Nゲージ蒸気機関車>2007年のメモ>キハ20/キハ22/キハ52
車体全体の形です。細かいものを含めると、もっとたくさんの種類があります。
KATO(現行) 動力ユニットが新型に、車輪が黒色になり、床下機器がグレーになりました。 |
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トミックス(M車) トミックスは最近気動車シリーズのラインナップを着々と揃えているので、このキハ20も期待されていました。最新製品らしく繊細な成型ですが、車体周囲にインレタの車番以外の印刷表記が何もないのが、不思議といえば不思議です。 |
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トミックス(T車) こちらはモーターなしです。こうして見ると、M車の床下の表現もかなりがんばっているようです。 |
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KATO(中期) 1980年頃の製品です。 昔のKATO製品は、動力車の車輪の直径が大きくなっていました。そのためか、車体の裾が少し高くなっていて、トミックスに比べると細く見えます。 |
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KATO(首都圏色) 途中でラインナップに追加された首都圏色です。こちらのほうが先に動力が改良されました。 |
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KATO(横須賀色) 車体をスカ色に塗って、旧気動車色風にして楽しんでもらおうという趣旨の製品…だったのでしょう。この頃は塗装の品質も悪く、前面の貫通扉に青色が吹き込んでいるものもたくさんありました。キハ25・キハユニ26にも同色がありました。 |
KATO(現行) これはT車です。上廻りが片運転台になっただけで、基本はキハ20と同じです。 |
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トミックス キハ25は、M+Tの2両セットでも販売されています。なお、全形式とも幌枠と渡り板2種(グレー・クリーム)が付属しています。 |
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KATO(中期) 以前の製品は床下が黒成型でしたが、車体のオレンジとのコントラストが良いため、何となくこちらも好きです。 |
KATO(現行) 以前はキハユニ26にもモーター車がありましたが、現在はT車のみとなっています。 昔は動力ユニットが窓から丸見えだったので、それを隠しやすいキハユニ26の動力車は意味がありました。 |
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トミックス 何となく編成の片側にはこれを置きたくなるので、早めに売れているように感じます。 |
トミックス キユ25 関係ありませんが、KATOの旧製品と同時期に存在していたトミックスのキユです。スカートはステンレス、車体のクリームは未塗装で車輪はプラ製でした。時代を感じますね。 この頃、KATOのキハ82(旧)はすでに発売されていました。 |
KATOのキハ20シリーズは、昔からしっかりした成形でしたが、塗装の質は今とは比べものになりませんでした。1970年代の後半になっても、まだ表面がゆず肌だったり、塗り分けが乱れているものがよくありました。つまり、上手な人が自分で塗ったほうがきれいにできました。こういう塗り分けを量産品で行なう手法が、まだ確立していなかったのですね。窓周りのクリームが、下地にはじかれているものもありました。
1998年から発売された、2エンジン車のキハ52では、車体構造なども最新のものになり、面目を一新しています。
標準色(1998年) 窓ガラスがツライチにはめ込まれ、ライトのON/OFFスイッチも付きました。ベンチレーターは屋根と一体ですが、車体表記は新発売のトミックス製品よりも多く表現されています。 塗装はキハ20よりも若干濃い目で、窓周りもやや黄色っぽい感じです。 |
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首都圏色(1999年) 同じく首都圏色です。なお、どちらも反対側には幌枠が装備されています。 |
まだまだ続きます。