■ fC1:relay the image.
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2006年05月26日(金)
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うつつちゃんがリレー小説について言及しているのでなんか書くことにする。小生なんでも気に入れば喰っちゃう、取っちゃう。いいぢゃねえか面白そうなんだしかわいいんだし。かわりにいつ来ても面白いことが書いてあるように努力してますよ。元気ぃ?
で、リレー小説。高校ン時の連中からネットの友人関連までこれでもかってくらいのリレー小説をやってきましたが、いい点と悪い点がだいたい以下のとおりだ。
*いい点 ・それぞれのイマジネーションが交錯して、はまれば色々の可能性が見えてくる。話を始めて盛り上げる、というふうに仲間内で意識が集中しているときはとんでもなくペースが速いし、面白い。 ・いわゆる自分のイマジネーションが追いつかない語彙が、他人によって開拓される。 ・自分が避けているモチーフを他人に書かせることが出来る。
*悪い点 設定マニアばかりだと、話を進めるために必要な情報が多くなりすぎて入ってきにくくなる。もしくは取り残される。 ・だれも収束に向かわせる気がなくなる。 ・他人の作った伽羅に気兼ねして、だんだんと冒険をしなくなる。 ・キャラクターイメージに差が出始めて、同一人物の性格付けのはづが多重人格になる。
つまりはアレだ。relation shipが取れなくなることで瓦解して行くものなのよ。いくら物書きが共同作業の出来ない連中だからといって、話を進めていく楽しさがあるうちはそれなりに結束します。で、自分が面白くない展開にいくと、急に冷めてきます。で、だんだんと参加しなくなって「仲良しグループおめでてえな」って、結局、共同作業欲が達成されると、あとはどうでもよくなる。いいんです。終わらせたからって金になるでなし、だれが喜ぶでなし。 で、共同作業欲が目覚めると、また「リレー小説やらない?」という話になります。まわりもバカですから「いいねぇ」なんていったりして。
以上が分析として、じゃあ、どうしようかね。 問題点を解消してみようか。 その前に、問題点はどこだ。当然、この場合の問題点は小生が「気にくわねえ」部分である。いいんだよ。事の善悪なんて、所詮「好きか嫌いか」だもの。くだものだもの。そこに高尚さを求めてはならない。
問題点 ・完結しない(終わってナンボだと思うんだ。やはり) ・情報が多すぎる(これは、美学の問題) ・温度差が違う(リレー小説に求めるものの差)
これを解消するには ・適当な処で収束させるように、指揮者を置く。 ・だれでも参加させやすいように、キャラ主導にさせない。 ・当初の目標をハッキリさせる。
などなどの試行錯誤を経て、
作ってみました。
作ったはいいけれど、リレー小説の書き出しとか何にも考えてないです。ので、「しかたないなぁ、私の文章を使ってもよくってよ!」という方がいる場合は申し出てください。 万が一応募者多数の場合は、順々に全部やります。
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