Nゲージ蒸気機関車2010年のメモ>2010.10.16

2010年全日本模型ホビーショーのNゲージ蒸気機関車(3)

もうNゲージ蒸気機関車ではありませんが、個人的に興味を引かれたものの一部をご紹介します。

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Zゲージ各種

なかなか点と点がつながっていきませんが、散発的に発展しつつある日本型のZゲージです。
このサイトはNゲージ蒸気機関車が中心なので、あまり濃く取り扱っていませんが、個人的には注目しています。

●クラウンモデル

EF64やワム80000などでお世話になっています。

クラウンモデル レイアウト

24系

こちら「プリモロコ」のブランドです。
私が最初にクラウンモデルの展示を見たときに比べるとアイテムがかなり充実しており、スハ43系や24系25形が目の前を走り回っていました。

スハ43系 スハ43系
各種並んでいました。すでに天賞堂から発売されているD51に引かせても似合うでしょう。
たいていのパソコンのモニターでは、この写真に写っている様子が大体実物大ではないかと思います。
スハフ42 スハフ42
中指ほどの大きさですが、ベンチレーターは別パーツのようです。ベンチレーターの側面ディテールまであります。
24系25形

24系25形
発売されたばかりです。6両セットと2両セットがあります。

欲しいのですが、クラウンモデル製品の取り扱い店が少なく、入手できていません。

ホキ9500 ホキ9500
貨車になるともう3〜4センチの大きさです。それでも細い手すりまで再現されています。
タキ43000 タキ43000
Nゲージではもうバカみたいに集めたものです…。

●プラッツ

待望の0系新幹線です。他社の狭軌型と同じ、1/220(公称)・6.5mmゲージで作られているようです。

プラッツ レイアウト

新幹線がびゅんびゅん周回走行をしています。

先頭車 新幹線の模型は1両だけで見るとオモチャっぽいかもしれませんが(Nゲージでもそう)、編成にしてナンボのもんです。

販売形態はよくわかりませんでしたが、最初に食玩で、次いで鉄道模型形態で発売するようです。

食玩の説明
重複なく買えるものでしょうか。食玩形式にも色々ありますが、あまり中身のわからないものに金を出す気にはならないので。
オプション説明
動力ユニットなどは現在開発中とのことなので、さしあたって今入手しても走れません。
鉄道模型版の発売
後日、鉄道模型版として鉄道模型の流通に乗るそうなので、私はこちらのほうを待ちたいです。

見本1

見本2

見本がずらりと並んでいるところを見ると、なかなかそそられます。

プラッツの新幹線コーナーの裏側には、マイクロトレインズや天賞堂製品などもありました。

天賞堂製品 D51

スタイルが良くて驚かされた天賞堂のD51。公称1/220ですが、実際は1/200ぐらいです。このへんもNゲージの初期に似ています。

天賞堂製品 貨車ラインナップ

天賞堂は最近2軸貨車も着々と追加しています。また、このあとオハ35系客車も発売され、旧客シリーズも一気に充実します。

しかしこうして各社を見てみますと、日本型Zゲージのターゲットは基本的にオッサンなんでしょうか。
東京マルイのE231系あたりが最新の部類ですよね。

●さんけい

すでにペーパーストラクチャーのメーカーとして押しも押されもせぬ存在になった「さんけい」です。
Zゲージのストラクチャー供給元としては筆頭です。

さんけい制作見本1

さんけい制作見本2

値段がそれなりにしますが、こんな様子を見るとコレクションしたくなります。

さんけい Zゲージレイアウト

自社のストラクチャーを使ったZゲージのローカル線風のレイアウトもありました。
しかし、なぜか天賞堂のD51を新幹線並みの速度で暴走させており、レイアウトの落ち着いた雰囲気がぶっ飛んでいました。
せっかくのストラクチャーが活きるよう、もうちょっと気を遣ってほしかったです。

●東京マルイ

東京マルイ

Zゲージ(ProZ)は何も…。文字通り何も。
お疲れ様でした。夢を見ることの楽しさを数年の間味わわせていただきました。
あの頃、一生懸命ProZをデモされていた方々は今どこへ。
もし私が見つけられなかっただけで、まだProZが続行していましたら、これほど失礼な文章はありません。

しかし、車両の出来栄えといい性能といい、上質な塗装といい、今でも東京マルイのProZを上回る日本型プラ製Zゲージは出ていないと思います。実に惜しいです。
ProZを通して私が東京マルイに持ったイメージは、「高品質」です。本業の分野でどう評価されているのかはわかりませんが…。

次ページではプラ模型各社を少しだけ。


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