続きです。Nゲージ蒸気機関車のサンプル展示はKATOとマイクロエースだけでした。トミックスはパネルのみで、試作品は一般公開はしていなかったと思います。
ここまで順調に遅れている1/80のC56(再生産)です。
あまり緊急性がないアイテムとみなされているようで、ケセラセラ状態ですが、さすがに年内には出るのでしょう。
従来のスターターセット・スペシャル「D51 SL列車」から車両だけを抜き出し、入門用の車両セットとして発売するようです。
ちょうどこの夏に発売された、C57「SLばんえつ物語」のラインナップと同様になりました。
1/150のD51 498が発売される一方で、1/140の旧D51が残るのは不思議な気もしますが、
これがないと同じ1/140のC57「SLばんえつ物語」にはお友達があまりいません。
C57セットを買った人の車両買い足し用という位置付けにもなり得ます。
細かい部品が少なくて扱いやすいのと、価格的に有利なので、入門用アイテムとの位置付けで新しい役目を得たのかもしれません。
ちょっと嬉しい気もしますが、説明がややこしいでしょうね。
従来のスターターセット・スペシャルのD51セットも健在のようで、C57セットに完全にバトンタッチしたというわけでもないようです。
ちなみにトミックスから発表されているC57 1号機の1両と、このセットひとつがほぼ同じ値段です。
部分的にでもC57 1号機があるかと思ったのですが(これが年度内最後の大規模な公開チャンスですからね)、パネルだけでした。
意気消沈してパネルの写真も撮り忘れました。
トミックスのサイトで発表されているとおり、発売は2011年春、価格は¥18,690(税込)というところまでしかわかりません。
C57はありませんでしたが、これがもうすぐ来るのでまずまずの上機嫌です。Mカプラーでバシバシ自動解放したいです(旧製品でもできますが)。
その向こうにはD51を縦列駐機させ…なんて楽しい光景でしょう。
これは便利そうです。トミックスのワイドレールはフロアレイアウトで使うには別付けパーツが多く、初回は取り回しが悪いのですが、こういう自由度が高いのが長所です。
複々線なども間を埋めて作れます(KATOの場合はどうしても2+2になって間が開いてしまう)。
昔、ユニトラックの複線プレート線路にポイントをつなぐときに、切った貼ったで大変苦労したことを思い出しました。
蒸気機関車に関するものはありませんでしたが、トミックスブースと一体化していて、こちらのほうが賑わっていました。
すでに過去のイベントで発表されている、バスの自動運転システムです。
ゆっくりとレイアウト上の道路を走行し、たまにバス停に停まって客扱いをしていました。
このときとても人が混んでいて、隙間からレンズを差し込むことしかできませんでした。何だかわかりませんが中央のバスがゴトゴト走っています。
実際のことを考えると、限られたレイアウトの中に道路の周回路線は作りにくいとか、従来動くものは鉄道のみというルールだったのがバスまで広がりますと、
では車や自転車は?という個人のコンセプト的な問題は起きそうです。
でもそれは使う側の基準なので、商品の選択肢が増えることは大歓迎です。
発売が伸びたC56が2種ありました。ラインナップ追加を借りた再生産という感じです。
上がC56 91吉松機関区、下がC56 92宮崎機関区でいずれもお召し仕様です。
マイクロエースの蒸機の基本的な構造はすでに1990年代のものなので、特に今までの製品と違った印象は受けません。
かなり写りが汚くてすみません。これなら載せないほうがまだイメージできるかも…。
そのC56の牽引を想定して発売されたと思われるもの。
旧1号・新1号編成の再生産に、御料車のカバーを付加した製品です。文字通りのカバーです。
汚い写真をこんなに拡大してどうするのという感じですが、
↑DD54 2 1次型タイプ・エアフィルタ・手すり増設後
↑DD54 16 3次型・登場時
今年はDD54の年のようです。
もともとよい出来だったトミックス製品にKATO製品が加わり、マイクロエースが取りを努めることになりました。
中間台車が右に左にニコニコして楽しそう…。
屋根が、ちょっと長いんでしょうかね。今のところ12月以降の予定です。