園鉄道・仏像彫刻、ジージ体の近況 その2
庭園鉄道と仏像彫刻での近況
「記載項目」、及び「項目へのアクセス」は、目次付本ページ からどうぞ! その他、本HPの全項目に関しては、”本HPのTOP”からどうぞ! |
R2 | |||||||||
36.2014年 明けましておめでとうございます! | |||||||||
|
|||||||||
お健やかに新春をお迎えの事とお慶び申し上げます。 (↑上記は、年頭に 本HPTopに掲載した画面) | |||||||||
昨年は、特に仏像彫刻を縁に知己の友、知人にも再会出来たりで、更に満ち足りた年となりました。 今年は、午年! もっともっとうまくいく様!今ある気力・体力で出来る事は先延ばしせずに、精一杯挑戦して みようと思います。 身の回りにも多い”元気・溌剌な”先輩・知人・友人を見習って!! |
|||||||||
37.もう6月! 色々有りました!! (H26.6初) | |||||||||
余りにも疾く過ぎ去る月日! もう6月となりました! この4月、屋上の「中の嶋田園鉄道」を、やっぱり”廃線”としました(前記33項に関連記載)。 屋上に広げた趣味の施設(花壇・鉄道等)。 家屋メンテ工事のために、やむなく撤収する精神的・肉体的負担の 大きさは予想以上でした!! 再施設しても、次回はとても無理と悟り..。 |
|||||||||
どうも2月末から体調を崩し、胃カメラやCT検査など医者通いなったのも、これ等撤収方法の迷い等での精神的 ダメージが大きかった様で、5月一杯での工事も終わった今、私の体調も戻って来たようです。 |
|||||||||
丸十年、思い出が一杯詰まった鉄道に、感謝しつつお酒をまいてお別れ!! 本当に楽しかった!! 有難う! そして、趣味の終末を”後”へ残さず、本人が感謝しつつ見納め!出来たのは良かったとの思いも。 |
|||||||||
(本HP・別項の「中の嶋田園鉄道」は、私にとっての”備忘録”ですので、このまま掲載しておきます。) | |||||||||
この間、お世話になった知人の入院などもあり、健康祈願のお守りにと、私なりの”わらべ薬師”の小像を作り、 知人へのお見舞いともしました。 知人からは病院で大評判とのお知らせをもらい、つい調子に乗り!!... ”わらべ・・”のシリーズ化を思い立って、とりあえず三兄弟(尊)としてみました(⇒良かったら作品写真を)。 |
|||||||||
もう6月。 毎年恒例11月初・京都での合同作品展への出品作をどうするか! また体調を崩さぬよう、早めに対応せねば...の思いの今日この頃です!! |
|||||||||
38.今年も京都・奈良に行ってきました!(H26.11初) | |||||||||
もう11月、例年京都で開催される作品展に、今年は愛染明王を出展(宜しければ作品一覧へ)。今回は、会期直前 となっても作品が仕上がらず...色々あって、今年はウマく行かないままに年の瀬になりそうです.. (~_~;) 。 |
|||||||||
作品展も3回目ともなると多少は目も肥え!?、”ここまで彫れるなら、もっとお顔を丁寧に彫りこめば、もっともっと 素晴らしい出来となるのに..”と思える作品も多く見受けられ、自分をさて置き、残念さも感じます。 信仰の対象で はない趣味の彫刻では有っても、東大寺や平等院の大きな仏様等、遠方からは”お顔”だけ拝めるようになっている 程に”仏様はお顔が大事”を、自作への反省と今後ともの課題として思わされる作品展ともなりました。 |
|||||||||
それにしても、今回の京都→奈良行も、同好の士との旅、寺・仏像巡りに楽しくも感慨深い思いをしました。 特に、 京都では、「大報恩寺(千本釈迦堂)」の”快慶作・十大弟子”には大変な感銘を受け(他に定慶の六観音・等)、 拝観終えて直ぐには喧騒の中へ帰る気もせず、一人、近くの北の天満宮までを散策し、気を沈めて帰りました。 |
|||||||||
奈良では、在住のいとこ夫妻と、斑鳩の里の法隆寺・法輪寺・法起寺 等をレンタサイクルで巡り、古色深い寺々・ 仏像と、初秋の里を、”柿食えば..”を味わいながら堪能してきました。 そして最後に、西大寺で御開帳中の”愛染明王(善円作)”も拝観。 自然に浄化を余儀なくされる程の迫力の像に 圧倒され、足元にも及ばぬ自作像への反省等吹っ飛ぶ程に、清浄な気持ちに包まれました。 何とも..!。 |
|||||||||
作品作りで出歩けなく、色々行きたい所、やりたい事も溜まりました。 今年は例年にも増して仏像に纏わる特別展 も多く開催されています。 体調と相談しながらも、ゆったりした気分で訪れてみたいと思います。 |
|||||||||
39.「高野山の名宝」展に行って来ました!(H26.11中) | |||||||||
サントリー美術館で開催されている(〜12月7日)高野山開創1200年記念の同展に行ってきました。 六本木の”東京ミッドタウン”にある同館。 シャレた店・レストランなど多数の前を通り、突如古の展示の中へ!! 名だたる名宝が、ほど良い採光の下で間近に詳しく観れますが、京都そして奈良の里、伽藍の雰囲気を味わい ながらの古寺・仏像巡りをしてきたばかりの身には、いくばくかの戸惑いも... |
|||||||||
そこでの展示仏。 先ずは群像の”八大童子”や”四天王”の凄さ・出来の良さには圧倒されるばかりでした。 が、 ふとこれら群像を観ていて、”耳の形に仏師の特徴が現れやすい”との学者の指摘を思い出し、観てみました。 採光や像容で判り難くもありましたが、八大童子で3種位、四天王でも3種の耳の表現の違いがあるようです。各像 の銘板には、運慶、快慶作と記されていますが、なるほど、これは各々の工房作なのだと! そして、大仏師の監修 の下とは云へ、何となしの各像の雰囲気や印象の違いは、小仏師の技量・感性などの違いで表れているのかな! とも。 (大報恩寺での十大弟子(快慶作)でも感じましたが、”耳”までは観ておらず、次回に確認!?しようかと) |
|||||||||
また、これも写真でしか見なかった快慶作の”孔雀明王”や”執金剛神”。 ここまで彫り込むのかと驚かされ、きめ細 かな仕上がりや纏まりの良い”静と動”の像を目の当たりにし、大いに感銘を受けました(さすが快慶!と)。 |
|||||||||
更に、五鈷杵・五鈷鈴など各種の”法具”も展示され、今回彫った”愛染明王”の持物の名宝を間近に観れ、自作の いい加減さ!を恥じつつ、その素晴らしさに感じ入りました! |
|||||||||
美術館での観賞、そして、信仰の里・寺での拝観の夫々での良さを再確認しつつ、家路につきました。 | |||||||||
追記:大報恩寺の十大弟子の耳の形(H27.10);←関連記載は上記38.39.内 今年も作品展で京都へ。大報恩寺(千本釈迦堂)を訪ねる機会を得、上記39.内での”耳の形”も確認してみました。 耳の形は4種位か。 特に、快慶作と銘のある二躯は同じ形。 弟子像の性格を表現する意味で、耳の形も変えるということは充分 考えられますが、像全体の彫り様から来る印象−作者(仏師)の違い−も確かに見て取れ(感じられ)ました。 |
|||||||||
元(48.今年も京都へ)に戻る 元(豆知識・愛染明王)に戻る | |||||||||
40.『祈りの道へ−四国遍路と土佐のほとけ−』展に行ってきました(H26.12下) | |||||||||
知人の紹介で、多摩美術大学美術館で開催されている上記展(〜1月18日)に行ってきました。 仏像も多く、諸像を間近に裏面まで観れ、構造などの解説も詳しくて、参照しながらまた観るを繰り 返すなど、大変有意義な展示でもありました。 特に、右記チラシにもある大日如来坐像。 真如苑の大日如来像にも通じる慶派の作とは云へ、 左右上腕の均整さなど像容に気になる部分も有りますが、何より像高が49cm位と小ぶりで、特に お顔は、私好み!?。 毛筋をもっと明快に彫り出していればなあ〜 などと(大仏師作には及ば ない威厳と彫りの熟度さ!?に)親しみ易さと身近さ!?を感じました。(何という..危なさ!) |
![]() |
||||||||
その他、一部像に違和感のある解説もありましたが、阿弥陀如来立像や、素朴で微笑ましい笑い六地蔵などにも 魅せられ堪能しました。 そして、虫食いの激しい平安時代の像などを含め、これだけの諸像・他を一堂に会させ、 丁寧な解説付きで主題へ誘う今回の企画・展示に大感激。 感謝の一言をいって会場を後にしました。 (がー!)↓ |
|||||||||
この美術館!、何と孫娘達がよく行くという”サンリオ・ピューロランド”が目の前にありました!街や建物の雰囲気にビックリ!! | |||||||||
41.2015年、明けましておめでとうございます! | |||||||||
|
|||||||||
お健やかに初春をお迎えの事とお慶び申し上げます。 (↑上記は、年頭に 本HPTopに掲載した画面) | |||||||||
私の昨年は、ウマく運ばない事も多かったのですが、これも考え様で、この程度でウマく納まったのかも!と。 今年は未年。 趣味の世界も、加齢にともない華麗!へと歩めればいいのですが..(そんなうメエ〜話は無い!か) 仏像彫刻。 3月には3年に一度の関東支部の作品展、10月には恒例の京都での作品展も有ります。 超!酷!にならぬ様 せめて!ユッタリ食(励)みたい!!と思います。 そして、寂しくなった屋上!に、少しは花でも咲かせたい!! |
|||||||||
|
|||||||||
43.”作品展”が終了!(H27.3中) | |||||||||
|
|||||||||
年々、月日の経つ早やさを憂いるようになっている自分は果たして..!? わざわざ足を運んでくれた知人の 多くも他分野で活躍中!! 私も憂いている場合でなく、精進せねば!を思い知らされる作品展となりました。 |
|||||||||
それにしても、仏像彫刻を10年以上続けているのは当たり前!20年近くも一途に続けておられる方々を知ると、ビックリを超えて、 ただただ頭が下がります。 何とも素晴らしく深い仏性をお持ちかと手を合わせたくなりました! それに最長齢91歳にも!! |
|||||||||
44.東博の仏像展に行ってきました!(H27.4初) | |||||||||
3月最終日、東博での”みちのくの仏像”、”インドの仏”展に知人と行って来ました。 | ![]() ![]() |
||||||||
・”みちのくの仏像”展; 先ず目に飛び込んできたのは”鉈ナタ彫り”の聖観音。 始めて見る手法 (顔・手以外の像全体を、横平行に幾重もの丸ノミの彫り跡で覆う)の綺麗に整った像容は何とも 魅力的でした。 そして東北の三大薬師と称される如来坐像が日光・月光菩薩を伴い一堂に 会した何とも贅沢な展示! 平安初期の一木造の夫々の薬師は、どっしりと力強く、それでいて 包み込む様に慈悲の念を感じさせる像容に、しばし見惚れました。 とっ!次は、鎌倉時代・慶派の十二神将の4躯。 三薬師などの”静”の会場に、好対照な”動”の 迫力ある像が突然に現れた感じで面喰うほどでした。 13世紀の作とあり湛慶の頃の作でしょう か。何とも素晴らしい! 小規模でしたが、”みちのく”にある仏像の素晴らしさが知れる、何とも心地良い特別展でした。 |
|||||||||
・”インドの仏”展;今まで興味がなかったインドの仏像。 その展示像の多くが玄武岩や片岩に刻ま れた精緻で美しい小像群の彫り様に驚かされました。 これらが仏像発祥の1〜2世紀頃から作ら れていたとは..。”インド”と聞いての私の先入観からすれば大変なカルチャーショックでした (昔、スペインのアルハンブラ宮殿で味わったイスラム文化の凄さ・器用さ以来の!)。 今更ながら、私の無知さ加減を、そして文明発祥の地域の偉大さを想わされました。 |
|||||||||
・通常展示の企画展; 今回も”平安ー鎌倉時代の仏像”をテーマに数寺からの名像も展示されていました。 何より私が写真で魅了されモデルにしたあの”神護寺の愛染明王(康円作)”が鎮座していたのには驚かされま した。間近に観る実仏のその迫力・力強さに、改めて魅了され唸るばかり! 先の十二神将像もそうですが、 どうしてこんな技巧だけでなく、身に心に迫る像が彫れるのか! 運慶の頃数代に渡る慶派仏師の偉大さを つくづく感じます!いつも、代表的な仏像を数寺からも集め、展示・紹介する東博の企画力とその底力!には感心 させられます。 |
|||||||||
東博への道すがら、上野公園の満開の桜(例年より5日早いとか)、時に報道される”上野の花見風景”を満喫しました。平日とは云 への人出の多さはさすが。 ただ、桜の木の太さ・大きさ、息を呑む程の桜のトンネル!の見事さは地元・相模原の方が上かなア〜〜. それにしても、特別展など三つ、人混みの桜見物 ..と、欲張り過ぎた堪能で、家に辿りついての一声は”フ〜”の嘆(歳)でした! |
|||||||||
元(豆知識-結跏趺坐)に戻る | |||||||||
45.十二神将の、波夷羅大将、伐折羅大将に挑戦!!(H27.7末) | |||||||||
長雨で寒さも感じる程だと思ったら、今度は連日35度前後と暑い暑い毎日!! | |||||||||
作品展も終わり、ホーけていましたが、そろそろ秋の京都展に向けて何か作らねば.. 結局、またまた6寸サイズ の小像で、興福寺の十二神将の内の”波夷羅(ハイラ)大将”と”伐折羅(バサラ)大将”に挑戦しようかと。 この2躯は、2年程前、東京芸大美術館での「興福寺・仏頭展」(No.34に記載)で大いに魅せられた像で、動きが 大きく、とても彫るには難し過ぎると思っていましたが、町の図書館、東博の資料館で、数視点の像写真資料を見つ け、ならば、この先の歳を考えると”やるなら今でしょっ!!”の心意気で!! 5月連休明けから、前後左右の4面写真図作りから着手。 不完全な図ながら、彫りながら調整していけばとの見切 りで像作りを開始! 案の定、四苦八苦しながら先ずは、6月末に”波夷羅大将”を完成とさせ!ました。 |
|||||||||
|
|||||||||
暫く休んで、今は、次の”伐折羅大将”に挑戦中! 波夷羅で少しは要領が掴めたかと思いきや!? 異なる 激しい動態がさっぱり掴めず、行き詰まり中!! そしてとにかくこの”クソ暑さ!” 気分転換に屋上へいくのも ままならず! 何とかして〜!野菜も悲鳴をあげているかと!。 とは云へ、8月中での完成をめざし..! |
|||||||||
追記;(8月末)小メロン! その後また各枝に実をつけ、今は4つに選定。 小径ながら順調に育っています!楽しみ!! | |||||||||
46.孫とJAXA見学など(H27.8末) | |||||||||
|
|||||||||
それにしても、猛暑続きから一転、寒気を感じる程の今日この頃。 様々に”環境の急激な変化”は身に応えます! | |||||||||
47.伐折羅大将を完成としました(H27.10初) | |||||||||
”8月末をめざして..”としながら、完成(と←含不本位)したのは、9月最終日。 遅れの理由は彫刻以外にも色々 有ったとは云へ、作像見通しの甘さ。 予想以上に手ごわい挑戦でした!(宜しければ作品一覧内参照下さい) |
|||||||||
作り終えたこの二像、簡単な飾り台に並べ、いつもの如くで、暫しはフムフム! そして、思い始めたのは、他の十二 神将も作リ、いずれ薬師如来、日光・月光菩薩も作って一セットにする..私にとっては”壮大な夢”! 歳を考えれば”淡い夢”となってしまうのか...。 何はともあれ”今でしょっ!”で今後も頑張ろう!! |
|||||||||
この二像は、例年秋の京都作品展(今年は10月22日〜25日)に出展予定だったので、間に合って良かった!! 先ずは暫くホーけてようかと.. |
|||||||||
とは云へ、この頃は歩きも”フワフワ”と足が地に付いていない感じがし、これは”イカン!” これでは京都、 その後の奈良へも”イケン!”。 やっぱり散歩を日課とせねば.. ”イコン!”を残さぬ様、今度こそ続けよう! (こんな言い回しをしているようでは、先が見える!?) 後日追記!案の定!?..状態.. |
|||||||||
48.今年も、京都−奈良へ(H27.10下) | |||||||||
恒例・京都での作品展、今年は10月22日が作品搬入、及び開催初日。 同好の士四人、新幹線で 談笑しつつ京都へ。 この日は”時代祭り”の日でもあり、搬入の合間に会場に近い”御池通り”で の行列を、暫し楽しみました。 今年の作品展は、出展数が少なめで(関東支部からの出展も例年の2/3程。春にあった作品展のせい?)、 ちょっと寂しい感も有りましたが、まずは盛況の内に終了しました。 今年の寺巡り、 |
![]() 時代祭りで |
||||||||
![]() 仁和寺の庭園 |
|||||||||
京都では、相国寺→千本釈迦堂(→北野天満宮)、広隆寺→妙心寺→仁和寺などを巡りました。 特に広隆寺は、国宝第1号「弥勒菩薩半跏思惟像」の拝観目的で訪れましたが、優れた仏像の多 さ(国宝17点、重文42点)に、禅宗の相国寺・妙心寺・仁和寺では境内の広さに、驚かされ、境内の 庭園では静寂の中、その美しさに、歩き疲れも忘れて暫し心癒されました。 |
|||||||||
奈良では、今年も在住の従姉夫妻に甘え、千葉・柏から駆けつけてくれた姉様従姉と共に、一日は車で”長谷寺→ 室生寺→聖林寺→安倍の文殊院”を巡り、翌日は、唐招提寺の”鑑真和上の御身代わり像”と、興福寺・東金堂の十二 神将(私の模した”波夷羅・伐折羅大将”等)を確認(→堂内では脇役で見え隠れ。芸大・美術館での”仏頭展”で魅惑さ れた像の展示方法が如何に素晴らしかったかを再認識)しました! また、 |
|||||||||
特に室生寺では、金堂に祀る五尊への書物から得た疑問や寺への疑心に対し、若い修行僧から 丁寧な説明や回答を受け、仏像や寺史に関しこれ程に勉強されている若い僧がいることに感激し、 一般的な寺や坊様達への偏見?も少しは変りました。 若い僧の名前を他所で聞き(管主の次男 坊・福島出身)、将来はいい僧侶へ・管主へ!とみました−目も輝いていた! |
![]() 室生寺・金堂 |
||||||||
奈良在住の従姉夫妻。 昨年ご厄介になった折、庭の松の木が枯れ、切り落とした枝を保管している事を知り、 ”何か記念に彫りましょう!”と約束したまま、春の関東支部、今回の京都での作品展への準備などで、手付かずの まま早や1年..出展作完後の10月初より”浮彫り”で小品を彫リ、持参しました(→詳しくは、作品一覧内を参照下さい) 初めての浮彫り・一木小片への挑戦でしたが、出来映えはともかく、彫っていて楽しく、また従姉家族にも記念として 喜んでもらへ、”いとこ会”ともなって楽しかった今回小旅行の、いい締めくくりにもできました。 |
|||||||||
来年春には、奈良国立博物館の「仏像館」がリニューアルOpenとの事。 また是非!京都へ奈良へ! | |||||||||
49.今年ももう直ぐお仕舞い!(H27.12中) | |||||||||
徒然なるままに..ではないけれど、書きとめて48項。 ふと気付き、49項目⇒始終苦労!?は今年中に!.と。 | |||||||||
今年は、春・秋にあった作品展。 年に二度はきつい事を実感!しつつ 反動も有り、今はのんびり。 とは云へ、 屋上の庭園鉄道も今は無く、補い癒してくれた植栽も冬枯れでかまう事かなわずでポッカリ穴が空いた様..。 気忙しくなる年の瀬を前に、そろそろ新年から彫る像を何にするか、動きの多い”天部”の像が続いたので、少しは 穏やかな像を1尺以上の大きさで..などの思いも巡らす今日この頃..。 冬!年の瀬近く!。 |
|||||||||
今や私の生活の大部分は、”仏像彫刻”で廻っているのだと思い知らされます。 来年も一途に!?頑張ろう!! | |||||||||
52.東京芸術大と東博に行ってきました!(H28.4下) | ||||
東京芸大で「研究報告発表展」(中に「摸刻;菩薩半跏像・宝菩提院」や「修復;四天王像・円成寺」等)があるのを知り、 また、東博では「H28年新指定国宝・重文」展が開催されている事もあり、行ってみました。 |
||||
1)東京芸術大での「研究報告発表展」;《右図チラシの像(クリックで拡大)は、修復された高村光雲作三宝荒神立像(善光寺蔵)》 | ||||
修士・博士課程生の摸刻像や、芸大として手掛けた修復像など十数像が、研究報告パネルと共 に一堂(和室)に会し、パネルを見ながら、より深く像を感じられる良い展示会でした。 特に興味のあった「宝菩提院の菩薩半跏像」は、出来栄えも素晴らしく、また、研究成果を摸刻像 に再現するなどで、新しい発見もありました(報告の一端を”豆知識”に追記)。 (本摸刻に関しては、昨年末に「博士審査会」があったようで、見逃したのが残念です。 前に行った同様の審査会はNo28に記載) |
||||
トークイベントでは、それぞれ担当した像の院生や講師が、研究内容や修復行程などの概要を 説明。短時間ではありましたが有意義な会でした。 元(制作完−追記)に戻る 2)東博での「H28年新指定国宝・重文」展; |
||||
新指定の国宝、重要文化財52件が展示され、その内の仏像彫刻の9件を拝観して来ました。 特に印象深かった のは、書籍でも見なかった「十一面観音立像の2躯(パラミタミュージアム所蔵、MOA美術館所蔵)」や「十大弟子立像 京博所蔵)」、写真では見た事のある、国宝となった「叡尊座像(西大寺所蔵)」や、摸されることも多い「制佗迦童子 (宝山寺)」など。 特にパラミタミュージアムの十一面観音立像は、快慶の弟子・長快作の像高120cm程の像で、微かに金泥が鈍く光る趣の 深い像でした。(この像は、奈良・長谷寺の室町時代に再造立された約10mの像のモデルになったようです)。 MOAの十一面観音像は、40cm前後の奈良時代特有のボリューム感のある像で、手頃な大きさでもあり、つい見入って しまい、彫ってみたいとも感じさせる魅力的な像でした。 |
||||
久々の週末の上野公園。 花見シーズンが終わったとはいへ、家族連れも多く、”東京舞”のイベントに周囲に多くの 屋台。活気溢れる光景に、こちらも心浮き浮き! 但し、平日にあった”ランチメニュー”がなかったのに唖然!.. 疲れました! |
||||
53.静嘉堂美術館に行ってきました!(H28.5中) | ||||
静嘉堂美術館で開催の「よみがえる仏の美」展に、本展を紹介の知人と共に行ってきました。 | チラシ↓クリックで拡大 | |||
本展では、同美術館所蔵の《運慶作か!?》と話題の「十二神将7躯」(他5躯は東博所蔵)の内 の補修を終えた4躯をはじめ、仏画も初披露され、合わせて他所蔵品の仏教美術の名品も展示 されました。 その4躯。 |
|
|||
夫々ガラスケースに収められ、これほど全周にわたり間近に観れ、補修箇所の解り易い図解も 添えられた展示にまずは感激! 何度も!まじまじと!そしてゆっくり鑑賞できました。 |
||||
前に、東博の5躯を観た時は(No26に記載)、多少遠目ながらも、どうしてこれ程に緻密に迫力 ある形で表現できるのかと、”うなる”ばかりでしたが、その一端が、鎧や腕等を寄木で組み 込み、その技術の高さにある事も再認識しました。 これ程に引き締まりメリハリのある像形 からの印象は、とても一木造りでは表現出来ないと。 自分の彫像での限界を感じつつ、名像 を鑑賞する喜びを新たにしました! |
||||
本美術館は、二子玉川駅から徒歩20分ほどの静かな森の中にある、とても雰囲気の良い美術館で、三菱財閥の集めた貴重な コレクションを観れることを知りました。 特に今回は、同館所蔵の国宝・茶器《曜変天目》・他も別室で展示され、本品主体の展示会 では、和服姿の方々で混み合いゆっくり鑑賞出来ないという貴重な品を、知人の”熱い想い”の解説付きで、ゆっくり鑑賞できました。 |
||||
息を呑む程に素晴らしい展示の数々に、しばし言葉を失う心地よい一時を送れました。 先輩知人にも感謝です! | ||||
54.東博と東京芸大美術館での特別展に行ってきました!(H28.7初) | |||||||||||||||
急に暑くなったり、一転して寒気を感ずる程の日へと、天候の激変に翻弄される今日この頃! 東博で、日韓の半跏思惟像が対比展示される「ほほえみの御仏」展が6月下から開催中ですが、7月初より芸大美術館で「観音の里の暮ら しと祈り展」、「平櫛田中コレクション展」があるとの”先輩知人”の案内で知り、欲張って一度に観ようという事で、知人と共に行ってきました。 |
|||||||||||||||
「ほほえみ・・」。数多い韓国・三国時代の半跏思惟像の中でも代表的な国宝。 83cmと小さめでしたが、流れるような姿態、お顔・手足は大きめながら、ふくよか で伏目がちにほほ笑む美しいい金銅仏でした。 一方の中宮寺の半跏思惟像。 全周をくまなく観れる今回の展示で、後ろ姿の 美しさにも感嘆し、大感激でした。 三国時代の像を手本にしたとはいへ、そのやさしさ、ほほえみは、日本人の心に 響く様へと変容。その後の仏像の変容も、飛鳥の古から変わらぬものの様です。 |
(チラシ↓クリックで拡大)
|
||||||||||||||
「観音の里・・」。 よくぞこれ程に琵琶湖周辺の代表的な像を一堂に介せたものとまずは驚嘆。 多くは、”都”の像と比べれば素朴な彫り様の像でしたが、祈りの対象として、暖か味ややさしさを感じ、大切に守られ てきたのが伝わる思いでした。 |
|||||||||||||||
今回は、他に「平櫛・・」や、東博では”法隆寺宝物館”、本館での”仏像展示”にも行きました。 特に、 "法隆寺宝物館”は、これまで入館した事がなく、先輩知人の案内で入ってビックリ! 7世紀前後の小像の如来・ 菩薩の金銅仏群に圧倒されました。 仏像関連に詳しい先輩知人の影響で、古代や中国など海外の仏像にも少し づつ興味が湧くようになりましたが、東博の”東洋館”には片足踏み入れた程度。 いずれの機会にはもっと詳しくと。 ”本館での仏像展示”。 実は、東博蔵の”菩薩立像”を次作として小像で模し始めたのですが、この時期、その 本物が展示されているので、調査の2回目。 いつもながら彫る程に判らぬ所も、今回は撮影も可で本物にお目に 掛かれ、有り難く..。 とはいへ、 大好きな像だけに、”印象よく彫れるのか!?”の自問も強くなり..余り本物を観れるのも善し悪しか?!..。 |
|||||||||||||||
今回は、3つの特別展、2つの通常展示へ。 東京・上野とはいへ、私にとっては近からず..で、つい欲張って同時に回ろうなどと..。 結果は、各展示に感動と共に憑かれ?て、疲れはてました! 付き合っていただいた先輩知人にとっては多くが既知・観仏済みのこと。 申し訳もないながら、時に要点をついた解説もいただき、有り難い思いでした。 さぁ〜! これを機に、そしてめげずに!”菩薩立像”作り、頑張ろう!! |
|||||||||||||||
55.今年の京都展出展は諦めへ!(H28.11初) | |||||||||||||||
はや11月、本当に月日の経つのがはやく... 毎年10月末の京都での教室合同作品展。 今年は9月初旬、突然の激しい目まいと嘔吐に襲われ、緊急入院。 作像は中断を余儀なくされ、出展を諦めました。 病名は”前庭神経炎(三半規管から脳への神経部の炎症)”との事。 全治には数カ月かかる場合もあるとかで、2カ月経った今、多少ふらつき気味!ながら杖無しでも歩けるようにはなっ てきました。 どうも加齢によるストレスへの敏感な反応?も影響した様で、まったく加齢!では”何が起こるか分 からない!!” 華麗な今後!?を望むより、先ずは”今を大切に生きよ!”を実感しました!! で、 これからは、更なる辛え日々にならぬ様、”ゆったりノンビリ”に、加齢の要素を大いに加えてイキたいと!! |
|||||||||||||||
56.同好の士の個展へ!(H28.11中) | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
57.東博・特別展「平安の秘仏」へ!(H28.11下) | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
以下、近況の記載は暫くお休みします!!<(_ _)> H29.初 |
![]() |
||
「ジージ体の近況」は、とりあえず、ここまでといたします。 ご覧いただき、有難うございました。 (^^♪ またいつの日か....<(_ _)>. |
||
本HPのTOPに戻る 本ページの最初へ | ||
tt |
||