"かねこ和子とフレッシュ和泉"

会報"和(やわらぎ)"

【隔月発行の"和"のホームページ版です】

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和(やわらぎ)第37号 ≪'06 1月≫

I wish you a Happy New Year!

昨年はお世話になり、本当にありがとうございました。一年間大揺れの和泉市でしたが、今年は市制施行50周年。半世紀を機に、私たちの和泉市が真にプライドの持てる市に生まれ変われるよう、更なる一年頑張ります。本年も何卒宜しくご支援の程お願い申しあげます。

[1] またまた大波乱の12月議会終わる(12/5〜12/16)

12月議会では、議員の一般質問が波乱を巻き起こすのではと予測していましたが、一追加議案がこれほど紛糾の元になろうとは思いもしませんでした。議会がまとまらなくて、問題点を充分追及しないまま採決したために、怪文書が出回ったり和泉市町会連合会から市議会あてに質問状が届く事態となりました。そのため年末年始にも会派代表者会議を開き、話し合いました。

@問題の・・・・・【議案第104号】和泉市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について

内容をわかりやすくまとめると・・・

(1) 再任用職員の給料を月700円下げる。  

(2) 配偶者の扶養手当を月500円下げる。

(3) 職員給与を0.3%下げる。

(4) 職員の期末手当を年間0.05ヵ月分上げる。

(5) 市特別職職員と市議会議員の期末手当を年間0.05ヵ月分上げる

 附則では、(4)(5)の期末手当は平成17年12月分から。他は平成18年1月から実施となっている

A人事院勧告(8月)・・・公務員と民間の給与を比較している人事院の勧告に従って、市は上記の改正案を上程した。これにより公務員の年間収入は、差し引き年に4千円程度減少することとなる。 議員や特別職の期末手当は、今まで職員の給与に連動させて改定してきた。月々の報酬は、報酬審議会に諮って決定される。

B修正動議!・・・議会では、議会運営委員会や会派代表者会議は開かれず、突然、ある会派から「12月の増額分(3万円強)を返上する」という修正動議が出された。職員は先に2%給与カットしているのに対し、議員と特別職は引き上げだけの議案であるため、これでは市民の理解は得られない、職員と痛みを分けるため、というのである。五月会も趣旨は同感である。但したった1回返上という見せかけのような修正案は良くない。とはいえ、職員・特別職・議員の給与改定が一体の議案で、議員に関わる部分だけに反対することもできず、修正案に対する修正案は議会の混乱を招く可能性もあることから、不本意ながら五月会は条件付きで賛成せざるを得なかった。

C和泉市町会連合会から質問状・・・12月21日、和泉市町会連合会の町会長さん7、8名が議会に下記質問状を届けに来られた。今年度、私は五月会の会派代表者をさせて頂いているが、議会では年末年始に2回、会派代表者会議を開き、それについて話し合った。しかし、会派によって考えが異なり、回答を一本化することもできなかった。結局議長が自らの私見を回答し、各会派の意見は個別に尋ねてください、ということになった。

「和泉市議会に対しての質問状」

一. 今回の冬季一時金に対し、「職員と痛みを分ける」と言いつつ、一部の議員からは「供託」とあるが、今回だけの修正とはどういう趣旨なのか。

一. 修正動議は、どこの会派からの提案なのか。

一. 三年前の校区会長会議の席で、議員定数削減の申し入れをしたが、何の返答もありません。どうなっていますか。

一. 市長から財政難と校区会長会議の中で話があり、その中で予算のカットや職員の給与が削減されている中、あなた達議員は、市民の公僕である以上、まず自分の姿勢を正すべきではないのか。

一. 他市の報酬や政務調査費等の比較など一覧にて提示をお願いします。

一. 今回の定例会で補助金が不正に支払われたということでやり取りがありましたが、もともとは私たちの税金です。議員は全員納得したのでしょうか。万一、納得していないのであれば、議会としてどうするのか。

以上

和泉市町会連合会

会長 前川 安

D五月会の見解・・・

【今回だけの修正の趣旨】この議案はまず総務文教委員会に付託されており、修正動議も委員会で出され、その後本会議で委員長(金児)報告して可決。お尋ねの“今回だけの修正”という修正動議の内容は提出会派の意見であり、五月会はその内容に100%賛同したわけではない。本気で“職員と痛みを分ける”(提出会派の説明)つもりなら5年間の返上も可能であったのに、今回だけ、というのはパフォーマンスと受け取られかねない。五月会では、「この修正案は不十分。今後積極的に財政節減に取り組むべきだ。」と表明、条件付きで賛成した。ある会派は「反対。もし可決した場合は増額分を供託する」とした。残りの会派はそのまま賛成に回った。

【議員定数削減】定数削減の問題は、平成16年に市の財政健全化に協力するため会派提案を代表者会議に持ち寄った際に議論している。その結果定数削減は合意に至らず、会派視察費の返上に決まった。議員の定数は、地方自治法第91条で定められている。(人口10万以上20万未満の市 34人)。かつて40人であったものが、平成11年に34人に減数された。しかし五月会では、  1)和泉市の人口は増加中である  2)和泉市は他市に比べ人口比で必ずしも議員数が多いとは思えない(右頁表を参照)  3)市民の代弁者である議員の数を、ただ財政節減の面からのみ論じるべきではない、と考えている。もっと本質的な議論をすべきである。五月会では3年前この問題を取り上げ、アンケート調査を実施したところ、市民からの回答では、「定数を減らすべきだ」というよりは、「議員の中味こそ問題である」という意見が大半を占めた。

【議員として姿勢を正す・・・】議員としては、かつて市の財政健全化計画に協力して、平成17年度より5年間、一人当たり年12万円の会派視察費を返上してはいるが、これで充分だとは考えていない。まだまだ財政状況は厳しく、市一丸となっての努力を要する。従って会派代表者会議では、質問状に対する回答がまとまり次第、検討委員会を組織するなどして更に財政健全化に取り組もうという意見が、大勢を占めた。

【補助金問題】「補助金の不正」とは平成15年に補助金を申請したある障害者作業所で、申請時の人数ではAランクだったものが、実際受給時には人数が減ってBランクとなっていたにもかかわらず、市が440万円の差額を補填したもので、ある議員が一般質問で追求した。もちろんこのような不正については納得できるものではない。いかに福祉といえども、これは犯罪とも言える不正であり市民への背信である。逆に、過去続けられてきた職員・事業者密着型の旧弊かつ不透明なこのような市政こそ改革しなければならないと考える。同様の事例が他にないか調査した上、今後このような不正を防止する方策を考える必要があると思う。この善後策についても、併せて会派代表者会議で話し合っていきたい。

【他市の報酬や政務調査費等の比較】 

(議員一人当たり人口)

 

 

 

H17.12.27

順位

議員一人当たりの人口()

自治体名

議員数

人口 (千人)  

議員報酬(/)2005

支給先/

情報公開で提出している領収書添付

政務調査    (一人分)

1

25123

大阪市

89

2503

970

7,200,000

×

2

12264

堺市

68

834

780

3,600,000

×

3

11222

枚方市

36

404

669

960,000

×

4

10777

豊中市

36

388

680

840,000

×

5

9920

東大阪市

50

496

650

2,400,000

×

6

9888

高槻市

36

356

660

840,000

×

7

9638

吹田市

36

347

747

1,320,000

8

8250

茨木市

32

264

665

960,000

9

8058

八尾市

34

274

610

840,000

×

10

7625

寝屋川市

32

244

665

960,000

×

11

7588

大東市

17

129

565

960,000

12

7321

岸和田市

28

205

600

600,000

×

13

6961

和泉市

26

181

600

840,000

14

6400

松原市

20

128

607

1,020,000

15

6000

羽曳野市

20

120

582

1,440,000

16

5681

富田林市

22

125

610

1,200,000

×

17

5454

河内長野市

22

120

570

720,000

×

18

5000

箕面市

25

125

579

540,000

19

4900

守口市

30

147

620

720,000

×

20

4714

門真市

28

132

640

720,000

×

21

4444

交野市

18

80

570

900,000

22

4391

泉佐野市

23

101

550

720,000

23

4333

泉大津市

18

78

550

300,000

24

4166

池田市

24

100

558

960,000

×

25

4090

貝塚市

22

90

525

240,000

26

3850

柏原市

20

77

550

840,000

×

27

3695

摂津市

23

85

535

360,000

28

3666

藤井寺市

18

66

550

720,000

×

29

3588

高石市

17

61

520

180,000

×

30

3352

四条畷市

17

57

514

480,000

×

31

3300

泉南市

20

66

500

600,000

×

32

3222

大阪狭山市

18

58

475

420,000

33

3000

阪南市

20

60

460

240,000

1)の表は、議会事務局が回答用に作成したもの。

2)和泉市は、大阪府内33市の中で、多い方から、(議員報酬)は15番目、(政務調査費)は17番目、(議員一人当たり人口)は13番目である。

3)(政務調査費)は情報公開の対象となっているが、和泉市は5年ほど前から領収書添付を義務付けており、目的的に使われて透明性も高い。義務の無い市では“第2の報酬”などと  言われ、批判を浴びている。

4)(議員一人当たり人口)は人口を議員数で割ったもの。数が少ないほど議員の割合が多いことになる。見ての通り、和泉市は比較的議員の割合が少ない。但し、議員数を丸々人口に比例させて考えるのは万全ではない。人口が半分だからといって議員が半分では、議員としての諸々の仕事が滞る可能性がある。“小さな政府”にならない限り。問題は議員の質。自分も常に自問自答している。「生活がかかっている」のではなく、「生活を全てかけている」つもりだが、旧弊な市の中で動くのはなかなか難しい!でも、頑張る!

[2]≪かねこやります・がんばります!≫

1)「のぞみ野にパチンコ店はいらん!」

対策協議会ニュースNo.3発行

既に問題のパチンコ店は開店しています。内部は知りませんが、今の所は車の渋滞や道をふさいだりといった事態は見られません。が、やはり住宅地に近い所ではパチンコ店、遊技場、風俗店等はいけない。環境、教育、防犯、生活、すべてに!11月には地主への抗議行動、和泉中央での署名活動、市長要請、業者説明会、第8回対策会議、12月には第9回対策会議、開店前業者説明会、第2回和泉中央署名活動などを実施しました。

 最近はパチンコよりもスロットに人気があるのですって。特に若い子に・・・。問題のパチンコ店も桃大学生目当てだとはっきり言明しました。病的賭博から学生を守ろう! 私はラスベガスでスロットマシーンをしたことがありますが、全く偶然性に左右されていて、頭を使うとか(ないけど・・・)努力するとかの余地がないので面白くなく、数分でやめました。日本のパチスロ産業の総売り上げが年に28兆円とか30兆円とか? ゲッ! 誰がそんなにお金を出しているの?

2)「男女共同参画条例と私たちのく・ら・し」

条例ができると私たちの暮らしや街がよくなるん? 話し聞いてみいひん?

【日時】1月31日(火)午後7時〜8時半   

【場所】和泉シティプラザ4階 男女共同参画センター研修室

【講師】音田昌子(府立文化情報センター所長) 参加費無料、保育あり(1人200円)

【申し込み】NPO法人フォーユー企画  T/F 0725-44-4412 新田

3)古谷(ふるや)充(たかし)アコースティック・トリオ&YOKO

「バレンタイン・コンサート♪」

【日時】2006年2月11日(土・祝)  午後3時開演(2時半開場)

【場所】和泉市コミュニティセンター(和泉市役所横)3階 多目的ホール

【チケット】当日3500円(前売3000円)

 【主催】「和泉市にジャズを!」実行委員会

【後援】和泉市・和泉市教育委員会・和泉市文化協会・堺市軽音楽連盟

和泉市にジャズを! Vol.6 

古谷 充 (アルトサックス、ヴォーカル)

畑ひろし (ギター)                   
神田芳郎 (ベース)
YOKO (ヴォーカル)

☆★チケット・お問合せは・・・

T/F 0725-56-0453 横野  T/F 0725-57-0590 金児  0725-40-3300 飯怐@     

4)ギターアンサンブルを作りませんか?

 ★地域に根ざしたクラシックギター同好会の結成を青葉台の方が呼びかけておられます。

   月2回くらいの練習で、地域のイベントに出演も、と夢はふくらみます!

 ★演奏曲のジャンルはクラシック以外にもポップス・ボサノヴァ・ジャズなどいいですね。

★必ずしもギターでなくても、マンドリンとかもOKのようです。

★ご希望の方は、ご遠慮なく 金児までメールを。お取り次ぎいたします。

第36号《’05年10月》

第35号《’05年8月》

第34号《’05年6月》

第33号《’05年4月》

第32号《’05年1月》

第31号《'04年11月》

第30号《'04年9月》

第29号《'04年9月》

第28号《'04年8月》

第27号《'04年8月》

第26号《’04年5・6月》

第25号《'04年3月》

第24号《'03年12月・'04年1月》

第23号《2003年8月・9月》

第22号《2003年6月・7月》

第21号《2003年4月・5月》

第20号《2003年2月・3月》

第19号《2002年12月・2003年1月》 

第18号《2002年10月》

第17号 《2002年8月》

第16号 《2002年6月》

第15号 《2002年3月》

第14号 《2002年1月》

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第12号 《2001年9月》

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