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トライアル・レーシングティーム(アディダス・ロードスター) 1994年参戦4年目、この年からメインスポンサーさんが、あの世界企業、スポーツ総合用品メーカーのアディダスに変わった。それに伴い、今までのARD製のレーシング・ギアから、アディダス製のレーシング・ギアに衣替え、レースカーのイメージと統一したチェック柄をメインに、トライアル・ストライプをあしらったレーシングスーツのデザインを私が手掛けた。
アディダス社との関わりは、この後2年に渡ってつづいた。
といっても、パーソナルスポンサーとしてでは無くあくまで、トライアルとの契約、個人的な恩恵は少なかった。
混戦を戦うアディダス・ロードスター 写真はTIサーキット2コーナーのクリップ付近。当時タイヤはダンロップW1のワンメイク、Sタイヤよりは数段劣るグリップ力に泣かされ続けた、ライバルも条件は同じの筈・・・、そうは行かないのがワンメイクレースの難しさ、同一銘柄のタイヤでもロットによるバラツキなどでグッリップの差が出る事も多々あった。
足回りはバネレートは指定、ショックは自由であった、12号車は一貫してマツダ・スピード製を使用、11号車マッキーは当時ヨーロッパから上陸したばかりのクワンタム製、アルミ削り出し、ブルーアルマイト加工のショックがメッチャかっこ良かった。
ランデブー走行12/11号車 撮影場所は上と同じくTI2コーナー、前を行く12号車が私、11号車がマッキー社長。
両車のセッティングの違いによる車両姿勢に注目。アンダーぎみの車を好む私は、すでにステアリングは中立、反対にオーバーステアを好むマッキーはカウンターを当てながら立上がっている。それでもタイム差はほとんど無く、レースはこのまま私が前でゴール、ただ一度だけのマッキー社長との揃い踏みはプレッシャーも有ったが非常に楽しかった。
この1戦のみ使用された11号車は、現在はF4ドライバーの松井選手に売却された。
続、ランデブー走行12/11号車 TI、2コーナーのアプローチに差しかかるアディダス・ロードスター、後方の白いロードスターは京都の松本選手、あの関西ラリードライバーの雄、松本誠選手の実弟さん。
どうもカラーリングは前年までのレカロカラーの方がシンプルで格好良かったように思う、チェックの柄が細かすぎてサーキットでは栄えなかった。
12号車のホイールはワーク製で変わらず、11号車のホイールはトライアルオリジナル・センターロック式だったが、少々重いのが難点。
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