最高評議会【さいこうひょうぎかい】
：	IEO（地球統合機構）の表向きの意思決定機関。 また文民統制の原則から、IESA（地球統合宇宙軍）の 任命権・指揮権ももっており、第５話でひらかれた 「木星観測ステーション・マシニッサ襲撃ならびに （後にニビルと呼称する）対策委員会」でも全員IESAの軍服を 着用し、襟章IESAをつけているが胸章はIEOのものとなっている。 議長１名、主任Ａクラスレジスター１名、議員１２８名からなる 組織である。 第５話ではセルゲイがこの議会の評決によって 対ニビル迎撃軍総司令官に任命された。 “最高”と呼ばれてはいても、その背後には元老院が存在し、 実際は元老院で決定されたことを改めて評議し、 決定する機関でしかない。 なお、ニビル戦役の２２１０年に元老院が解散した後は 地球統合政府（IEO）の主導権はイモータルに握られ、 最高評議会のあり方もそれまでの「有名無実」から、 名称通り人類を代表する評議・決定機関となった。
本文：金子良馬、山口恭史　 初出：I-p142　「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」 ※当ページに含まれる全ての文章について、一切の無断引用、複製、配布等を禁じます。