天橋立
丹後天橋一道長,
人行松下碧茫茫。
飛龍倒影欲登覧,
乍變望雲靄復藏。
天橋立の入り口
。
橋が回転して
、
船を通している
。
天橋立。
天橋立。
北側の成相寺(なりあいじ)
霧に包まれていく成相寺の五重塔。
霧に隠れた天橋立。
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文殊堂智恩院近くで、橋立の正面のお茶屋さん。
写真右手(お店の正面)が天橋立入り口。
文殊荘勘七茶屋で休憩(重太郎餅+抹茶)。
丹後の
天橋
てんけう
一道
いちだう
長く,
人
松下
しょうか
を行く 碧
茫茫
ばうばう
。
飛龍の
倒影
たうえい
登覧せんと欲すれば,
乍
たちま
ち望雲と變じて 靄
復
ま
た
藏
かく
す。
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27日、天橋立
を歩いて渡った。
翌日(28日)、北側にある成相寺(なりあいじ)にお詣り(参拝料500円/1人)した際、そこの展望台から天橋立の全景を見ようとした。ところが、海面から濃い霧というか雲がもくもくと立ち上ってきて、たちまち辺り一面を覆ってしまった。
27日に歩いた後、文殊堂智恩院近くの(橋立の正面の)お茶屋さんで休憩した。三軒ほど並んでいたが、その真ん中の文殊荘勘七茶屋で休憩し、重太郎餅(きな粉餅 250円)+抹茶(250円)と、智慧餅(あんころ餅 250円)+抹茶(250円)をいただいた。
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・飛龍:
山上より見下ろした際の天橋立のさまを謂うとのこと。
・倒影:
股のぞき。股の間から覗いた天橋立の風景のことで、素晴らしいと云われる。橋が天に架かっているように見えるのだろうか…。
・望雲:
望雲臺の意も含む。
平成二十年八月二十八日
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