パリやロンドンの地下鉄が東京の地下鉄に比べて、なぜおのぼりさんに分りやすいのか
東京に来られた外国人が(国内のお年寄りも)地下鉄でまごついているのを見るたびに考えました。
非常に単純な答えが分りました。 地下鉄は徹底的に交通手段オンリーとして作られているのです。
東京(日本のと言うほうが良いかも)は商業施設いわゆる地下街と混在しているので地下道が異常に長く
出口も非常に多いため日本人でも地上に出てからまごつきます。 地下街の便利さは否定しませんが馴れ
ない者にとっては、パリ・ロンドン・ローマ型に軍配を上げたくなります。 韓国もやや日本型ですね。
「メトロ」響きが良いですね。 この入り口はモンマルトの丘を横道に下ったところにある駅の入り口です。 ものすごく深い所を地下鉄が走っているので、特別大きなエレベーターで昇降します。 パリ市内は縦横に走る地下鉄の乗り継ぎで楽に観光ができます。 車ですと駐車場を探すだけで時間をつぶしますのでやめた方がいいですよ。 切符売場にたたずむこと10分、切符売り場をじっと観察「アン・カルネ」と言うと切符10枚が買えることが分りました。勿論自動販売機や一日券も有りますが「アン・カルネ」で手渡される薄グリーンの切符が楽しいのです。 もう一つの楽しみが、地下道の芸術家?・音楽家?でしょうか。日本にも居ますが、伝統もレベルも違いますし、乗客の接し方も違います。 |
近代的・合理的設備といえば日本がはるかに上でしょうが、やはり伝統・歴史となるとかないません。
名所・旧跡・美術館などは10分以内でほぼ到達できる範囲に駅がありますのでホテルを取るときに
メトロのメイン路線(好きなほうに乗り換え出来るので)の駅から分数を目安に決めたら絶対便利です。
フランス語なんてチンプンカンプンの合わせて135歳カップルが自由に行動できるのですから信じて!
是非、自分たちだけで行動してください。 ツアーには無い自由を謳歌できます。
地下鉄の案内板のマークもフランス風、これ何に見えます? 切符にもこのマークが付いています。 左はモンマルトの丘の石段です 秋の枯れ葉の時期には「枯れ葉よ---」なんてシャンソンがぴったりの風景です。 ところが階段脇の建物や塀にどこかの国と同じようなスプレーのペインティングがあって興ざめ! 若い人も少しは考えてくれませんかね、 |
地下鉄に乗りなれるとしめたもの、次は郊外電車を利用しませんか。 そうです、ベルサイユ宮殿は手頃な
訪問先です。おまけに終点と来ていますから一番安全ですし、ツアーバスで行くより早くて・安くて・趣あり
特にベルサイユの駅から宮殿までの参道と言うか、正面道路の並木道が素晴らしく絶対歩いて行くべきです。
ここなら相当の方向音痴でも、まず問題なく到達することが出来るはずで、電車も横須賀線並みに出ています。
危ない! 注意 そうです、お恥ずかしいが4回目のパリで、偽警察官とおとりスリにもう少しで
やられるところでした。 慣れた頃がやられ時、「自信・過信は怪我のもと」を地で行くところでした。
あの賑やかなオペラ座の直ぐ側の横道(画面タッチで変換)でも、早朝深夜は人通りが少なく、まして路地
に入れば死角となります。 道を間違えても聞く人が居ず、たまたま通りがかりの人に質問したのが
運の尽き、親切そうに路地方面を「こっちだ」と誘導します。 少し入ると警官と名乗る男が二人「今の
男が、おまえの財布を取った」と言って身分証明らしきモノをみせ取り囲まれてしまいました。 合計3名に
囲まれてしまった訳です。 外国では財布は絶対持ち歩かない主義 「パスポートを出せ」の一言で
旅行雑誌で読んだ経験談を思い出し、偽警官と察知、家内の手を取って強引に大通りに走って出ました。
流石に通りまでは追いかけず、難逃れをすることが出来ました。 道を聞く相手はいつも女性にしていた
のに、ちょっと慌てたばっかりに、飛んだ間抜けを演じることとなりました。 どうぞご注意下さい!!
クリスマスが近い16日の夜景です、パリジャンヌは「明るすぎて品がない」とデコレーションにクレームと聞きました |
冬空のエッフェル塔 | 寒そうなノートルダム寺院 | |
並木の枯れたシャンゼリゼ | ルーブルとピラミッド |
Paris L' Open Tour 余りの寒さに始めて観光遊覧バスを使ってみましたが、ダメ.! 暖房がないのだ!
日本ご説明付き、乗り降り自由のこのバスはやはり便利で手軽ですが、冬は防寒完備で乗って下さいね。
やはり、メトロは便利です。 市内観光には回数券で気楽に利用できますよ。 |