昨日は給料日でした．
給料日は定時退社日なので，普段はアレな時間に帰っている毎日でも，この日だけは普段では考えられないくらいの時間：17時15分に退社できるわけです．っていうか，帰らないと見回りの人に「早よ帰れや」と怒られてしまうわけです．
で，早く帰って何をするかというと，やっぱり飲み会だったりします．会社の先輩と行って来ました．飲み会が終わって帰ってきたのが12時過ぎ．そんでもって寝て起きたら二日酔いでした．
もちろん，飲み会は楽しいです．
でも，休日とか時間があるたびにこんな酒浸りの生活は人としてどうなんでしょう，とふと思ったりするわけで．先週も飲み会，その前も飲み会…．マジでこんなんじゃ「発掘あるある大辞典」で紹介されている『何かの物質』が大量に体内で生成されて，近い将来ブクブクブクブク太ってしまうのではないかと思いました．つーか，脳細胞がアルコールを媒介として化学変化を起こして脂肪になったりするのではないでしょーか．
やっぱり運動しなくちゃダメですよねー．
そんなわけで，来週富士山に登ってきます（唐突に）．御来光見てきます．
何でそんなに唐突に富士山に登ることになったかというと………理由は面倒なので省略（＾＾；．成り行きです，成り行き．友達とかも「何でお前が？ 登山が趣味だったの？」と驚いていましたが一番驚いたのは僕だったりします．
さて，突然富士山に登ることになったのですが，困ったのが登山の道具が何一つ無いこと．そんなわけでいろんな道具を買ってきました．買ったものはこんな感じ．
- トレッキングシューズ（スノーボードのブーツみたく踵が浮きません）
- ディパック（登山用の大きなモノ）
- 携帯酸素（必需品，というかお約束）
- レインコート（山の天気は変わりやすい…）
- 軍手（山肌は溶岩ばかりらしい…）
- ユニクロのドライシャツ（速乾性じゃないと風邪引きます）
- 耳栓（安眠確保のため）
- カワグチ探検隊みたいな頭につけるライト（夜中に登るので辺りは真っ暗）
- その他（いろいろ）
これだけ揃えるのに大体2〜3万円くらいですかね．意外に登山用具は高いと思いました．が，背に腹は代えられません．また，登山用具の定番といえば「杖」ですけど，僕は買いませんでした．だって高いし（5000円〜），必要ないと思ったので（とかなんとか言って後で後悔したりして…）．
さて，道具の準備は出来たのでもう準備万全．……と言いたいところですが，肝心のオレの体力の準備が出来てません（＾＾；．冬の間はスノーボードで鍛えるのでそれなりな体力があるんですけど，何も運動らしいことをしない夏の間は極端に体力が落ちている（と思われる）わけです．冒頭にも書きましたけど夏の間はビールが美味いですからね（＾＾；． とにかく，今のままの体力じゃ，初めて登る日本一の山の山頂まで辿り着かず，途中で引き返さなければならないという事態になってしまうかも知れません．
そんなわけで，富士山登山の前哨戦として，高尾山に登ってきました．
一緒に行ったのは，最近社内公募で部署が移った（脱出した，とも言う）M木君とN田（K)．実際に富士山に行くのはKだけで，M木君はたまたま居合わせたので強制連行（＾＾；．
午後遅く，高尾山口に到着．なぜ午後遅くなってしまったかと言うと，高尾山に行く直前まで登山用具の買出しをしていたからです．つまり，その日買った登山グッズをその日に使うという，結構ギリギリな日程だったわけです．っていうか富士山来週だし．今日行かないと前哨戦になりません．
で，車から降りて登山用具に身を包む．デカいバックとゴツい靴がいかにも登山をしに着たぞ，という感じになります．で，高尾山口の様子は以下．
意外に観光地してました．
店で売っている岩魚の塩焼きが物凄く美味そうに見えて，登山なんかせずにこのままメシを食べて帰ろうかと思ったけどそこはグッとこらえて登山口へ．登山口に行くと，登山のコース地図がありました．登山路は6本くらいあるらしい．そこで，どうせ行くなら面白いところがいいだろうということで，道の途中に滝があるという6本目のルートを選択．ケーブルカーでかなり上まで（山頂ではない）いけるらしく，結構登山の格好をした人がケーブルカーを利用しているのを尻目に，いざ登山路へ．
……と，最初のうちは何故か舗装路．これじゃ登山の意味無いじゃん（＾＾；．しばらく歩くと，いよいよ悪路へ．買ってきた登山用の靴（トレッキングシューズ，と呼ぶらしい）が役に立つときが．木の根っこがあろうが岩があろうが軽く登っていけます．さすが，底が厚い（というか特殊なゴムで出来ているのだろうか？）と足の痛みもあんまりありません．
しばらく歩くと（20分くらい）滝が見えてきました．
へぇー，と感心．
残念ながら，『修行僧以外滝に近づくべからず』との張り紙があり，フェンスによって滝には近づけませんでした．というか，修行僧だったら滝に近づいていいのか？ じゃぁ，運がよければ滝に打たれながら修行しているお坊さんが見れるわけですか？ なんだかギアナ高地を思い出してしまうな（Gガンネタ）．
滝を後にし，ひたすら登る．途中はこんな感じ．
上記写真で，登山路は左側です．
途中，立て札があり『山頂＝＞』となっている先にはどう見ても沢がありました．何かの間違いでは？ と思ったけどそっちの方しか道が続いてないのでとりあえず水の上を歩く（登山の格好をしているのがK，無理矢理連れてこられたような格好をしているのはM木君です）．
そんな感じでテクテク登って山頂到着．大体1時間くらいでした．
山頂に着くと，3人とも汗だく．特に，M木君は「休日に街中をブラブラしていたら，急な土砂降りにあってしまった人」のような濡れ方でした．で，体力の方ですけど，富士山登山はこの5倍の時間を登ると思うと今から滅入ってきます（；´Д｀）．しかも，8合目辺りで一泊するんだよなぁ．寝ても起きても登山なんて，ホントに体力持つんだろうか．
この文章書いているとき，物凄く喉が渇いたのでビールでも買おうかと思ったんですけど，冒頭に「ビールばっかりだと脳が減るね．いやマジで」と書いてしまった手前，ビールは止めました．ドクターペッパーを買ってみました（寮の自販機に何故か売っているんですよ…）．
飲んだ瞬間，ドクターペッパーも脳が減るなぁと思いました．
