トルコ日記17
コメント:この日から始まるセルチュクでの数日間はトルコ滞在中一番楽しかった思い出になっている。日記は思いのほか簡単にすませているようだ。はじめて2日間まとめて書いているくらいだし、あまり一人になる時間がなかったとも言える。ここセルチュクは古代の遺跡が残るエフェス拠点の地。観光客もいつもいるようなところなのだが、田舎ののんびりした雰囲気は保たれている。私が滞在したVARDAR PENSIONは、行った当時はできたばっかりだったのに、今ではとても有名な場所になってしまったようだ。
3/16、17(木、金) イズミール→セルチュク 晴れ 暑い
16日
イズミール10:00AMのバスでセルチュクへ。なんか時間がかかって11:30AM頃だったろうか、着いたのは。バスから降りたのは私1人。降りると誰かが「こんにちは!」と言う。トルコ人男性。うちのペンション安いよ、と言う。げっ客引だと思い、「ツーリズムビュロスはどこか。そこへ行きたいんだ」と言う。連れてってやるとか言うんだけど、どうしようーっと思っていると「こんにちは」と声がする。日本人の男の子。
えーっと思い「こんにちは。この人についていって平気かなあ」と言うと「うーん。うちのペンション来ますか?きれいですよ」とのこと。そそくさとついていってしまう。確かにきれいで、決めてしまった。みんなの大歓迎をうけつつ。まあ、とにかくにぎやかな家。私のトルコ名はAys'e(アイシェ)です。このまちの人々はみんな素朴。まち自体ものどかでずーっといたくなるようなところだ。チャイぜめにあったり。トルコ語をわからないこと知ってるのに容赦なく話しかけてくる。聖ヨハネ教会、博物館、Kaleを見て少し疲れてこの日は9:00PMに眠った。
17日
今日は9:00AM頃起きた。10:30AM〜メイヤマダー?(メイヤマナ。マリアの家。マリアが晩年過ごしたといわれるところ)マリアの住んでいた家へ3人でタクシーをチャーターして行った。1人5000TL。そして見たあとはお昼も食べずにエフェスの遺跡へ。入口からちゃんと入ると10000TLとられるので、山をぐるりと回って2時間歩いた。途中、おじいさんに声をかけられて写真を撮る。素朴ないい人なんだけど、キスされそうになってまいったまいった。明日はバザールがあるということ。なんだか明日発つのいやだなーっ。どうしよう。