人日
烈風人日春還早, 仙粥摘芳七種草。 寒竹琅 ![]() 出門巡禮淸圓道。 |
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烈風の人日 春 還(な)ほ早く, 仙粥 芳を摘む 七種の草。 寒竹 琅 ![]() 門を出(い)でて 巡禮す 淸圓の道を。 ******************************** |
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(新暦で謂っているが)人日は厳しい一日だった。暦とは逆に、本格的な冬の到来を思わせる冷たい風がきつかった。 ただ、邦俗(?)である七草粥には、心暖まるものがある七菜の粥だ。 蛇足になるが、『荊楚歳時記』に七種菜羮があるというが未確認。現代の中国でも五穀などで作る臘八粥(旧暦の十二月八日の粥)があるが、関係があるのだろうか。無いのだろうか。更に聯想を逞しくして、やずやの発芽十六雑穀?など…。両者の由来は、新春を祝うためのものだったのだろうか。それとも、食べる物が底をついてくる時季だからなのだろうか……??。 新暦、旧暦を錯綜させてしまった。 |
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・人日: | 旧暦正月の第七日目。 |
・琅![]() |
竹が風で揺れて音を立てるさま。 |
平成十九年一月七日 |
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