オリエンタル級三連空母【おりえんたるきゅうさんれんくうぼ】
IESAの空母艦船。
全長:1,856m
乗員:2,500名
武装:
 小型対空レーザー砲12門

第X艦隊では艦隊運営上、補給艦も兼ねていた
IESAでは最大級の艦船である。
名前も月最大のクレーターに因(ちな)んでいる。
低重力下での艦載機のメンテナンスを行いやすくするため、
IESAの艦の中では珍しく重力制御装置が搭載されていない。
居住ブロックは後方のリング状の部分。
往年のドラム回転方式により1G重力を作り出している。

第X艦隊ではヴァルター、アリアセンシス、
プールバッハ、クルツィウス、キュヴィエ、
ハーシェル、リケトスがこれにあたる。
艦載コマンドシェルは180機、高速爆撃機“アペンディクス”40機
を数えるが、艦自体の攻撃力、防御力は前線で期待できるものではない。
火星宙域第二次会戦ではアドバンスド型イコノシャフト
超長距離攻撃によって対物理電磁シールドを貫通され
ヴァルター、アリアセンシス、プールバッハが撃沈された。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:II-p6 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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