人間は誰もが考えている。インテリだけが、それを自慢しているのだ。
人間の長所は欠点があることである。
女がいなかったら、男は神のようにいきていくだろう。
男は、そのすべてを捧げることを女に求める。女がその通り生涯をかけて尽くすと、男はその重荷に苦しむ。
女は自ら難攻不落であると思いこんでいるときほど、誘惑に負ける危険にさらされている。
青年期をなにもしないで過ごすよりは、青年期を浪費するほうがましである。
青春はなにもかもが実験である。
青年は老人を阿呆だというが、老人も青年を阿呆だと思っている。
バカをいっぺん通ってきた利口と、始めからの利口とは、やはり別物かもしれない。
愚者は己を賢いと思うが、賢者は己がおろかなことを知っている。
友たる者は、推察と沈黙に熟知した者でなければならない。
繁栄は友を作り、逆境は友を試す。
男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる。
恋愛は戦争のようなものである。始めるのは感嘆だが、やめるのは困難である。
恋愛は常に不意打ちの形をとる。
別れる男に、言いなさい。「花の名を一つ覚えておくように」。花は毎年必ず咲きます。
でも、何と言ったって、だれにも愛されないよりは、まだ誰かに捨てられたほうがましだよ。
愛する相手に借りがある。いつもそう感じているひとこそ、本当に愛しているのです。
人間には、不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる。
ハナニアラシノタトエモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ
人生は、人間が作った運河のように、決まりきった水路だけを流れるものではない。
涙とともにパンを食べた経験の無いものに、人生の味はわからない。
人間はな、人生というトイシで、ごしごしこすられなくちゃ、光るようにはならないんだ。
大切なことは、私立ちがこの世に何年生きるかではなく、この世にどれだけ価値のあることをするかにある。
タフでなければ生きていけない。優しくなければ、生きていく資格が無い。