おっかなビックリ詳細1Gゲージ製作記1 
庭園鉄道の製作記1。始めるきっかけから趣味レーション、スチレンボードの活用、制御盤作りまでを紹
        「記載項目」、及び「項目へのアクセス」は、目次付本ページ からどうぞ!
        その他、鉄道模型の全項目に関しては、”中の嶋田園鉄道へ”からもどうぞ!
 
0.こうして始まった; (2005/3〜) gゲージ 庭園鉄道の建設記 おっかなびっくり製作記1           
 1)LGB製のスターターセット; を衝動買い! そして販売戦略にはまる?  R2
 ・屋外で楽しむ庭園鉄道
  以前、雑誌で読んだ事があって、近所の大型・格安ホビー店で展示している「西独LGB社製」の機関車や車両、
  レール類が目にとまった。 これがウワサのGゲージか! カタログを見せてもらうと、機関車や車両が豊富な
  他、レールや制御機器、その他アクセサリーや部品なども色々揃っている様だ。
 
 ・ただ今期間限定セール中!;
  横にあったスターターセット、何とセール中とあって通常価より更に安い。ついつられてエイッ
  買おう!とばかりに、家に飛んで帰り、小遣い握りしめ 取って返しての衝動買い!!
LGB スターターセット
 LGB製スターターセット
  セットの中身は、欧州風の古典的な蒸気機関車と客車2両、円形のレールセット、それに日本
  向け100V・1Aのパワーパックと人形4体で、すぐ走らせられる内容だ。  で、早速、屋上で
  走らせて見る。 機関車からは蒸気牽引(ドラフト)音も出せるし、何といっても以前やったZや
  Nゲージにはない ”独特の大らかさと、大きさから来る迫力感” が心地良い。 
 ・今ひとつ殺風景な屋上; ここにレイアウトを拡げられれば、癒しの屋上になるかも知れない!! それにもう..
  大枚をはたいて、お得な基本セットも買ってしまったし!? ここで無駄にはしたくない..(販売戦略にはまる!?
 2)資金の確保;  窮すれば...               
 ・妙案!:
  狭い屋上とは言え、レイアウトを拡げるとなると、レール関連だけでも大分かかりそう..が、資金の当ては、ほぼ
  毎月の小遣いのみ。 といって貯金してなどと、とても待てない。 はてさて..で、思いついた!のがサラリーマン
  時代の年俸制。 『毎月の小遣いX12の総額内なら 年内いつでも!使える』 事にする(大分変則だが!)。
 ・成立:
  この案をもってカミさんと交渉。 しばしあって..ほとんどあっけなく了承された。(呆れた感じではあったが..)
  これで、晴れて購入資金のメドは立ったというものである。(^ム^) (⇒追記:内緒の話!その内ウヤムヤになる!? ((^o^)丿 )
                                 (⇒追・追記:カミさんは当初からお見通しだった!? (>_<) ) 
 
1.パソコンの活用; 一般的な表計算ソフトのExcelを駆(苦?)使して...クシくもうまくいく!
 1)レイアウト趣味レーション; 遊びすぎにご注意!!鉄道模型シミュレーター
 ・Excelで描けないか;
  思いつくレイアウト案は、限られたスペースにちゃんと敷設出来るのか? また、何をどれだけ購入すればいいのか?
  種々の案を比較検討するには、パソコン上が記録も残り応用もきくと思うが、そんなソフトは持っておらず...
  そこで思いついたのが、Excelの描画機能を利用する方法
  『カタログにある レール種類を描画機能で作成し、同じ縮尺の敷地図上にレール図を敷いて行く』
 ・趣味レーション?;
  やってみると、レール等部品の描画はチョット細かい作業だが、出来てしまえば、思いつく案を簡単に表記でき、
  可否検討や更なる工夫も楽である。
  難点は、楽しいけれど止め処なく案を描き、遊びすぎる傾向となってしまう事か!
  それでシミュレーションでなく、趣味レーション!!           ↓アニメ付
 
  この方法で、使用するレールの種類毎の集計もした幾つかのレイアウト案をまとめ、比較しながら最終的に決めた
  のが最上段の項目「レイアウトと運行例」にあるレイアウト(上記Excelで描画した図を縮小して掲載)です。
 ・趣味レーション用レール図等の描画に興味のある方は、Excelによるレイアウト図作成例を参考にしてください。
                            元「レイアウトと運行例」へ    元(山岳線)へ 
 2)表計算で価格比較; そして海外(USA)からおっかなビックリで購入!
 ・価格を比較して;
  同じ物なら出来るだけ安く買いたい。 近くの大型ホビー店では、通常でも国内正規価の何割りか安いが、インター
  ネット上の海外店ではもっと安そう..そこでExcelで、国内外店毎の価格に、為替レートや送付諸費用を変数とした
  購入着価の比較表を作製。 レートや品物にもよるが、総じて海外店の方がお得の様だ。
 ・初めてづくめで海外店から購入;
  とは云え、カードによるインターネット取引など国内でもやった事がなく、まして海外と、となると...そこで、
  第1回目の発注は少額少量でキモだめし!? ちゃんと着くのか? 送付期間は? 諸費用は? 破損は? 保険は?
   レートは? カード引去りは? 悪用は?..とマァ〜おっかなビックリの連続(今から思えば、杞憂(貴遊!)の感)
  何といっても、海外店は、安い以上に品揃えが豊富で、ほとんど送付期間のみで手に入る のが嬉しいところ。
  で、その後の購入は、レートを見ながらもっぱら海外店から購入....しかし、
  もっとファンが増えれば、国内で、もっと豊富に安全・安心で安く購入出来るだろうに...その反対かな?
 追記('07): 不安は的中!!その後、近くの大型ホビー店では、Zゲージと共にGゲージも取扱いが無くなった。 
       残念!(買わないからナ〜というより、LGB社の不振・メルクリン社との間で買収騒動などあった様です)
 追記2('10): 久しぶりに行った同上ホビー店に、LGBのほかBackmannの車両が置いて有りました。
       種類は限定的ですが。(上記の騒動も一段落のようです!) 
 追記3('10/5):海外店とのトラブル(クレーム処理での無反応)を経験し、カード会社のアドバイスで処理でき
       ました(後記)
                                    元(着価で1.3倍)に戻る
 ・趣味レーションの結果は;
 @)実際のレイアウトの結果は
  下の写真は、なんとかレール類を購入し、レイアウト案に沿って敷設した状況です。 カーブの一部などで多少
  切ったはったの調整は有りましたが、想定範囲内! ほぼ案通りに敷設出来た時は一種感動ものでした!!
                   初めてのレイアウト(レール敷設)
          
    この時('05/8)は、まだ後述の登山鉄道や、車庫等のレール類、その他諸施設は何もありません。
 A)レイアウト図を活用;
  パソコンにファイルされたレイアウト図、縮小して様々に活用できます。 このホームページでも「現在の状況」や
  「レイアウトと運行例」での説明図として、また実際の運行時には、制御盤上につけた機器のNoを、レイアウト図
  の機器部にも記入した図にして、慣れない内は参照しながら操作する等に利用しています。 (後記を参照
 3)ロゴやシールの作成; 色々出来る!
  うまくいったExcelの描画機能にすっかり惚れ込んで!?..
  その後は、下図のように色々な敷設用に描画し、シール用紙にプリントして活用しています。
    
        
  なお、屋外配置物に貼るシールには、もう一枚透明シールを上に貼り、色焼け防止としています(苦い経験から!)。
 余談!;本HPの所々にあるチョイ「アニメ」の原図も、Excelで描画したものです。 それをIBM[ホームページビルダー」
    内にある「ウェブアニメーター」に貼り付け、アニメとしています(もっと細かく動きを作図(枚数を増)すれば
    イイのですが...ジージ体の限界!)
                         元(腕木式信号機)に戻る     元(現状)に戻る
 
 2.スチレンボードの活用; 発泡スチロールに代わって、これは色々使える! でも欠点も?
 1)良い加工性と弱い耐候性;  発泡スチロールにはタイコウ出来ない?  
 ・レールを敷くだけでは物足りない;
  盛土風に路盤を敷き、橋も架けたいし、高さ30cmの花壇にも登らせたい。そんな土台の材料として工作し易いのは、
  やはり発泡スチロールか。 しかし、発泡スチロールは切ったり削ったりすると、屑がカッターや手にまとわり付き
  手に負えない。
 ニクロム線の熱でカットする道具等もあるようだが、簡単な工作には勿体無い気もする...
 ・スチレンボードを試す;
  そんな折り、ホームセンターの発泡スチロール売場横にあったスチレンボード(スタイロフォーム)が目に付いた。 
  硬さはより硬く、目も細かい。 値段は多少高目だが、どんな物なのか、とりあえず50mm厚を買ってみた。 さて、
  カッターを通すと、スムーズで切断面もきれいだ! 鋸で薄く切れ、出る屑もまとわりつかない!これは良い..
  だが工作用としては余り聞かない。 何か問題が? インターネットで調べると、太陽光に弱いとある! アァ
  それで、主用途が家屋の外壁内用断熱材なんだ!.などと勝手に納得しても、それでは屋外では使えないのか?
  確かに、夏の強い日差しに数週間さらした物は、角周辺が白っぽくなり、もろくなってきた。 で、角は面取り風にし、
  高耐候性をうたうペンキを塗ってみると、その後は何とかいけそうだ。 これなら’マッイッカ(^^♪’..
  目が細かいせいか、鉛筆でレンガ積み風の線も良く入る(深めに彫れる)し、塗料ののりもいい。 で、
  その後は下記例の様な各施設などに、大いに活用しています。(個々施設のより詳細については後記参照下さい)
    例1.レール路盤と駅      例2.橋桁と山岳線橋梁        例3.トンネル            レンガ模様部例
        
                              元(トンネル)へ      元(山岳線で..)へ
 2)適する接着剤は? ; (木工用)ボンドも、ここではダメだった!  
 ・ボンドで試す;
  路盤には、高さ10〜100mm位までの高低差をつけたいが..50mm厚以上は重ねて接着するとして(100mm厚も
  売ってはいるが)、接着剤は何がいいのか? とりあえず発泡スチロールに使う木工ボンドで試してみる
  と...何日か雨に降られた後、何と接着面から白い液体が流れ出しているではないか! ウーン..
  接着剤メーカの品目別・適用表にもスチレンボードの記載は見当たら無いし..そもそも、スチレンボードは外壁内
  に挿入する物で、接着する物ではないのか!などと勝手な思い込みのままホームセンターへ...
 ・超多用途に偽りなし?;
  そこにあった超多用途をうたう接着剤(セメダイン社スーパーX(135ml 980〜1280円、価格は、ホームセンターに
  よって数割違う!)を試してみると...マアよくつき、具合も良い!! 
  もっと手頃で適性な接着剤があるのかも...でも‘マッイッカ(^^♪‘。 で、その後はこの接着剤を他にも使い重宝
  しています。(といっても、ガラスや金属では試していませんが.(念の為)) 
 追記1('07):鉄道模型関連のテレビ番組があって、皆さん(小サイズの)工作用スチレンボードを一般的に使っている事を知りました!
 追記2('08):また、最近は、以前より色々適合した種類の接着剤が、数多くホームセンターに並んでいます。
                                     元(8の字周回線完成)に戻る
 
 3.制御盤作り; 出来るだけコンパクトな制御盤に! 先ず、機器は? 制御系は? 
 1)ポイントの切替スイッチ(コントローラー)をどうする コンパクトな日本製を使えないか?
 
 ・大きくて判りにくいコントローラー;
  「ポイント」と「切離し器」の遠隔操作用「駆動部」(右写真参照)は同じ物で、今回のレイア
  ウトでは16個使用している。 そのLGB製の駆動部コントローラーとはどんな物なのか、
  1つ購入してみた。 4個の切替えスイッチが1Boxに納まっているが、いかにも大きく、また
  ”スイッチも入り・切り(A・B)側どちらに入っているのか”判りにくい。 これを4つも使ったら、
  とてもコンパクトな制御盤とはならないし、使い勝手も良くない。 どうしたものか..
 ・日本製のが使えないか;
  「駆動部」を開けてみると、直流電磁石の応用。 これなら以前Nゲージで使用した日本のトミー製と同じであり、
  同社製のコントローラー(1スイッチ毎に独立し、スイッチの入・切側も判って、形もスマート)でいけないだろうか!?
          コントローラーの比較                LGB製駆動部内部         ポイント切替の遠隔動作 ↓アニメ付
           
                                           元(信号機)へ
 ・電源をどうするか;
  「交流⇒直流変換と、作動電圧の違い(トミー12V ?、LGB19V ?))」をどうするか。 トランスや整流器が必要か?
  その仕様は? 何せ、電気は苦手、どうシヨウ (-_-メ)!... が、そう云えば昔、電気品のアダプターを紛失し
  ”可変電圧式のAC/DCアダプター”を買ったはず...それで試して見よう! と思いついて 何とか探し出し、
  『コンセント⇒AC/DCアダプター⇒トミー製コントローラー⇒LGB製ポイント駆動部』とつなぐ。 そしてまず
  は6VでON...当然!動かない。 7.5Vにする..何と!動くではないか! ヤッター!!でもそうなると作動
  電圧って何?  そんな事はこの際 ‘マッイッカ(^^♪‘! これならトミー部もLGB部も壊れる事はあるまいし..
  (実際の使用では、9Vに設定)
 
 ・『コントローラー(W)』ではどうか;
  トミー製の駆動部コントローラーにはSとWの2種があって、Sは1つの駆動部を、Wは2ヶ所
  の駆動部を1スイッチで同時に切替えられる。 このWも上記のAC/DCアダプターで使え
  れば操作は楽だし、何よりも制御盤を更に小さく出来て言うこと無し!
↑Wの使用箇所
  はやる気持ちを抑えWを買いに走る!  何と!これもいけた!いけた!! 
  LGB製だと2ヶ所同時の切替えにはコントローラーと同じ大きさのブースターが必要とある
  ので、こんなにうまくいくなんて! 無知故か? とにかく嬉しい! 結果、合計でS10個、
  W4個(含、予備1)を購入。 金額もLGB製の場合の、何と1/4以下におさまった。
  このWは、右図レイアウトに示す6ヵ所のポイントのそれぞれ2ヵ所を同時に方向決め
  (「曲線側」或いは「直線側」)にするコントローラーとして、3個使用しています。 
  それにしても..この日本製コントローラー!、コンパクトに良く工夫されており、さすが日本製(人)!(ドイツ製に優った)
                          元(春の改造)に戻る    元(運行例)に戻る
 2)逆転周回をどの様にする; 逆転の発想とはいかないが...!リバース運
 ・想い: 同一線上を列車が前進のまま逆転して走って来る!
  こんな右回り⇔左回りの逆転周回が出来れば、単線運転でも変化がついて面白い。 やってみたいがどうすれば..
  そんな事を書いた本も見つけられず... 多分、皆さんそれぞれに工夫しているのだろう。 ならば私も! 
 ・デルタ型のレール構成をいれる;
  大きくとった周回線に、8の字かYの字形でデルタ型をつくれば逆転は可能だが、どの様に制御すればいいのか!?
  2つのデルタ型が入る8の字形の方が運行の巾も広がり面白いと思うが、今回のレイアウトでは、とりあえずY字形
  として、下記による事とした。
 追記:後日(2010年)、Y字形追加の改造で、”8の字形”周回・逆転走行を可能にしました。(後記参照下さい)
 

                       (→アニメ参照)
 
 
  こうすれば、列車のグループ間移動時にレール電源の±を切替えし、下記以降の操作で
  逆転周回が出来るはず...  で、右図が実際に2グループ分けしたレイアウトです。 
 
  補足:各グループに独立してパワーパックを付ければ、切替スイッチ無しで各パワーパックのダイヤル
    方向と同じ向きの逆転周回の制御が出来ます。 が、この程度のレイアウト上なら、基本セットに
    付いている1Aのパワーパック1つで、2編成の列車の併走や追いかけっこ等も楽しめる事が確認
    出来たので、それなら小さい制御盤にする事を優先して、こんな制御となりました。 
元(現状)へ戻る
 下記は、実際のレイアウトを模した中での操作例です。
 
 ・逆転周回の操作例; ↓アニメ付
   a)例A:.左回り⇒右回り 周回           b)例B:.駅で上り⇒下りへ入替え
         
                       元(春の改造)に戻る    元(運行例)に戻る
   
               
  ・突然、問題などと、大変失礼致しました。<(_ _)>
   マアこんな調子で...その他、列車の編成替えや機関車の入替え等で遊んでいます。
   本レイアウトでの列車の運行操作に興味のおありの方は「レイアウトと運行例」の「列車の運行例」を参照下さい
   元(現状)に戻る
 ・余談:LGB製・ジョインナー(金属製とプラスチック製)について
  レールを接続するジョイナーには、通常の金属製ジョイナー(下記1)と、通電を遮断のプラスチック製絶縁ジョイナー(同2)があります。
  絶縁ジョイナーを、下記内例のように使うと、別途On−Off等の制御を加えて、異なった走行運転が可能となります。
   a) レールの両側に使う(両ギャップ)−本鉄道では、逆転周回(前記)、 Nゲージでは、相互乗入れ用に、別系列制御で使用
    b) レールの片側に使う(片ギャップ)−  同   待機・停車や保管線乗入れ部等(後記)用に、電源On−Off制御で使用
   
        元(8の字周回)へ 元(ポイントの通電)へ  元(N制御盤)に戻る  元(レイアウト)に戻る 
 3)待機・停車をさせたい; これはタイしたことなかった!
 ・想い: 2つ以上の列車を同時に運行している時、 複線の駅で、片方の列車が到着してから他方の列車を出発させ
     たい。 或いは、一方は停車させておきたい。
 ・2つの方法を使い分け;
   この様な待機、或いは停車の方法として、下記a)、b)の方法を採りました。   
  待機・停車させたい区間の「レール片側の両端を絶縁(片ギャップ)」として、
  a) 絶縁部レールに、制御盤の「ON−OFFスイッチ」を介して配線する。
    (停めたい時は、制御盤のスイッチをOFF)。
  b) ポイントの駆動部に「補助スイッチ」を取付け、ポイントを入れた側
    (直進 or 曲進側)だけに通電する。
    (停車・待機させたい時は、入線後、ポイントを別側に入れる)
待機・停車の2方法(青:通電)(↓アニメ付
 
  (ちなみに、LGB製のポイントは、通常のままでは、直進・曲進側両方向に通電しています)
 
 ・余談:LGB製・補助スイッチ(選択通電スイッチ)について;
  ポイントの遠隔操作用「駆動部」にはめ込み、駆動部の動作に連動するスイッチで、
  ・片ギャップで通常通電から遮断された「分岐するレール部」へ配線すれば、
  ポイントの遠隔操作に応じ、配線されたレール部への通電入り・切りを自動で行う 
 
  本鉄道では、下記の制御部分として、右図レイアウトに示す4ヶ所に使用しています。
  @分岐線の一方を通電On、他方を通電Off に切替える....待機・停車部分(下図内参照)、
  A分岐線の一方の使用時のみ通電On(他方は常時On)...保管線、操車場、山岳線への入線部分、
       通電Off時は、待機・停車となる。 
     補助スイッチ(付駆動部)の配線と作動例 ↓アニメ付)  (参考)補助スイッチの動作(模式図)
       
   駆動部の遠隔動作については、前述 3-1)を参照下さい。   (↑実際のスイッチは横向き構造)
   訂正(H22.3.4):上記図、及び右図内の片ギャップの位置に誤まりがありましたので(実際レイアウトと相違)訂正しました。<(_ _)>
   訂正(H22.3.7):改めてレイアウト図と実際を確認した所、補助スイッチを使っている所が更に1箇所有りました(計5ヶ所で使用)。
      転車台へ入線するポイント部分です(右図で云えば、「駅」の文字部分)。細かい事ながらスミマセンでした。<(_ _)>、(_ _)>
                       元(ポイントの通電)へ戻る    元(運行例)に戻る
 4)遠隔操作の配線をどうする; 最初からやっておけば... 
 ・後悔先に立たず
  此処そこに配置されたポイント駆動部等の制御用配線をどう制御盤まで引くか。 当初は屋上際をはわせればいい
  位に思っていましたが、 いざ配線の段階になると、いかに目立たず、邪魔にならず、太陽光や雨にも強くするかで
  迷い始め、やっぱり路盤の下を通すのが一番いい!...もう路盤とレールは、きっちり敷き終えてるのに...
 
 ・路盤の裏側に溝を彫る;
  ヤレヤレの思いで、路盤をレール下から引き出し(やり憎〜い!)、裏側に、遠い部分からの
  配線を順次まとめて通せる様、電動トリマーで溝巾を変えて削る。 たまたま電動トリマー
  があったので、溝切は楽だったが後悔が尾を引く.. ただ、最終部は、路盤高さが10mm
  と低くまとまって大量となった配線が通せない程なので、路盤下をやめて屋上端に回し、
  市販の配線カバーを敷いて配線を詰め込むはめに! ヤレヤレ...
  『配線の経路』
  電動トリマーで路盤裏の溝加工   最終部近くは配線カバーへ迂回    制御盤部の配線群     
            
                       路盤の下を通って配線カバーへ   配線カバーで立上げ制御盤へ
 ・やって良かった; 後悔は引きずったけれど、出来上がって見れば、目立たずすっきり..やって良かった!!
 5)制御盤はどうする; これで制御用機器は決まったが、サァ〜どう組込むか! 
 ・制御盤の構成品:
  構成品は、前述した機器を含めて下記のような物です。
  a.パワーパック(1A):1 b.駆動部コントローラー:14(S:10、W:4) c.コントローラー用可変電圧式AC/DCアダプター:1
  d.スライドスイッチ:4(正逆切替:2、退避停車On-Off:2) e.同左用配線box:1  f .電源用3口コンセント:1 
  g.電源スイッチ 及び 電源On-Off ランプ:各1    h.コントローラーへの配線用ターミナル(10□):4
 (補足:機器・部品の購入先;@)パワーパック、配線boxはLGB製、A)コントローラーはトミー製で共に模型店で、B)他はホームセンター
 ・出来るだけ小さく;
  上記構成品を更にコンパクトにまとめ、収納する物置から出し入れし易い制御盤としたい... で、
  制御盤の構成を、下記の二層にし、それぞれ百円ショップ!で見つけたB5判のプラスチック箱に納め、更にB5大判
  のプラスチック籠に入れました。
  a) 一層目 ; 制御に必要な機器を配置。 布張りの厚紙をくり抜いて表面盤とし、各機器にはその機能や駆動部No
        を示すシールをパソコンで作製し貼り付け。 
  b) 二層目 ; 一層目機器の配線やコンセント等をまとめて配置。  
              制御盤・外観(一層目・表)                制御盤・内部(二層目・裏)
   
・参考までに上記の「機器の接続(回路)」と動作例を下記します ↓アニメ付
 
 訂正:上図内で、1)「電源ランプと電源スイッチ」の配置順が逆でした!<(_ _)>  (私の知識はこんな程度です!)
        2)各”スイッチ”からの実際の配線は、”ターミナル”(外部との中継端子盤)を経由しています。    
 6)制御盤をどう置く;  
  出来上がった制御盤。 後記の簡易物置の列車庫の上に配置しましたが、
  「いざ運行!」となっても、 まず小テーブルを物置そばに持ってきて、その
  上に制御盤を乗せ..と準備に一手間掛かり、今一、気が削がれます。 
  
  これは何とかしないと...で、板材にワンタッチでたたみ込めるテーブルの
  足とキャスターを付け、90度回転させて出し入れ出来る様にしました。
  線路をまたぐ形になりますが...’マッイッカ(^^♪’   (写真裏参照→
  元(現状)に戻る
 
 ・あそこの駆動部はどのスイッチで操作するの?; ⇒ 関連図の表記
  制御盤上のどのスイッチがどの駆動部を動かすのか判別しにくい事があリます。 そこで、
  制御盤のふたを作り、その内側に前述のレイアウト図内の駆動部の位置に「スイッチNo」
  を記した図を貼り付けました。(本図には、代表的な運行操作例も記入)
  これで操作時の混乱!も大分解消されました!!             (写真裏参照→
  元(図の活用)へ
  厚紙の表面盤やプラスチックの籠は、チョット安っぽいけど、 とりあえず、’マッイッカ(^^♪’...
  (でもヤッパリ、アルミ板などで見栄えヨクしようかナ〜の思いの今日この頃です)
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