Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>キハ20/キハ22/キハ52

キハ20/キハ22/キハ52 その1

トミックス キハ20

2007.7.27

長らくKATOのノスタルジック・モデルだけだったキハ20シリーズに、トミックス製品が仲間入りしました。なじみの店のある商店街に、新しい店がオープンして活気付いたという感じです。しかし、キハ20の関連製品も含めますと、仲間は今までに相当たくさん発売されています。

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前方から

ここではキハ20とキハ22を中心に比べました。しかし、KATO製品は時代的に古すぎて比べにくいと思うので、比較的新しい製品であるキハ52も比べてみました。他のメーカーもいくつか比べました。

KATO キハ20
KATO キハ20
1970年から大変化なしに続いています。今となってはやっぱり各部の作りが古いですが、値段もほとんど変わっていないので、古いものとして割り切って使われています。
トミックス キハ20
トミックス キハ20
KATOの37歳年下です。両者の顔つきはまるで別物です。同社お得意の電球色のライトはとてもよい雰囲気です。屋根はKATOと同じく、ライト下で水平分割です。
KATO キハ20首都圏色
KATO キハ20首都圏色
首都圏色では幌枠がグレーです。
KATO キハ20横須賀色
KATO キハ20横須賀色
気動車の旧塗装はスカ色を連想させますが、この模型は本当に横須賀色という名前で発売されました。今は絶版です。
KATO キハ52
KATO キハ52
キハ20を現代の技術で作り直すとこうなる…という感じの模型でしたが、発売されてはや9年です。ライトはLEDで黄色に光ります。屋根はライトを包むような立体分割です。
トミックス キハ20
トミックス キハ20
比較のため再び登場です。左のKATO製品とは、並べても連結しても、違和感はほとんどありません。
※キハ52のカプラーの脇に開けてある穴は、TNカプラーと連結させるための有名な加工です。
KATO キハ52首都圏色
KATO キハ52首都圏色
上のキハ52の首都圏色です。少し遅れて発売されました。これを切り詰めてキハ20を作った…という方も、きっといらっしゃるんだろうなと思います。
KATO キハ52首都圏色
KATO キハ52首都圏色
幌枠のない側はこんな表情です。
GM キハ22
グリーンマックス キハ22
初のプラ製のキハ22です。2両セットで発売され、今までなかなか重宝した模型です。屋根はKATOのキハ52と同じく立体分割です。
GM キハ22
グリーンマックス キハ22
幌枠があるとこんな具合です(未塗装なのでなんか変ですが…)。塗装済み一体ボディーですが、あちこちに寸法ミスがあって組立は結構面倒です。
GM キハ22首都圏色
グリーンマックス キハ22首都圏色
同じく首都圏色です。一般色と同時に発売されました。塗装が楽なためか、値段が1,000円安くなっています。
GM キハ22JR北海道色
グリーンマックス キハ22JR北海道色
こちらは逆に1,000円少々高い価格設定でます。他に下北交通タイプもあります。
A社 キハ22
マイクロエース キハ22
実物を見ずに予約することの難しさを改めて感じた商品です。
両サイドのタブレット受けが目につきますが、キハ22らしさを決定づける部品ではないので、誇張が過ぎたように見えます。他社と違って屋根は側板と一体のため、継ぎ目がもともとなく、塗装だけで表現されています。
トミックス キハ22
トミックス キハ22
こちらはトミックスのキハ22です。キハ20に比べて前面窓が少し高い様子が表現されています。GMもそうですが、前面ナンバーのインレタは、数字の下端をぎりぎりでカットしないと貼りにくいです。

トミックスのキハ20は、ライトの下に分割の横線が入っているのですが、そんなに気にならないな…などと考えている私は、やっぱり気にしているのでしょう。

とてもたくさん種類があるので、続きはまたの機会にいたします。


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