eRa (イーラ)

eRa

eRaの1stアルバムです。
国内盤には何故か「ヴォイス オブ ガイア」と言うタイトルがついています。
筆者は「eRa」「Ameno」「Avemano」が気に入っています。
この作品はこの手の音楽としては珍しくヘビメタファンの間でも高い評価を受けました。

eRa 2

eRaの2ndアルバムです。
今作はほとんどがチャント系の曲で占められておりそれに伴いエレキギターの音は少し抑え目にしてありますがeRaのサウンドは健在です。
ただしロック系の作りの曲はほとんどないのでヘビメタファンには敬遠されるかもしれません。
ちなみにフランスではeRaとeRa2とPV集のDVDをセットにしたものも販売されています。

The Mass

eRaの3rdアルバムです。
エレキギターの使用頻度はeRa2より更に少なくなりよりチャント系に傾倒した作品です。
また、前2作にあった少し暗雲とした靄がかった雰囲気も薄れて全体的に骨太なサウンドの作品になっていますが随所に新しい試みも施されているのでファンの期待を裏切らない妥当な進化を遂げた作品だと思います。

The Very
Best of eRa

eRaのベストアルバムです。
内容は3枚のアルバムからピックアップしたものに未発表曲「I Believe」を追加したSACDハイブリッドCDと2004年現在まで制作された全てのPVを収録したDVDで構成されています。
ちなみにDVDはリージョンフリーですがPALなのでその点ご注意下さい。

Reborn

The Massから5年の歳月を隔ててリリースされた4thアルバムです。
タイトル「Reborn」の名に相応しく過去の路線から大幅に改められたものになっています。
今までのeRaの基本スタイルを踏襲しつつも聖歌＆クラシカルなスタイルは成りを潜め打ち込み系に大幅に傾倒しており今までに無かった中東をイメージさせるミステリアスなボーカルが各所に散りばめられています。
人によっては好みが分かれるかもしれません。

eRa Classics

5thアルバムです。
誰もが聞き覚えのある定番クラシック曲のeRa的な解釈で「eRa 2」や「The Mass」路線に近い内容で前作「Reborn」と比べると原点回帰といえる作品に仕上がっています。
クラシックと言うコンセプトからか全体的に大人しめな雰囲気です。

eRa Classics 2

6thアルバムで前作の続編に当たります。
「eRa的解釈によるクラシック」によるアレンジが前作より洗練されており確実にレベルが向上しています。
また初期eRaを思わせるエレキギターが前面に出たアレンジのような初期からのファンにとって嬉しい要素が盛り込まれています。

Arielle Dombasle
by Era

フランスで有名なマルチタレントであるArielle Dombasleをフィーチャーした7thアルバムです。
ただし収録曲の半数以上が既存の曲がArielle Dombasleによるセルフカヴァーであることに加えて彼女の歌の雰囲気が曲全体をポップス寄りにしています。
故にRebornに近い作風です。

The 7th Sword

タイトルの通り7番目のアルバムです。（前作Arielle Dombasle by Eraはナンバリングアルバムにカウントされていないようです）
収録曲の半分近くが前作のアレンジですが全体的な傾向はポップス寄りで作風はRebornに近いです。
なお公式ではTシャツやアクセサリーが同梱された限定盤が存在します。

DJ Quicksilver

Ameno

1stアルバムに収録されていた「Ameno」をクラブミュージック風にリミックスした曲を収めたシングルです。
アレンジの方向性はEnigmaの各種リミックス曲とほぼ同じです。
ちなみにeRaとは関係無いオリジナル曲も1曲だけ収録されています。

V.A.

Musica De Los
Dioses V.1

スペイン（？）のコンピレーションアルバムで「Era」、「Ameno」および「Mother」のカヴァー曲が収録されています。
アレンジはオリジナルのイメージを損なわないような程度のアレンジなので素直に聴く事が出来ると思います。
他にもAdiemus、Enigma、Deep Forest、Wesのカヴァー曲も収録されています。

Mystic Lounge

ドイツのコンピレーションアルバムで全てカヴァー曲で構成されています。
eRaの曲は「Mother」「Impera」が収録されています。
他にもAdiemus、Enigma、Enya、Maire Brennan、Beautiful World、Mike Oldfieldのカヴァー曲も収録されています。

Middle Earth

Mystic Loungeと同じレーベルからリリースされているドイツのコンピレーションアルバムでこちらも全てカヴァー曲で構成されています。
Mystic Loungeと同じアーティストによってカヴァーされた「Mother」「Impera」「Ameno(Remix)」「Era」が収録されています。
他にもAdiemus、Enigma、Enya、Celtic Spirit、Secret Gardenのカヴァー曲が収録されています。