謝海上自衞隊決死行
下命決然赴死地,
狂濤敢救大和魂。
二人三拜神州景,
含涙深深謝國恩。
下命
(
か めい
)
決然として 死地に
赴
(
おもむ
)
き,
狂濤
(
きゃうたう
)
に
敢
(
あ
)
へて救ふは
大和
(
やまと
)
魂
(
だましいひ
)
。
二人
(
に にん
)
三
(
み
)
たび拜す
神州
(
しんしう
)
の景,
涙を
含
(
ふく
)
みて
深深
(
しんしん
)
と
國恩
(
こくおん
)
に謝す。
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嵐の中を海上自衛隊飛行艇による決死的な救助活動の結果、辛坊氏等二人が無事救出された。帰還後、 「この国の国民であってよかったなと、本当にそう思う」と語っていた。
救う者は英雄、救われる者もまた他日の英雄。晩唐・杜牧の『題烏江亭』「勝敗兵家事不期,包羞忍恥是男兒。江東子弟多才俊,捲土重來未可知。」
を期待しています。
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(・
大和魂:谓日本民族精神。)
・神州:ここでは、日本を指す。
・景:ひかり。
平成二十五年六月二十二日
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