Nゲージ蒸気機関車>2007年のメモ>キハ20/キハ22/キハ52
続いてキハ22です。キハ22は窓が小さく、ドアが両端にあるので、キハ20とはずいぶん印象が違います。
KATO+キングスホビー KATOのキハ20の側板を交換してキハ22にする、コンバージョンキットが発売されていました。これはキングスホビーから発売されていたものです。 手すりを0.3mm真鍮線で作ることになっていますが、ただ作ると結構オーバーなものになってしまいます。 |
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グリーンマックス 初の本格的なプラ製品で、1998年に発売されました。車体は塗装済み、M+Tの2両セットで、トミックスのTNカプラー付属という仕様でした。 よく見ると、ちょっと窓の間隔が不ぞろいなところがあるなど、素人っぽさも残しています。 |
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マイクロエース(アリイ) 手にとって眺めているうち、「男が泣いていいのは一生に5回までだ」と、小学校の先生が仰っていたのを思い出しました。 |
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トミックス キハ20と一緒に出してしまったのですから驚きました。窓周りはかなり凝った表現になっています。 貫通幌はもう少し黒っぽいほうがメリハリがきいていたように思いますが、別パーツなので自分で塗るのは簡単です。 |
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エンジンについている耐寒用のカバーは、取り外すこともできます。 |
以下は色替えです。10年前まではコンバージョンキットを使うか、側板を自作するしかなかったのに、ここまで種類が増えるとは驚きです。
GM(首都圏色) 首都圏色のタラコ色を自分で調色するのはとても難しいので、塗装済みなのは助かりました。 |
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アリイ(首都圏色) 4両セットで、すべて片側がダミーカプラーです。そのままでは2両ずつの連結しかできないので、重連用カプラーみたいなものが付属しています。 一応、その2両ずつでタイプを分けてあり、動力車もそれぞれ入ってます。 |
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GM(JR北海道色) グリーンマックス製品には、色々な車体表記のインレタやステッカーが豊富に付属しているのがとても楽しいです。ただ、手作業で削らなくてはならない部分がたくさんあり、組みにくいキットでした。 |
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アリイ(700番台北海道色) |
コンバージョンキットは工作のひとつとしては興味深いものですが、こうした工作を嗜む人も少なくなってきたかもしれません。キハ22のほかにも、KATOのキハ20/キハ25を種車にするコンバージョンキットは、各社からたくさん発売されてきました。内容も側板のみを交換するもの、前面も含めて交換するものなど様々です。古くからのファンの人がKATOのキハ20を重宝がるのは、工作の材料や動力ユニット代わりに使うためという事情もあります。