●●金額調整
見積が上がって来ると、工務店の選定と金額の調整です。家づくりの最大の山場かもしれません。要望を図面に多く盛り込むと当然ですが金額に反映されてきます。現実には金額がでないと諦めのつかないことも多いのも事実です。工務店・建設会社に対しては、取付方法等を説明しながら減額できるか検討してもらい、お客さんの方には必要でないもの、あとでも追加や工事ができるもの、あるいは自分で工事できる所を検討してもらいます。こういうやり取りを何度かくり返します。もちろん設計側は見積書に落としがないか、不必要なものはないか、適正な値段か確認します。無理に金額を落とせとか曖昧なままの見積ではあとでトラブルになることもあります。気をつけなければいけません。
こういう検討の中で自分達の生活に本当に必要なもの、そうでないものの見極めをすることも新しい生活をするにあたって必要で大切なものだと思います。大事なのは構造や断熱などの仕様にはある程度のお金をかけること。
エネルギーにコンシャスな場合はあらかじめその分は確保しておくことも必要です。この調整には1〜2ヶ月程度は時間が必要です。
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