岐阜城風雲
金華山上雲中樓,
眼下霧生如奔流。
五百年前舉一瓠,
天階升得千瓢旒。
金華山
○
印の中が岐阜城天守
岐阜城の天下第一の門
岐阜城
岐阜城。雲で霞んでいる。
岐阜城天守より市街を見下ろして
岐阜城天守より雲間の市街を見下ろして
墨俣一夜城
墨俣一夜城大手門の瓢箪の擬宝珠
墨俣一夜城
墨俣一夜城
墨俣一夜城
墨俣の瓢箪(岐阜城攻撃時のイメージ)
千成瓢箪
金華山上 雲中の樓,
眼下 霧 生じて 奔流の如し。
五百年前 一瓠を舉げ,
天階 升り得たり 千瓢の旒。
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10月27日〜28日に、岐阜へ行った。27日は養老の滝、(お千代保稲荷の前を通って)泊。28日には墨俣一夜城、岐阜城へ行って、(大垣城横、関ヶ原を通って)帰宅。ホームページ用(藤田東湖の『有客贈一酒瓢者愛翫不置賦瓢兮歌』
用)の千成瓢箪の写真をたくさん撮ってきた。
山の下から見れば、雲の上に浮かんだようになっている岐阜城に登った。天守閣から見下ろせば、眼下を雲が流れ、岐阜の街を隠していた。ここは、後の木下藤吉郎の軍勢が奇襲し、瓢箪で以て合図をして信長勢が陥としたところと云う。瓢箪は、その後、戦勝のたびに瓢箪を一つずつ加え、やがて千成瓢箪となったと云う。その千成瓢箪発祥の地での作。
『日本外史』巻十五
平成二十二年十月二十七日
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