擬江戸漢詩　弘川寺　　　　　　　　　　

弘川山寺翠微間， 滌暑溪流晝自閑。 櫻樹鳴蝉丘墓上， 門前雲露隔人寰。

弘川山寺　　翠微（すゐび）の間， 滌暑の溪流　　晝　自ら 閑なり。 櫻樹　鳴蝉　　丘墳の裡， 門前の雲露は　　人寰（じんくゎん）と　隔つ。 　　　*****************************
今日、弘川寺へ行った。江戸漢詩の風合いを出して詠んでみた。「擬古詩」であるが、中国でいうところの擬古ととは、当然別のものを指している。

平成十九年八月二十六日

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