イモータル【いもーたる】
Immortal
人類を分類する階級の一つ。
2110年磁気嵐によって宇宙基地が壊滅的な打撃をうけた際に
人類最高の学者、知識人、賢者らによって生まれた
“超知的ネットワーク”。
「不死者(神性)」を意味する古語からイモータルと呼ばれる。
ヒューマンレジスターを活用し、人類の歴史そのものを指導・管理する
立場にある超インテリ集団である。
認識票として「不死の紋章(クレスト オブ イモータル)」をつけている。

地球統合政府の要職の多くが女性で占められているのに対し、
イモータルの構成員はほとんどが男。
またメンバーは学者がほとんどであり、政治組織である
元老院とは一線を画しており、その関係も必ずしも良いものではない。
イモータルはスキルテストによって、その知的ポテンシャルを認められ、
さらに長年にわたる超エリート教育によって完成される。

セルゲイ・V・スニーク大佐所属。
セルゲイは最優秀のイモータル構成員であり、軍(IESA)にも籍をおき
人類を率いる次代のリーダーとして期待されていた。
イモータルは遊星ニビルの脅威に関して、
これを「破壊」することを最善と考えており、セルゲイがこれを体現していた。

なお2210年にニビル戦役の失策を糾弾され元老院が解散した後は
イモータルが人類(IEO政府)を導いていくことになった。
本文:金子良馬、山口恭史 
初出:I-p59 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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