おっかなビックリ詳細2おっかなびっくり製作記2

 
        「記載項目」、および「項目へのアクセス」は、目次付本ページ からどうぞ!
        その他、鉄道模型の全項目に関しては、”中の嶋田園鉄道へ”からもどうぞ!
 
 4.その他色々工作; 鉄道模型での常識?を知らず! シコウして苦労!を...楽しむ?
 4-A)レイアウト関連; gゲージ庭園鉄道の建設記2
 1)路盤への小砂利敷き(道床作り); 小砂利の固定には何がいいのか? R2
 ・やっぱり線路には砂利の道床がないと..;
  スチレンボードの路盤に、高低差と色をつけ雰囲気も出て来ましたが今ひとつ...で、砂利付の道床が欲しいが...
  しかしここは屋上! 砂利を敷いても路盤からこぼれ落ちてはドウショウもない! ドウシヨウ!?(屋上はサムイ.?) 
 ・砕石風の小砂利は無いものか;
  探しあてたのがタイル目地用の4mm前後の砂利。 角が尖った感じで道床向きと思えます。 色は白を基調とした
  4色系(ホワイト、ピンク、ブラウン、グリーン)があり、その中からブラウンを選択しました。
 ・砂利はどう固定すればいいのか...;
  ある日、ホームセンターで、小石見本を小さい木枠内に固定しているのを発見。 聞くと、外壁の合わせ面シール部に使う
  「シリコンシーラント」を使っているとの事。 ならばと、早速購入し試して見ると... 
  60cm程敷くのにレールへのマスキングなど準備も含め2時間近くもかかります。
  あきるは、腰は痛くなるは..今後30数mもこの作業をするのかと思うと..で、数ヶ月中断・放置。 
  すると何か黒ずんで来ました。 煤煙?埃?花壇の土?それにしても..
 施工後の違い

シリコンは黒ずみが激しい
 =水性ボンドを試してみる
  そんな折、ふとホビー店で目にとまったレイアウトシーン用水性ボンド。 砂には水で3倍に希釈し噴霧
  するとあります。 ナルホドそんな手が! 果たして小砂利ではどうか... 早速試してみると、翌日
  にはもうボンドは透明になり、小砂利は固まっています。 これなら60cmに30分もかからない。 
  ア〜ア!あっけなく解決 (改めて無知さ加減を知る!)。
  これならいつでも出来る。で冬だし!その後は、また放置。 黒ずみもほとんどありません。 
  情報:'07/3月、NHKで「鉄道模型−レイアウト制作入門」が始まり、普通の水性ボンドの2倍の希釈で良いとの事。
     よし、以後はこれで行こう!!                             
 =洗浄ボトルで施工してみる=
  普通の木工用水性ボンドを、テレビで云っていた2倍程に希釈し噴霧器で吹いて見ると、ちょっと濃度が濃くうまく噴霧しま
  せん。 3倍に薄めても噴霧口がどうしても詰まりやすい <`ヘ´>。 で、 
  テレビで使っていた洗浄ボトル(と言うらしい)の口先の細い物(右写真、250cc用)を塗料売場で見
  つけ、早速試すと、何とも出がいい!!ではありませんか。 ただ、
  2倍希釈ではちょっと濃すぎて小砂利が盛リ上がる感じなので、3倍の希釈に変えましたが、固まり
  具合も良く、何よりも、この方法は液が飛散しないので、レールへのマスキングの必要が無く
  隅々まで液を浸透させられます。 本当に砂利敷きが楽になりました。
  (で、余談ながら噴霧器は即、捨てました!憤!(-"-))

 水性ボンドと洗浄ボトル
 ・そうだ! 路線別に砂利の色を変えよう!!;
  春も近づき、そろそろ砂利敷きも苦にならない季節がやって来ました。 ふとレイアウトを見回して、
  そうだ!路線別に砂利の色を変えよう!! 路線図ではありませんが... 
  で、ブラウン系以外にグリーン系とピンク系を買い増して施工しました。  出来は..特にグリーン系
  は、線路に多少草が生えている様でマァマァかナ〜..(チョウ個人的な感想!)
 

ブラウン系とグリーン系
 感心そして感謝!;
  鉄道模型レイアウト作りで基本の”砂利敷き”。 ”水性ボンドを薄めて!固定”−よくぞこんな発想に至ったものと感心しきり!
  更に、今も噴霧式の商品が有る位ですから、洗浄ボトルを使用するアイデアにも感心!。 そして、この道の先輩諸氏に感謝!!
                                            元(8の字周回完成)へ
 2)転車台(ターンテーブル)で方向転換; まずは簡単に手回しで!
 ・蒸気機関車には、転車台が似合う!..;
  でも、LGBの製品群にはありません。 せっかく、駅構内に切離し器を2基置いて、”機関車の前後入れ替え”を出来る様に
  しているので、何としても、蒸機は、方向転換させたい!!  で、
 ・簡単な物を自作しようと..;
  ベースとなる回転台には、100円ショップ!で見つけた”200円!の中型(Φ34cm)品”を使用する事にしました。 
  塗装後、上下ケースの合わせ部から雨が入らぬよう、上ケース側にスカート状にゴムのテープを貼った回転台に、切出した
  レールをネジで固定。 別途、プラスチック板で作った簡単なデッキを付けて、転車台は出来上がり。 そして、レールへの
  通電用として、進入側のレールに、0.5mm厚の真鍮板で作ったジョイントを付けて完成です。
  (このジョイントは、後記トランスファーテーブルでも使用しています。)
       手動の転車台(↓ターン)     接続ジョイント部        手製のジョイント(アニメ↓)     レール切断に使用ののこぎり        
       
 ・その出来は!;                         (トランスファへ戻る)
  進入側から転車台への蒸機の移動(通電)もバッチリ! 思った以上に簡単に出来ました。(だから製品化されないの
  かナ〜?) しいて言えば、遠隔操作のモーター付自動回転ならば更に...ですが、今は’マッイッカ(^^♪’です。 
  本転車台を使用しての”機関車の入替え”操作については、「レイアウトと運行例」内を参照下さい。
 ・余談!:レールの切断(真鍮のレール+プラスチックの枕木)には、小型の(商品名)ピラニア鋸を使用し重宝しています。 
   この鋸は、金属類・プラスチック等なんでもござれで、歯が小さく薄いので寸法出しも楽、小物の切り出しに重宝しています。   
 ・追記;..但し、”機関車を方向転換し⇒再連結した後の切離し”には、不具合有り!?
  ある列車の前方から”切離し器”で切離した機関車を、転車台で方向転換し、待機する列車の後方から連結すると...
  実は、連結器が”オス”・”オス”どうしでガチガチに連結する為! 次に、この列車から機関車を切離そうとする時は、
  ”連結器と切離し器の構成・構造上、簡単には切離せない”事が判明しました!!(手・動?で切離す!)
  (それで、メーカーとしても”転車台”を製品化していない(クレーム対応が面倒な)のかなァ〜?)  ’マッイッカ(^^♪’
  (ちなみに、別記 Z,Nゲージでのメーカー品の連結器の構造は、本LGB製とは異なり、本・不具合?は発生しません。)
  LGB製”連結器と切離し器”については、後記参照ください
元(現状)に戻る
 3)操車場で編成替え; 列車の編成替えを楽しみたい!
 ・遊びで一番面白いのは、;
  貨物列車の貨車の編成替えか! Zゲージでは2シーン目の主題としましたが、今回は場所も貨車数も余り無いので、
  編成替えとその操作を楽しめればいい!と云う事にし、最低限の1分岐線としました。  
 ・作る;
  スチレンボードで高さ100mmから水平10mmまでの傾斜地を作り、途中に切離し器とポイントを配置。 
  切離し器で切離された車両は、自重で下りながら(重力転送)、ポイント部で選択された方向に分けられます。
  (操作については、「レイアウトと運行例」内を参照下さい。)
     操車場外観                操車場部の傾斜寸法 (単位mm 本図の高さは倍尺で表示)↓アニメ付
     
 ・難点; 
  ポイントを置いた傾斜部は、切離された貨車の転送状況を見ながら傾斜量を調整したのですが、軽い無蓋貨車に合わせた
  ので、有蓋貨車など重めの車両が来ると、チョッと勢い余り...脱線はしないから’マッイッカ(^^♪’...
 追記!!
 ・対策; 貨車の重さ調整
  よくよく考えたら、無蓋車が軽いなら、貨物を積めばいい! その方がリアルだし! で、荷物を載せ、仕分線の傾斜を少し
  ゆるやかに微調整。 これで、勢い余って..という事も殆ど無くなりました。(鉄輪の長物車は走りが良く..)
元(現状)に戻る
 4)列車庫から直接本線へ; 出し入れしたい!!
 ・想い;
  列車の保管を本線と直結し、列車の出し入れを楽にしながら、風雨・太陽・そして埃からも守りたい!!  
  屋上には、雑具用に作った物置があります。 市販のパイプとジョイントで組立て、周りをシートで被った簡単な物で、
  奥行66*巾160cm程。 この下部を整理すれば列車の保管場所は生まれますが、本線と直結させるにはどうすれば..
 ・作る;
  色々趣味レーションの末、1列車の保管を小型車両3台・長さ1mまでとして、下図の様に、トランスファーテーブル
  (横への移動台)により、横並びに3列車分を保管する
形(そう云えば、Zゲージにもある姿です)としました。
  ただ、テーブルも1mの長さが必要な為、物置巾だけでは足りず、物置横の階段踊り場とのデッドスペースを利用した
  突出した形にはなりましたが....’マッイッカ(^^♪’
 列車庫の概略寸法(単位cm)↓アニメ付            列車庫外観 (物置の前カバーを開けた状態)   
      
 ・難点; 
  3組の列車を保管して数ヶ月後、特に一番手前の保管列車に埃の付着が目立ってきました。 物置の最下段で隙間が
  多く、雨・風が舞い入り、埃が付着し易い様です。 そこで、大事を取り、長め(中・長期)の保管の場合は、機関車のみで
  すが、保管BOXに入れる様にしました。(上記写真内の白BOX:引き出し式で出し入れはし易い)) 
 ・トランスファーテーブル(TFT)の製作について:
  台車に、戸車の利用等あれこれ考えましたが、課題が多く、結局はLGB製
  2軸台車を購入し、平行に敷いたレール上を移動する形にしました。 
  レールを乗せる主枠には、真鍮製U形工を使い両側にL型のプラスチック
  型材をガーダー風に仕上げ、組付けて塗装。
  通電は、@本線側引込み線とTFTを配線コードで結び、
        ATFTに付けた前述の手製ジョイントを通して保管側
         のレールへ通電する様にしました。  
トランスファーテーブル全景

裏側・台車部と誘導レール

保管側レールとのジョイント部分
 ・難点; TFTを平行に動かすのがチョッと厄介なので、中央に取っ手をツケて、
  トッテも!楽になりました。 が、まだ一番奥の保管線への出し入れは、しゃが
  み姿勢がチョット苦しい(メタボ!) デモ!とりあえず’マッイッカ(^^♪’です。
 追記!!    元(長物車)へ
 ・機関車のみの切離し;
  前記の様に、長めの保管時は、機関車を保管BOXに入れていますが、実のと
  ころ、列車を保管線に入線後、しゃがみ姿勢で機関車のみ切離すのが、厄介
  でした。そこで、
  試しに買ってあった「手動の切離し器」を保管線の頭所に置き、保管線に
  入った列車から機関車のみを切離せるようにしました。(右図内アニメ参照→
   元(現状)に戻る    元(運行例)に戻る
 ・余談:LGB製・連結器と切離し器について; 
  車両を継ぐ「標準の連結器(他形式もある)」は、下図Aの様に、片側車両の連結器についた「へ」の字形でスプリングで上下
  するフックが、他方の連結器に入り込む事で連結する仕組みになっています。
  前記の”操車場”や”保管線”等で記した「切離し器」とは、その連結器のフックの一端を持上げ他端を下げて、車両間を切離
  す為のもので、下記写真Bの様に、線路中央に設置する”山形に盛り上った装置”です。
  この「切離し器」には、2種類有り、 @バネ式で常時盛り上がっているのが、「手動式」(↓B1内)、 
             A切離そうとする時だけ、遠隔操作で盛り上げを上・下させるのが、駆動部付の「自動式」(↓B2内)です。
    A.(標準)連結器の仕組み     B1.手動式切離し器:切離しの様子    B2.自動式切離し器:作動の様子
     スプリングで上下するフックで車両間を連結する  (夫々の写真にマウスポインターを出し入れしてみて下さい。) 

                         
         ”切離しをする時”は、”ゆっくり目に切離し器上を走行させる”のが操作のポイント!
・追記;各車両の連結器は、一方が”メス”形(上記A.内で車両A側形状)、他方が”オス”形(同・車両B側形状)で構成されて
 います。 車両間を連結する際、”オス”・”オス”側で連結する事も可能(”メス”・”メス”側では連結不可)なのですが、こうして
 連結した場合は、”二重のフックでガッチリ連結され、”切離し器”で切離す事は難しい状態となります(手で切り離すしかない!)
 前記2)”転車台”で方向転換した機関車を、再度連結する場合にこの連結が発生します。(これを不具合というかは人による?) 
 転車台を製作し遊ぶ場合は、二度目の切離しは”自分の手”動による事!!となります。 下図↓参照
        
・余談;別記のZゲージ(メルクリン社製)等では、車両の前後方向に関係なく連結し、切離しにも制約が有りません。 
    これは、連結器や切離し器の構造や方式が異なるためです。
 5)山岳線で花壇上へ; 登山列車を30cm高さの花壇まで登らせたい!!
 ・想い;
  LGBのカタログに、ラックレールが載っています。 で、車両を探すと蒸機と電機の2種類のラック式
  機関車が有ります。 これなら、屋上の北と東側にある高さ30cmの花壇のどちらかにラック式登山
  線を敷き、登らせられるのでは!!.. そんな想いで、小ぶりなラック式電気機関車の方を選び、
  延長用レール及びラックレールとそのホルダー(左右レール間中央への固定用)一式と共に購入し
  ました。 (ラックレールは、長さ30cm単位なので、登山部分の(延長)レールも30cm長さの物を5本購入)
 ・作る;
  取説では25%までの勾配(1mで25cmUP)を登れるとの事。 前述の趣味レーション!の結果、アクセスし易い北側花壇に
  登らせる事として、まず機関車の排雪板が干渉しない範囲で短く立上る様に寸法取りをしました(下図参照)。
 余談:と、すんなり書きましたが、実は前段階で材木で仮設の傾斜地を作り登らせてみて、排雪板が干渉する事を知った次第!
  それを50mm厚を貼り合せたスチレンボードに描いてカット。更に、レンガ積みアーチ橋風に切り欠き、鉛筆でレンガの線を
  彫って、あとは茶系2色で塗装。 出来栄えは、’マッイッカ(^^♪’以上かなァ〜!...   ところが...、 
 登山部分の傾斜寸法 (単位mm.本図の高さは倍尺で表示)     ラック式電気機関車    山岳線の登山部 
 ・難点;
  まだ山岳線に似合う車両が無いので、貨車2両を連結して走らせてみると...問題が発生しました。
   a)登リ降りしている最中に、カタカタと音がする。
   b)傾斜の変わり目で連結器からはずれる事がある。
   c)登りきった所で、登りきらない次の車両との連結器で外れ、脱線する事がある。(R600mmの急カーブに入る為か) 
 ・対策;
  a)は、LGBのカタログに、ラック線用の干渉対策の連結器フックがあるので、こういう事かと納得!? 原因はフック下面の
   ふくらみとラックレールとの干渉なので、少し削ればいいと思える。 が今、貨車のフックを削ると、操車場等の切離し器で
   うまく切離せるか心配(前項「連結器と切離し器」を参照)なので、山岳線用客車を用意するまでお預け!
  b)は、前後車両の連結器の噛み合いが、段々に変る傾斜角度の違いで浅くなり外れると思えます。 a)の干渉とも関連し
   てそうなので、これもお預け! ただ、機関車を平地側にして登り降りすれば問題はありません...そう云えば、
   実際の登山鉄道でも、平地側に機関車をつけ、客車の外れ等による 万一の暴走を防止していましたっけ!
   (日本では、大井川鉄道・井川線のラック式鉄道での連結方式。 スイスなどの急勾配ラック式登山鉄道でもなじみの連結方式)
  c)は、チョッと厄介で、登りきった平坦部レールとの傾斜角度や傾き加減を何度かいじくって調整しました。 が、重量の軽い
   無蓋貨車は、まだたまに外れます。 山岳線用客車で対応すれば問題無かろうから’マッイッカ(^^♪’?・... 
 ・追記!('10/5); 山岳線用観光客車を1両購入しました(「現状」内参照下さい)。1両だと問題なく登り降りします!
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 6)腕木式信号機を駅に; ポイントの駆動部を利用して手作りしよう!
 ・駅構内に信号機があると雰囲気も上がります。
  LGBカタログに写真付で掲載の信号機の内、腕木式は、「駆動部」レバーの水平動をL型リンクで上下動に変え腕木を動かし
  ています(ナルホド!)  それなら、駅構内のポイントの駆動部を利用した信号機を自作出来ないものか..
  (何せ買うと80数$(*注記↓)もするし、何よりもポイントの動きと連動するのが腕木式(構内)信号機のはず) で...
 *注記:LGB製信号機は、ライト付信号の切替で、その場で”停止”or”進行”の制御が出来る様です。高いには理由がある.!
 ・作る;
  下の写真の様なリンク無しの簡単な信号機を作りました(レバーの伸縮でピアノ線が湾曲しつつ上下し腕木が動く)。
  その材料は、ボールペンの筒など簡易な物(下図内参照)ですが、出来映えは許容内!?  
  調子に乗り、他のポイント部には、余り材も利用して切替方向の明示盤を作りました
  ポイントの制御に合わせた動きもスムーズ!で、 これなら’マッイッカ(^^♪’です...  のはずでしたが..、
自作の腕木式信号機↓アニメ付                    ポイントの方向明示盤 ↓アニメ付     
        
        (駆動部の動作等については、前述「ポイントの切替スイッチ」内を参照下さい) 
 ・難点;
  太陽・風雨にさらされて数ヵ月、信号機のピアノ線が錆びて駆動部の動きが重くなって来ました。 また、台座はポリプロピレン
  製?のようで塗料がはげてきました。(塗料缶に「一部プラスチックを除く」とあるのは、この事か!)
  そして、パソコンで印刷したシールは、色焼けしてきました。 これでは’マッイッカ(^^♪’という訳にはいきません!
 ・対策;
  とりあえず、ピアノ線はステンレス線に替えました。 気掛かりだった水平動を上下動として伝える動きに問題はなく、考え過ぎ
  だった様です。 ポリプロピレンへの塗装は、一般的に入手出来る塗料とは行かない様なので、ちっちゃな台座に手間ひまか
  けるのも..とりあえず黒の油性ペンでごまかしちゃえ!.. 色焼けは、シールを作り直して2重に貼り...
  ’マッイッカ(^^♪’を願う心境でしばらく様子見です...
                                             元(現状)に戻る
 7)走行音をだしたい; あの ガタンゴトン〜 ガタンゴトン〜 を聞きたい!!
 ・想い;
  レールの繋ぎ目を少し開けておくと、あの特有の走行音が聞けます。(Nゲージのレイアウトで実証済み!)が、真夏の屋上は、
  レールがやけどする程に暑くなり、また、真冬は特に夜は冷えこみます。 で、真鍮レールの
  線膨張(率18*10-6)が気に掛かりましたが、長さ60cm、温度差60℃としても、0.65mm(=18*10-6*600mm*60℃)
  程度と思え、ひとまず一安心。 そこで、繋ぎ目を2mm以上開けています(正直なところ!、繋ぎ調整で0〜4mm位と、
  思った様にはいかない個所もあります!!)。 
 ・試す;
  さて、列車を走らせて見ると、今一つ響きのいい音とはなりません。機関車以外の車両は、プラスチック製車輪のせいの様です。
  そこで、自作車両用に購入したあった鉄輪で走らせて見ると、 ウ〜ン...
  何ともリズム感のある響きのいい走行音では有〜りませんか!!
 やっぱ鉄輪か!..が、 問題は値段!プラスチック製
  の3倍と思うと高い気もします。 といって自作するには機具も無いし..マッ!1軸あたり千円位ですから今ある車両のも追々
  替えていこうかと思っていますが... (自作の貨車については、後記参照下さい)
 追記:Aristo社製の鉄輪を試買い。値段が安く、組付け互換もあリ、早速買い増して、全車両組替え!(2010年春)
                           元(Aristo社製鉄輪)へ 元(長物車)へ 
 8)駅、トンネルと鉄橋; 関連施設を手作りし、少しでもレイアウトを多彩に...
 a)駅; 駅名板付
  この田園鉄道3路線(それぞれ、田園線、高原線、山岳線と銘々)、それぞれに1駅を設けました。     
  ホームは、風で飛ばされない様、重し役の材木にスチレンボードを貼り、側面はレンガ積み土台風に鉛筆で深めの線を入れ
  て塗装。 また、駅名板は、プラスチックU型材で作った枠にパソコンで作った駅名シール板をはめ込みました。 
  ちなみに駅名2つには、まだ1才前後の孫(男・女児)の名前をとり入れました!!(早く一緒に遊びたいナ〜!!) 
田園線の駅                高原線の駅                山岳線の駅 
   
 補足:駅銘板やベンチの配置・固定;銘板等の下端に楊枝を埋めこみ、ホーム(スチレンボード製)へ突き刺します。
     (抜差し・位置替え自由!)
 注記:スチレンボード゙の活用や、パソコンでのシールの作製については、別項を参照下さい。
 ・田園線の駅は、本鉄道の中央(基点)駅との位置づけ!とし、駅舎を置くことにしました。
  花壇の壁が迫り、奥行が無いので、狭いホームと駅舎が壁に埋もれた様にはなりますが...
  駅舎からは地下通路を通って花壇上の小人の国に行く..との想定で!?。  で、駅舎は三角屋根の山小屋風にし、屋根
  にはカミさんから貰ったステンドグラスの切れ端をあてて、トップに鐘を付け、下に時計(千円の防水
  腕時計!)を埋めこみました(これは、屋上に居ると昼食の時間を忘れる!等カミさんの苦言に対応
  した?)。 一方、奥行感の克服の秘策!?として、”駅舎内の「改札と奥の景色写真」を合成した
  シール”を貼り、また、駅舎側ホームには、狭巾の鏡を置いてホーム巾を倍に見える様...
  ヤッパいまひとつですが ’マッイッカ(^^♪’...                  (写真裏→)
 元(現状)に戻る
 b)トンネルと鉄橋:
  レイアウトには、山あり(トンネル)、川あり(鉄橋)が定番?! 屋上で高低差も余り無いけれど、雰囲気だけでもと...
 @)トンネル; 山岳線の終着駅の下−−山裾にあるトンネルとの設定で...
   前記しましたが、20mm厚にしたスチレンボードで、トンネルの入(出)口、側壁、屋根を作り、
   入(出)口は、レンガ積み風に模様付け。 側壁にはアーチ型の穴をあけ、また屋根は取外し式
   にしてトラブルに対応し、更に風で飛ばぬ様、屋根に岩風の石を乗せていますが...
   トンネル・トンネルしていて、山裾の..にしては人工ッポすぎる!..’マッイッカ(^^♪’ 
  とにかく、トンネルは、列車が一度隠れ..また姿を現すところが得もいえず..何とも好い!
   A)鉄橋; 山岳線のアーチ橋の下には川がある、その川が流れて来る所には橋が有る、で...
   LGB製で「鉄橋」も有りますが、え?これでこの値段!。 で、自製でどの様に作ろうか思案していた折、ホビー店で
   プラレール用の複線橋が目に留まりました。 巾140*長さ420mm程で、本鉄道の列車が単線でギリギリ通れそう。
   で、買っちゃいました(640円)。 
   赤の地色をグリーン系に塗装し、橋巾(=川幅)に(スチレンボード製)路盤を切り欠いて、これまた
   スチレンボードで両端の橋桁を作り架橋。 橋の低部は高さが50mmと少ないけれど雰囲気はある
   から...’マッイッカ(^^♪’!です。
 B)川; 雨に負けない?!                                写真裏→)
   アーチ橋と鉄橋は出来ました。 さァ〜流れているはずの川をどう表現するか... 結局、色違い
   の小石で川と川原風?!に。 石で雨にも負けず! とりあえず’マッイッカ(^^♪
   (小石の下には、落ち込み防止用に、目の細かい雑草除けシート(下記)の余りを敷いています。) 元(現状)に戻る
 9)線路沿いに植栽したい; 季節に応じた自然を楽しめれば...
  高原線、田園線と云ったからには、線路沿いに緑が欲しい..でも、両線の路盤高さは5〜10cmしかないし...
  浅く、しかも路線に沿った形状部にどう土を確保するか...そう云えば、発泡スチロールの箱を鉢
  代わりにする人もいる。 ならばと、周りを10mm厚の発泡スチロールで形状に合わせ、底には雑草
  除けのシート(水はけは良と書いてある)で張った簡易コンテナを作りました。
  植える植生を探して、グランドカバーに合い根張りの浅い「セダム」なる物に出会いました。
  マ〜強い植物で冬を越し1年でコンテナ一杯に。                   (写真裏→) 
  今は常緑ばかりでなく、冬枯れの小植物も植え、季節感を楽しんでいます! 元(現状)に戻る
 10)Welcomeの置物、出入口扉、水道栓
 2階ベランダから外階段を上がると、そこは別世界!? とまでは...何か雰囲気の切替えとなる物が有れば...
 @)Welcome置物;                                     
   外階段の踊り場横に小さな空間が有り、ここに、Welcomeボードでも置けば少しは雰囲気も上がる
   かナ〜...で、ホームセンターで見かけたWelcome置物。 リスが気に入リ購入しました。
   Welcome表示部は取払い、カミさんから貰ったステンドグラスの切れ端でリス小屋風に仕立てて、
   内側からWelomeシールとロゴを貼り付けました..Well!!            (写真裏→)
  元(現状)に戻る
 A)出入口扉
   踊り場は60cm巾の通り道。 ここに区切りの扉を... 既製では中々合わず、ならばと探しあてた
   のが庭用の小さな柵。2つを上下に組合わせて扉としました。 そして、入口側には、100円ショップ
   で見つけた木のプレート(Kid’s Roomとある!)に、本鉄道のロゴシールを貼り、内側には、太陽
   神の飾りを紙粘土で作り、テラコッタ風に塗装し掛けました。             (写真裏→)
  元(現状)に戻る
 B)水道の立水栓
   屋上には埋込み型の水道栓が有り、これを何とか水やり用に使い易くしたい! で、立水栓とすべく、
   まずはイヌと散歩で行く近くの森で、間伐で切られた木片を物色!様子の好いのを拝借して、防水
   用にニスを塗り、小鳥の蛇口を付けて出来上がり。 水道栓からはホースと塩ビのパイプで立上げ、
   蛇口とつなぎました。 蛇口下には、石風のタイルをベニヤの上に貼って水受けとしています。
   何年もつかわかりませんが’マッイッカ(^^♪’..                 (写真裏→)
  追記(2013.5):支柱取付け部が腐って倒れてしまいました!。 制作後丸7年、良く持ってくれたと感謝。 とは云へ、
   このままでは水遣りが不便なので、簡便に修復しました。 元通りの見栄えとはいきませんが機能重視!で
  ’マッイッカ(^^♪’とします!!
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 4-B).車両の改造・製作;
 1)貨車(長物車)
  何か簡単に作れる車両はないかナ〜... LGB製の台車と車輪は購入したものの...
  一番簡単なのは無蓋貨車。  で、前述のトランスファーテーブルと同じ仕様で、主枠には、真鍮製
  U形工を使い、台車を回転式に取付けて出来上がり。 そして、貨車の上に、別にあった木の丸棒を
  積込みました。 雰囲気はマァマァ!! 手始めとしては’マッイッカ(^^♪’!
  前述しましたが、この車両には鉄輪をはかせたので、何とも云えず良い走行音を出してくれます。
  次回もぜひ鉄輪で!そしてもう少し凝った車両を..と思っています。          (写真裏→)
 ・余談: LGB製・台車と車輪;     
  LGB製品には、補修用を含む各種部品や機関車の動力台車等・半製品も用意されています。
  2軸台車は3種、1軸台車は連結器付の軸受けだけで、外側のバネ受け等の装飾は付いていません。
  車輪はプラスチックと金属製があり、更にスポーク型か剛体型から選べます。(カタログ抜粋の写真→)
  そこで、2軸台車と車輪を購入してみましたが、自作で(簡単な)車両(特に1軸台車の車両用台車
  は外側のバネ受けが無い)を作ろうとするなら、似通った製品やベースとして安い車両を買って改造し
  た方が、見栄え的にも価格的にも、お得なような気もします。   
            追記:Aristo社製鉄輪へ   他社製単軸貨車へ   元(走行音)に戻る   元(現状)に戻る
追記!!
 2)走れトーマス!! 二歳半になった孫がトーマス大好き!! 何とか孫と一緒にトーマスを走らせて見たい!!
 ・見っけ!ました;きかんしゃトーマス
  トーマスの外観をどう作るか! 悩ましくも思っていましたが、クリスマプレゼントの下見に行った玩具店
  (トイザラス)で、「オッ!!」トーマスが描かれた巾12cm長さ30cm程のパッケージ! ウーン!これは
  もしかして使えるかも... ダメもと→このままプレゼントすれば..で買っちゃいました。
  (学研トイズ製 「石炭で はやさが変わる 走れトーマス」 \2,940)
 ・開けてビックリ!; これはもうGゲージ用に作られたのでは!
  と思える程、改造対象の蒸機(スターターセットに有った小型の蒸気機関車)の台車にピッタリ!はまりそう。
  早速、トーマスを半割にし、鋸やカッターを駆(苦?)使して足回り部を切落とす。 更に、蒸機台車に
  ある連結器や、切替スイッチ口を切り欠いたり 前後灯の配線穴をあけるなどして、トーマス外装の下
  準備は完了。 次は、改造する蒸機の外装外し。 ”ナルホドこんな構造なのか!” と感心しつつ..
  順々に分解を進め、更に外装に組付いていた鉛の重りや走行音用スピーカー等、走行に必要な付属
  品類一式を台車へ配置換えする。 
  サァー 後は、改造台車にトーマスの外装を組合せ、側面からネジ止めして出来上がり。


 出来上がったトーマス
    
     
  改造対象の蒸機  改造前のトーマスと蒸機足回り  トーマスの分解(半割)    分解中の蒸機     組立前の外装と台車  
 ・”これなら孫も喜んでくれる” との手ごたえの出来!!;
  で、孫が来訪。 案の定、喜こんではくれましたが、何か今一つ!?
  孫持参の絵本を見ると、動輪が3つ(バレタか!)、これは仕方ない。
  が更に、前照灯も煙突の前でなく、足回りの前部にある...
  ウーンそんな所が今一つなのかナ〜!...’マッイッカ(^^♪’ 
 追記!Backmann社製品の中に、トーマスシリーズが有りました!!('10/5)
  ’05年以降しばらく車両等購入していなかったし、LGB製以外の製品にはうとかったのですが、後記「8の字」周回用部品
  を購入する際、他社品にも興味が湧き、B社製品の中にトーマスシリーズがあるのを知りました。
  いつから発売されていたのか知りませんが(わたしの上記改造は'07年12月)、ナ〜ンダの想いも少々!
  マッ!改造を楽しんだから’マッイッカ(^^♪’。 で、今度はもっと孫に喜んでもらおう!との思いで、このトーマスシリーズ
  の中の牽引車両を2両(車両名はクララベルといじわる貨車#1)を購入しちゃいました。(後記) 
 追記2.
  ある読者の方から、ライオネル製トーマスを持っているが全く可愛げがないので、上記改造車を作ったとのお便りをいただきました。
  確かに外国製トーマスは、英国の原作絵本に忠実で顔が小さめです。日本の絵本などでのトーマスは、顔が大きめで、
  より可愛げが有ります
(経緯は知らず)。さすが日本のマンガ・絵本文化はスゴイと!!(サザエさんやディズニーのミッキーなど
  当初の原作では、やせ細っていた...にも通じるものがあるようです)。 
  そういう意味では上記の日本製トーマス車への”改造”も(孫にとっても)良かった!!
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 追記!!
 3)ラッセル車化 今冬('07末)は寒い! 雪が降った! まだ降るらしい!! ラッセル車があれば面白い!!!
 ・作る;
  LGBのカタログには、小型ディーゼル機関車(D車)に除雪機を付けた製品があります。 ならば所有のD車に除雪機を付けれ
  ばいい。 という事で、厚紙で大まかな形を作り、0.5mm厚の真鍮板に写し取った後、切った折った打ち曲げた!末、出来た
  のが下記の除雪板。 D車への取付部も真鍮板を折り曲げて小ボルトを挿入(下記2)。 
  除雪板へはハンダ付けのつもりでしたが、仮付けの2液式金属接着剤でも充分と思へ、そのまま塗装して出来上がり!!
  D車への組付けは、傾斜レール部やポイント装置との干渉を考慮し、レール面から3mm程上げましたが、レール面に雪が残り、
  通電が上手く行くかチョッと心配でした...とはいへ、マァマァの出来栄えで’マッイッカ(^^♪’
    
  1.前面視        2.後面視(取付部)    3.取付状態(塗装前)   4.取付状態(塗装後)     5.ラッセル時の勇姿! 
 ・試走;
  待望の雪。 実際に走行させて見ると、レール上の雪も除雪板に巻き上げられて、きれいに除雪してくれます!! 
  が、早くも除雪板下端の塗装が剥げてしまい... ’マッイッカ(^^♪’とは云え、なにか対策をせねば...
 ・案の定 というか!;
  やっぱり取付部は接着剤ではダメでした!! 再塗装のため車体からはずしている最中に剥がれ落ちたのです。
  ハンダ付けするにも塗装はしてあるし(塗膜剥がしは大変だ)...エイッままよっ!? とハンダごての先で塗膜を溶かしながら
  ハンダ付け...思いのほか!?バッチリ付きました!!  表側の塗装が少し焼けましたが...
  再塗装では、剥げた所・焼けた所はそのままに上から塗装!! あばたになりますが、実際のラッセル車もこんなもんだろう!?
  歴戦を思わせていい!? てな言い訳を思いつつ’マッイッカ(^^♪’...
  とは云え、ラッセル時の塗装剥がれ対策は未だし...次回の雪までお預け?....
  (そう云えば、塗装時、気ばかりあせり、真鍮板にプライマー塗装するなど下地処理が不十分だったカモ....)
 ・雪!ラッセル車出動!;(2010年2月2日)
  2年振りに待望の雪が降りました!! 前日からの予報にたがわず、屋上は5〜6cmの積雪!!早速、ディーゼル車に
  ラッセルを取付け。 ところが..あせったか!上下逆に取付けてしまい!(下記写真1) 雪はまだ融けないだろうから落着
  いて..それにつけても取付部は狭く、もどかしい!(写真2,3) 我ながらオソマツ!
             
    写真1.逆に取付け         写真2.狭い取付部         写真3.正常な取付け状態  
  さァ〜屋上へ! 電源を入れ、助走部の雪をかき...走りました! チョッと重い雪で、連続でかいていくのは無理な状態。
  で、 行きつ戻りつしながら、前進!また前進! たまに乗り上げて脱線。 この繰返しですが... 
  雪をカールさせながらラッセルして行くのが何とも..心地好い!!(もう自己陶酔の世界!!)  我に返り...
  カミさんを呼んで、携帯で写真を撮り、孫に送るよう依頼!! (...実は私、携帯を持っていないのです!!(*^_^*)
  〜 正午の鐘が鳴っています...そろそろ下へ..
       
 写真4.かいた雪がカールして..       写真5.行きつ戻りつ            写真6.かき跡を残し前進!前進!   
  取付けたラッセルは、色を塗り替えたのですが、その際、前回(2008年)の反省をふまえて、下地処理を念入りに再塗装
  (水研ぎ、台所洗剤で洗浄、金属用プライマー3回塗り、仕上げスプレー塗装3回塗り)。 その甲斐あったか、線路面側の
  下端はチョッと剥げましたが、あとはきれいなまま。  これで’マッイッカ(^^♪’。(今後の経過は待つのみ...)
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 5.日常の保守と整備;屋外敷設はやっぱり厳しい!?
 1)線路磨き;
  屋上で太陽、そして雨・風にさらされて2〜3ヶ月頃からでしょうか、真鍮のレールが目に見えて変色
 (酸化皮膜の錆び!)して来ました。 だからでしょうか、走行には多少電圧(パワーパックのダイヤル
  回し量)が大目に必要になって来ます。 で、たまの運転で余り皮膜の錆びがひどい時は、レール
  クリーニング車を数周走らせたり、運転前にLGB製の”レールクリーナー(右写真参照)”でレールを
  磨き、元の走りを取り戻しては!います。 

 レールクリーナー
 2)通電の向上;
  列車が途中で止まったり、遅くなったりすることが有ります。 レール接続部での導電不良の様で、ポイント部、或いはレール
  継ぎ部とその前後で起きます。 修復を色々試しても、また起きます。 で、 エイ!乱暴にも下記のやり方で、 レール間に
  電線をハンダ付け
しちゃいました!! 以後、調子は良好ですが、また別の場所で...対策は同じ!
  ハンダ付け部は殆ど(気にしなければ!)目立たないし、’マッイッカ(^^♪’です。 
  a)ポイントの通電改善;
   下記写真の様に、ポイントの裏側では、右・左それぞれ分岐する固定レール間に導電板を渡し接続されています。
   (この構造からLGB製ポイントは、常時、両方向に通電されるのだ!と納得。 で、選択通電をしたい場合は、
   片方のレールを片ギャップとし、補助スイッチを使用する事となります(導電板を切っても行けそうですが...))  が、
   その先の可動レールは、可動取り付け部の遊びや、時を経ての錆の影響などで、固定レールからの導電が上手く
   いかなくなる様です。 そこで、通過する車輪や可動レールの動きに影響しない様、固定と可動レールの下部に、
   電線を円弧状に遊びを持たせてハンダ付け
しました。 
   分岐レールの半径の違い(R780,R600)で、可動レールの配置が異なるため、ハンダ付けの配線位置も変えています↓
  
  余談!;1)ハンダ付けの前には、前述のミニルーターにワイヤーブラシをつけて”錆落とし”をしています。また、
      2)真鍮(レール)へのハンダ付けは、「ハンダ付け部分を高温にする必要有り」との、ステンドグラスをやるカミさんから
       のアドバイスで60Wのハンダゴテを使用しています(前記「ラッセル車化」等での真鍮板のハンダ付けでも同様)
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 b)レール継ぎ部での通電改善;
  ジョイントの締りが甘くなっている箇所が有り、そこに錆(酸化皮膜)が影響して、通電がうまくいかなくなる様です。  
  ペンチで押さえつけてもその時限り、銅線を数本挿入しても確実性に乏しく... で、これも、ジョイント越しに電線で
  ハンダ付けを決心しました!!(中々ハンダん出来ませんでしたが..それは)
  将来、路線を分解する際(数年後、屋上表面材の劣化のため補修
  が必要と住宅メーカーに言われている..考えたくない!)は”電線
  を切ればいい”との覚悟の上で!    で、
電線でハンダ付け
レール間をハンダ付け
  やっている内に、長めに結線しておいても好い部分は、ロングレール
  で好いや!という気にもなってきました。 で、レール継ぎ部の隙
  間にハンダを流し込み...
 前述の走行音は出したいので、ハンダ盛り後、ヤスリでV字型に切り込みを入れています。
 ・追記;上記のレール継ぎ部へのハンダ流し込みは、1〜2年を経て、レール部との間に亀裂が生じ、通電が上手くいか
    なくなりました(溶け込み不良とは思いますが...)。 で、ヤッパリ電線コードでの結線の方が良いと...
  (考えてみれば! 実際のロングレールは、枕木にしっかり固定されていますが、本レールはプラスチックの枕木に挿入されて
  いるだけなので、気温の変化で自由に伸縮するため、ハンダ゙継ぎ部に伸縮の負担がかかって”亀裂”が生じる!のも納得。
  ジョイント部の締りが経年で甘くなるのも同じ理由からでしょうから、やっぱり電線コードでの対策が良かと!?)
  (そう云えば! 本物の鉄道でも各種制御(信号機やATS等)通電用に、レール継ぎ部は導線で継がれていましたっけ!!)
 3)路盤の再塗装; それより、日常のこまめな補修が肝要!!
  レール敷設後、ほぼ3年が経ち、スチレンボードで作った路盤の塗料も色あせ(ある意味馴染んだ
  風でいいのですが)、部分的(主に足で蹴ったり踏みつけた部分)にはげ落ちが目立ちます。
  で、この際、塗装をし直してやろうかと一大決心し、準備に取りかかったのですが....
  改めてその仕事量と効果を考えてしまい、やる気力も萎えて...
  結局は、日常、簡単に補修出来るようにすれば良い! ということで、補修用塗料を余りビンに小分け
  にし、細い筆と共に、すぐ取り出せる所に置く事としました。’マッイッカ(^^♪’というよりオソマツ!!、
  (改めて、自分が面倒くさがり屋(塗装は、準備と後始末が特に面倒!)である事、だからこそ、
  思い立ったら、すぐ出来るような段取りにしておく方が肝要である事に気付かされました!!
  というより....年々、歳なんだナ〜と...)
塗装のはげ落ち(白部)
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