ライン川の観光船船上 |
ライン川にただ一つある滝ですラインホールと呼ばれます。 シャフハウゼンの駅からバスが出ています。 行きと帰りの乗り場が違うので注意してください。 観光船は駅から町に下って行くと、船着場があります。 |
慌てて飛び乗った遊覧船は、船上がベンチシートになっていて川風が心地よく頬をなぜて行きます。 切符切りの船員さんもスイスパスを見せると中を開けるでもなくニコッとウインクしてOKです。 遠くに見えるお城やブドウ畑を眺めながら、船に乗ること2時間ぐらいで、シュタムアムラインの船着場に着きます。 この町はラインの真珠と形容される、小さくて綺麗な町です。 写真左の壁は市庁舎でフレスコ画が一面に書かれています。 |
チューリッヒを後にルッツェルンに向かう車窓は正にスイスその物。 先年大火事で燃えた有名なこの橋も焼け残りを生かして忠実に再現されています。 あまりに駅のそばでチョット拍子抜けしました。 |
グリンデルワールドに宿を取り、お定まりのモンブラン観光は、あまりにも有名なので少し違うコースをと峠を超えるバスに乗り(村営バスの為スイスパスは割り引きだけ)ました。 8月だと言うのに峠はご覧の通りの雪化粧にビックリ、お客さんも我々だけで少々心細くなります。 峠を超えると隣り村、氷河で削られたシェルフト(岩の割れ目を急流が流れ、細い桟橋が川の上に危なげに掛かっている)で有名なマイリンゲンに着きます。 |
アレーシュルフト |
ビスプの駅を降り立つと目も鮮やかな氷河特急の赤色が飛びこんできます。 ホームらしいものがお印だけあり、野天の駅舎にはビックリ、雨でも降ったらどうするのだろう? 余計な心配をします。 駅前の商店街はスイスの国旗と花で飾られいかにもスイスと言う風情です。 |
ビスプで乗り換え |
スイスに来て、山の話が無いなんて可笑しな物ですね!氷河特急(もちろんスイスパスで飛び乗れます)でツッェルマットの駅に着く少し前に、あの気高き頂きが姿を見せてくれます。 これぞスイス「は〜るばる来たぜーーー」つい鼻歌が出様と言うものです。 とにかく便利、どこのの山も歩かずに登山電車やケーブルカーを乗りついて、3000メートル以上まで一気に登ることが出来るのですから! クラインマッターホン3883mでは高山病に掛かったような気がします |
スイスほど、観光客を大切にしてくれる国は無いような気さえします。
優れもののスイスパスは言うに及ばず、なんとも有り難いのが「ライセゲベック」と言うシステムです。
簡単に言えば、日本にも昔在ったチッキを完璧にしたようなもので、切符はちろんスイスパスでもOKです、
これらを駅で見せると手荷物が大変安い値段で送れるのです。しかも自分より先回りして居る事さえ多いし、
取りに行くまで無料で預かってくれます。だから行動するときに手ぶらで歩くことが出来るのです。
スイス航空を利用するなら、日本から行き先の駅まで送ることさえ出来ます。
帰りも駅から日本まで送り返し、空港に持ち込むことさえいらないのですから助かります。
是非ご利用になっては如何でしょうか。