2011.02
これが、ブラジル側のイグアスの滝です。 この滝を見る3時間のためにビザが必要です。
五反田の駅前にあるブラジル領事館に出向きビザの申請をしました。 ツアーなら観光業者さんが
まとめて面倒を見てくれるのでしょうが、個人旅行では自分で動くのが原則です。 待つこと2週間
無事手に入れることが出来ました。 行く手間さえ厭わねば簡単な手続きで安価に取得できます。
(画面タッチ 変換します)
圧倒的な水量に息を呑むこと必定! 水しぶきに濡れながら川の中に出来た回廊を歩くのは恐怖と
快感のごちゃ混ぜで何と表現いたしましょうか。 滝全体を把握するのにはブラジル側が圧倒的に
有利です。 80%がアルゼンチンの領土にあるのですが滝上に立つようになり全体像が見えません。
下手な解説は要りませんね。 これで全体像がつかめたと思います。 それではアルゼンチン側
に参りましょう。 翌日アルゼンチン側のイグアスの滝に訪れました。 入園料を払うとトロッコ
電車で滝中心部「悪魔ののど笛」近くまで運んでくれます。 駅から川の上に造られた鉄橋を2`
歩くことになります。 下を見ると、とうとうと水が流れ恐怖を感じますが、ひたすら歩くことになります
平坦ですから車椅子も観覧可能です。 やや暫く歩くと水煙と雷の音のような響きに悪魔ののど笛
の意味が理解できてきます。
これが「悪魔ののど笛」と言われる、クライマックスの滝壺周辺です。 こんな処までよくぞ橋を架けた物です
年に数人の投身自殺者が出ると書いてありますが、凄く良く分かります。 水の落ち口を見ていると恐怖感より
陶酔感の方が強くなり、簡単に死ねそうな気持ちになるのですから不思議な物です。
落ち口は、ラッシュアワーのように人が並んでしまいます。 その間水しぶきは容赦なく降り注いでくるのです。 |