古怨歌 煢煢(けいけい)たる 白兎, 東に 走り 西に 顧(かへり)る。 衣は 新しきに 不如(しか)ず, 人は 故(ふる)きに 不如(しか)ず。
◎ 構成について 韻式は「aaa」。韻脚は「兎顧故」で、平水韻でいえば去声七遇。次の平仄はこの作品のもの。 ○○●●,(韻) ○●○●。(韻) ○●○○, ○●○●。(韻)