Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>C51
中村精密 丸型給水温め器が取り付けられていますが、配管はありません。シリンダー後ろの止弁は表現されています。 ハシゴが固まりになっているのが目立ちます。たとえ一体表現でも、ステップの間がもう少し掘り込まれていれば良かったのにと思います。 |
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キングスホビー(初期ロット) 真鍮丸棒の給水温め器に、止弁からの排気管や丸いフランジを半田付けして作るもので、このキットの工作で一番難しい部分でした。後に、これらの配管と止弁は一体のロストパーツに改良され、別売りもされました。 素組みでは、コンプレッサーや給水ポンプからの排気管は表現されていませんので、付け足したほうが断然良くなるでしょう。 |
キングスホビー(お召し) 給水温め器がなく、代わりに排気管と消音機が煙突の後ろについています。 |
ワールド工芸 説明書どおりに組めば、ほぼフルパイピングとなります。 |
ワールド工芸(お召し) キングスホビーと同じく、給水温め器がない姿です。 |
マイクロエース(本省式) 丸型給水温め器に入り込む4本の蒸気管が表現されていて、プラディテールとはいえ気合が入っています。 |
マイクロエース(住山式) このタイプは国内ではあまり見られなかった模様です。 |
マイクロエース(C51 266) デフがないほかは本省式に準じます。単品販売されていません。 |
マイクロエース(お召し) 給水温め器の配管も銀色になっています。 |
マイクロエース(「燕」牽引機) デフも給水温め器もないので、ボイラー上はすっきりしています。 |
ワールド工芸
配管の組み立てが大変そうに見えますが、時間がかかるだけでやることは単純です。要するに真鍮線を切って曲げ、順に付けていくだけです。
動輪が大きく、いかにも足が速そうに見えます。車体もすらりと長く見えます。
マイクロエース(本省式)
非公式側もさまざまなパイピングがプラ別付けで表現されていて、たいへんにぎやかです。
汽笛が2箇所にあります。
マイクロエース(お召し)
金銀で飾られてメリハリがあります。これで全体の形が似ていればさぞ喜ばれただろうと思います。
中村精密 金属製の大きいテンダーの中に、モーターとウエイトがぎっしり詰まっています。 |
キングスホビー C55のテンダーの側板を切り取り、代わりに金属製の側板をかぶせる構造です。石炭や炭庫仕切りはC55のままです。 |
マイクロエース 「燕」牽引機 石炭部分にアーチがついています。テンダー外形は同社C51の通常品です(17立方米後期型+増炭枠)。 |
ワールド工芸 「燕」仕様 テンダー本体は20立方米後期型で、石炭の中央に交代用の通路がついています。 |
ワールド工芸 お召し 20立方米前期型で、後部の手すりはステンレス製です。 |