鉄道模型nゲージの小型レイアウトNゲージのレイアウト
 鉄道模型Zゲージの二段レイアウトに引き続きNゲージのチョイレイアウトについて紹介します
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2.Nゲージのレイアウト:(製作:2004年)  鉄道模型 nゲージの小型レイアウト 
 マンマ!と作ったZゲージ・レイアウトの収納テレビ台。   テレビを置いて暫くすると、何か、台とテレビ画面との
 空間が寂しく思えて来ました... そうだ! ここには鉄道模型のレイアウトが似合う!? 
 Zゲージも良いけれど、遠目にも多少見栄えが欲しいし..で、ここは大き目のNゲージで行こう!! と云うことで..
1)チョイ・レイアウト: シンプル イズ ベスト!?
 テレビ台を前に、どんなレイアウトにしようかと案をめぐらせていると、背後から ”ゴチャゴチャさせないでョ!”の一声!
 レイアウトを置く事も言ってないのに...台作りでの前例も有ってか、カミさんのダイ六感に触れた様です!
 内心”テヤンデェ!”いまイマしくも見破られたか! でも、ここは居間だし、多少尊重もしないと! イマ一考えよう..
 で、まず、エンドレスの楕円レイアウトは、最少半径の市販レールでも、台前方に突き出てしまうため諦めました。
 左右の往復運転で、”遊び”と”ディスプレイ”を兼ねたレイアウトとするにはどうすれば!...  で、出来たのが、
 鉄道名だけは「Central island Railway」と、名前をモジッて(名前負け!勝ち?)となる、それはもうシンプル
 なチョイ・レイアウトです!!  
 ここでのお気に入りを先に述べますと、下記写真にも有りますが、木の根元を回り込みながら振り子状態で疾走!!
 する振り子式特急車両の姿です。 レール継ぎ目の間隔を多めにし、カタンカタンの音を大きめに出して走ります。
 (とはいへ、すぐ線路が終ってしまうのがチョイ・レイアウトのむなしさ...残念無念!!)
出来上がったテレビ台上のレイアウト↓
Nゲージのレイアウト
(時計の左下にあるのが、カバーをつけた制御盤)
  下図がそのチョイ・レイアウト図です。 元(G・走行音)に戻る
Nゲージのレイアウト図
 そのイメージは...
  a)前面右方にトンネル口を置き、(台の更に右方から抜け出て来るというイメージを広げる(独り善がりの)世界!?)
  b)テレビ画面の支柱を大木の根元と見立て、(ちなみに、トンネル口と木の根元は紙粘土で作り、絵の具で彩色)
  c)支線@; 根元の前を回り込むように、鉄橋を渡る本線(上り)。(同、鉄橋は、工作用木材での手製) 
  d)支線A; 根元の裏を回り、トンネルを共有する本線(下り)。 
  e)支線B; 終着駅がトンネル口近くにあるローカル線。 
  f) 支線C;  徐々に路盤が上がり、頂上の切離し器から下る操車場..と森の中にある!?レイアウトです。 なお、
  Line1と2がテレビ台をオーバーしているのは、長めの列車がポイントA,Bにかからない様、余裕のフライング?です。
2)制御盤;
 下記を、右写真の様にまとめて制御盤とし、”取外し式前面カバー”を付けてレイアウトの下段に納めています。
  a)パワーパックとしては、昔買ったトミー製(今は無い形式?)を使用。
  b)電源は、LIne1、2 各々へ正逆切替スイッチを介して供給。2系統を別々に制御)
  c)Line1、2と支線Aの間にギャップを設け、支線Aの電流をLine1or2からの電流
    に切替えられる様にして、支線Aを介して、Line1⇔2への相互乗入れが出来る。
  d) ポイント・コントローラはトミー製を使用。 コントローラーBは2箇所のポイントを
    同時に切替える仕様。(この実績で同コントローラーを屋上の庭園鉄道でも使用) 
制御盤の外観(↓裏にカバー状態
制御盤からの配線模式図 (↓制御例アニメ付)
 付記:
  1)実際の制御盤は、”ポイントCntl”部を左側、”パワーパック”部を右側に配置しています(上部の「制御盤の概観』写真参照)
  2)”正逆切替SW(スライドSW)”の中間位置では、パワーOFFとなり、列車は待機状態となります(下記の運行例アニメ内参照)
  3)”ギャップ制御のスイッチGA,GB”は、一方の"On"側を"Off”にしてから、他方を"On”にする交互切替が必要です(On-Onは危険!)。
 追記(2009):上記での、”ギャップ”や”ギャップ制御スイッチ”は必要ない⇒ポイント操作のみで楽しめる!?
   最近の各種ポイントは、”完全選択式(トミー製)”で、左右レールの+、-を選択方向に完全に切替える仕様になって
   いる(別方向は遮断?)様で、そうであれば、本・運行制御は大変シンプルになります!!(未確認ですが..)
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3)運行例;
  a)基本(単独)の往復走行
   ・Line1と支線@ or Aでの走行
   ・Line2と支線A or B or Cでの走行
   (支線Aは、Line1or 2 どちらからも接続可能)
Nゲージのレイアウトと走行例
  b)並走 或いは 対向走行 ↓アニメ付
   ・Line1と支線@ 及び Line2と支線AorB
   ・Line1と支線@(orA) 及び Line2と支線B
  c)相互乗入れ (Line+支線間の移動) ↓アニメ付
   ・Line1→支線A→Line2 (orその逆)
    (と、路線を渡りながらの乗入れですが..)
  d)操車場 ↓アニメ付
   ・Line2と支線Cの切離し器を操作し、分岐線へ
   (本操作は、レイアウトの奥で見にくく、今はやっていない。
    分岐線を車両待機線として利用)
4)手持ちの車両:
  a)完成品購入車
キハ283系<スーパーおおぞら>(振り子式・KATO製)
[振り子式;下写真では、左車両がレールのカーブ上にあり、カーブ内側に傾いている(振り子状態)]
Nゲージ列車 スーパーおおぞら
(振り子式;良く出来ているなァ〜 感心しきり!) 
DD54ディーゼル機関車と引かれるタキ1000等         マルチクリーニングカー
 Nゲージ マルチクリーニングカー 
  b)組立キットの製作車
113系近郊型電車・湘南色
[振り子式比、通常型の車両なので、左車両がレールのカーブ上でも傾かない]
 Nゲージ 湘南型列車  
下記は、ワールド゙工芸社の金属(真鍮)製キットをハンダ付けで製作しました。(走りが今ひとつで、今は本レイアウトでは未稼働) 
   ED16               C61九州型        南薩鉄道5号機と荷室付緩、函館ハイカラ号
     ワールド工芸 ED16     ワールド工芸 C61         ワールド工芸 南薩鉄道        
5)その他;
a)照明
 テレビ画面と壁の間に広げたレイアウトなので、どうしても奥は暗いままです。
 そこで、小径型の蛍光灯(20W)を購入し、少しでも柔らかい光とする為に、蛍光灯の
 周りを竹ひごを使って障子紙で被い、壁から張ったテレビの転倒防止紐にくくりつけました。
 これが以外にも、部屋の間接照明ともなって、いい雰囲気をかもし出してくれます。
 (くどく云えば、イイカモ!!)
 追記:上記”振り子式列車には室内灯を追加し、夜の走行では”郷愁”を誘う走りを楽しんでいます。
b)防護カバー
 このレイアウトを製作した頃、生後2ヶ月の小犬を飼い始めました。 次第にヤンチャになり、
 アッチャコッチャ噛むは、引っ掻き回すは、特に留守にすると何かしらやらかします。
 レイアウトも例外でなく!(いまでもトンネルに噛み跡あり) そこで、
 透明アクリル板をテレビ画面の縁を利用して貼り付けました。 中央部は、開閉出来るよう
 にしています(右写真は手前に開けた状態)。
 2才位からは、いたずらもやみ、カバーを外そうかと思っていた矢先、新たなる侵入者が現れました! 2才になる孫(男)
 です! 興味を持ってくれるのは嬉しい事なのですが...いま暫くはカバーを外せそうもありません!!
”N”のあとがき
 レイアウト作りは、早く列車を動かしたい!が先に来て、最後は木のミニチュアセットを購入し、あちこちに置いて”森の中”風
 に体裁を整えた?!ままになっています。 
 今後は、木こりのフィギィアや、小屋の様な物を置くなど、もう少しストーリー性がある様に..いや、それも良いけれど、
 田畑のある田園風景も...など、季節や気分に応じて風景を変えていける様にするのもいいかと..! 
追記(2015.8):お別れしました2
 テレビのレコーダーが壊れ、修理費が新品より高いので買い換える事に。 
 が、最新のレコーダーは現テレビ(購入後12年)との結線方式が異なる事が判明。 で、テレビ゙も更新する事に(>_<)。 
 欲しいメーカーのテレビは、画面位置が低く、これでは、レイアウトを置けません。 で、やむなく!やむなく!撤去する事に。
 屋上のGゲージ庭園鉄道に引き続きとなり、無常(常ならず)をひしひしと(無上の悲しみ!ああ無情!)。  
 とは云へ、またいつか、別の方法で!!との夢も密かにし、ここは、ひとまずお別れしました。 
 これまで、たくさんの思い出を、本当に有難う!!
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