Claus Zundel (クラウス ズンデル)

解説
Claus ZundelはEnigmaのMichael Cretutと同じドイツのアーティストです。
(しかも住んでいる場所も二人とも同じスペインのイビサ島です)
彼はハイデルベルグ大学でマーケティングと帰納統計学を専門に経済学を専攻し大学から哲学の博士号を授与されたにもかかわらずポップス音楽に傾倒してドロップアウトしてしまったという変わった経歴の持ち主です。
しかし彼は大成功を収めたポップスにも満足できなくなり「より上のレベル」を目指してつくったのが「Sacred Spirit」であり「B-Tribe」です。
(最近、新プロジェクトとして「One Little Creature」を立ち上げました。)

注)本来ならば下記のアルバムはプロジェクト毎に別項目で扱うべきですが各プロジェクトの関係を明確にする意味で敢えて一つにまとめました。

アルバム一覧
プロジェクト名 アルバム名 説明
Sacred Spirit
Sacred Spirit
ネイティブ・アメリカンを題材にしたアルバムです。
わかりやすく説明するとDeep Forestのネイティブ・アメリカン版といった感じです。
この後Sacred Spirit名義で「Culture Crash」というアルバムも発表していますがこれは1stおよび3rdアルバムとは方向性がだいぶ異なります。
余談ですがこのSacred SpiritのアルバムではClaus Zundelは「謎の人物」という事になっています。
(One Little Creatureのライナーノーツには詳細なバイオグラフィが掲載されているのですが・・・。)
More Chants and
Dances of The
Native Americans
Sacred Spiritの最新アルバムです。
作品の方向性は1stアルバムとほとんど同じなのでファンの期待を裏切られる事は無い反面、意外性や目新しさがないことも否めません。
ちなみに国内盤はAdiemusIV国内盤と同じ日に発売されました。
Classical Spirit
クラシックや聖歌をモチーフにしたSacred Spiritの番外編的なアルバムです。
(バッハやベートーベンの曲をモチーフにした曲もあります)
サウンド的にはeRaPilgrimageに近いです。
各曲の出来は悪くないのですが先ほど比較対象として挙げたeRaPilgrimageに比べるとコンセプトがやや中途半端な印象も否めません。
B-Tribe
Sensual Sensual
ジプシーミュージックを題材にしたアルバムです。
全般にわたってフラメンコギターを多用した曲が多いです。
この他にB-Tribe名義で「Fiesta Fatal」「Suave Suave」というアルバムも発表しています。
One Little Creature
Pieces of Time
Claus Zundelの最新プロジェクトのアルバムです。
特定の民族音楽を題材にしてきた今までのプロジェクトと異なり様々な民族音楽を使用してます。
この手の音楽にはあまり使われないクラシックも題材にしている所がユニークです。
DeleriumのKarmaに雰囲気が似ており同アルバムが好きな人にはお薦めです。



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