7日目の今日は実質的には旅の最終日なので、昨日までと打って変わって慌ただしく駆け回ることなく、1日中タオルミーナでのんびりと…と言いたいところだが、やはり観光もせずにはいられない(笑)。
というわけで、朝イチに郵便局で日本への絵ハガキを出して(詳しくはあれこれ編で)から、メインストリートのウンベルト通りをメッシーナ門の方向に戻り、「i」があるところの広場から折れて海の方向にあるギリシア劇場へ。
地図で見て海の方向に進むから下り坂だと思い込んでいたら、意外にも上り坂だった。入場料8ユーロ。
紀元前3世紀に造られたシチリアで2番目の規模の劇場で、上部からは噴煙を上げるエトナ山やイオニア海も見えて壮観。
だが、夏の間は毎晩のようにここでコンサートや演劇などのイベントが行われるため、機材がセットされていてちょっと興醒めではある。座席も石剥き出しではなくすっかり整備されているし。
また、この劇場は大きいことは大きいのだが、座席の間を歩き回ったり、階段を上ったり下りたりするくらいで、そんなに長時間かけて見学するほどの面白味はないような(爆)。
日陰がほとんどないので暑いし。(^^;
女王様たちも一廻りしただけで、そそくさと昼食に向かってしまいましたとさ。まあ、タオルミーナは観光地というよりリゾート地だから!(←フォロー?)