですね。
ドニーさんにも、この傾向があります。(笑)


− 御自分にとって、「これは良い仕事をした!」と、今でも印象深い作品は何でしょうか?
   また、その時のエピソードなんかを、お聞きしたいです。
 
「PUMA」です。
プロジェクトのスタートから、ラストまですべての仕事に関わったし、細かい仕事まで自分でやりましたから、
貴重な体験をしたと思います。
この映画以降、OKライン(仕事の判断基準)が出来上がったとでも言うんでしょうか。
この映画があったからこそ、迷わず仕事を進められるようになったし、違う国(文化)で、いかに彼らを取り込んで
行ったら良いのかが、感触としてわかるようになりました。



− 「燃えよ!! スタントマン」に続いて本を書く予定はありますか?

今のところ、書く予定はありません。
書くことになるとすれば、前のものとは違った形にしたいですね。
何らかの形で、今まで自分が関わって来た仕事を残せたら良いな、
「自己満足の領域を超えるモノ」が出来たら良いな・・・と思ってます。


− 香港では事務所には入ってらっしゃるんですか? 

いいえ、フリーです。


− 保険には入ってますか?

国民健康保険には、入ってます。 香港では、(香港でしか)適用出来ないので、入ってません。


− 仕事でストレスを感じる時は、どういった時ですか?

政治的圧力を感じた時。 映画以外で力を使う時。


− 仲の良い香港の俳優・武師さんは?

黄偉亮(ジャック・ウォン)


− 今まで香港に住んでいて、病気になったことは?(またその対処方)

無いです。


− 香港映画で活躍している日本人(俳優&映画人)との交友は?

特に無いです。
アンジェラこと、樋口明日香さんとは、2回ぐらい逢いました。
(「殺手之王/ヒットマン」などに主演した)佐藤佳次さんとは、3回ぐらい逢ったかな。


− オフの日は何をしてますか?

ん〜・・・
VCD・DVDとかを見てます。


− 映画以外の趣味はなんですか?

特にないですね。


− 日本(香港)に帰って来た時に、必ず行く場所は何処ですか?

大阪の「倉田保昭アクション・クラブ」です。
今の香港のアクション事情を、話しに行ったりしてるんですよ。


− 香港で気に入っている場所、またその理由

リージェント・ホテル(尖沙咀・チムサーチョイ)の裏の海沿いの遊歩道(?)とか、
VCDやDVDを探すので、旺角(モンコック)の辺りとか。
「先達中心」に良く行きますかね。「信和中心」にはあまり行きません。
その他には、深水歩(サムソイポ)の黄金中心とか・・・


− 香港でヒイキにしているレストラン

人が来た時は、金鐘(アドミラリティー)にある、「グラッパ」。
朝飯は、尖沙咀(チムサーチョイ)の亜士厘道にある、「明豊」と言うお店の鳳瓜排骨飯+熱女乃茶を、
よく食べに行きます。



− 香港映画界に入ってからの、(香港映画に対する)印象は変わりましたか?

映画への取り組み方が、スゴイなぁと思いましたね。
香港では、自分1人1人が頭を使って仕事をしているって言うんですかね。
香港独特のもので、日本人とは「意識の差」かもしれないけど、技がいかに画面に映っているかを、
第一に考えますから。



− 「燃えよ!! スタントマン」の発行部数は?

1万部ぐらいだと思います。再版はされてません。
(映画関係の本は、2万部行けば、大ホームランだそうです。)


− 今一番したいことは何ですか?

納得の行く「アクション映画」を1本撮りたいです。それを作ったことによって、次に行けそうな気がするから。






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